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5分のガールズトークが世界を救う

会いたい人に会う

…あ。あの人に会いたい。

朝起きて、ふっと思うことがよくある。
連絡してみると、
大体その日に会いにいけることになる。

いや。どちらかというと…
ねじ込んでもらうと言ってもいいかもしれない。

mtgとmtgの間のランチ。
病院の面会時間の30分。
用事に向かう間の道中。
仕事とお迎えの合間のクレープ。

なんて迷惑なやつなんだ(笑)
と自分でも思う。

だけど、
私にとってはすごく大事なことなのだ。

「会いたい人に会う」
私の満たされリストの一つ。

またゆっくり話そうね
都合が合えばご飯に行こうね
いつかまた出かけようね
と言って、何十年と会わない人もたくさんいる。

いつか、時間ができたら。は
いつまで経っても来ない。

昔から、会いたい人には会いにいっていた。
それが
近所だろうとちょっと遠かろうと。
時間があろうとなかろうと。
歩いて、自転車で、電車で、新幹線で、飛行機で。


今週は横浜とお見舞いに行ってきた。

無駄な時間?それって本当?


今、同級生に勧められた児童書「モモ」という本を読んでいる。

どんなお話かというと、
人々が時間どろぼうに盗まれた時間を
モモという女の子が取り返しに行くファンタジー。

時間どろぼうの灰色の男たちが
街の床屋の店主・フージーにいう。

今、42歳ですね?
少なめに70歳までとして計算してみましょう。
つまり3億1536万秒の7倍ですな。
22億752万秒、これがあなたのお持ちの財産です。

ミヒャエル・エンデ作 「モモ」より

さらに続けるには、
睡眠時間の8時間
食事をする2時間
歳をとったお母さんとの会話で1時間
ボタンインコのお世話に15分
買い物、靴磨きなどの日々の家事に1時間
毎週1回の映画、合唱の練習
週に2、3回との友達との食事
毎日足の悪い彼女に花を持って会いに行く30分。
これらが全部、無駄な時間、と言い放つのだ。

それらを全部カットして
1人に1時間かけていた仕事を半分にして
人を雇って仕事を増やせば
「お金」も「時間」も貯めることができ、
後から何倍も楽しめる、と。

同じように、街の人から時間が消えていく。

おしゃべりは消えて娯楽も減り
効率よくどんどん仕事を進める分、
お金は増えるけど人々はイライラし始める。

子どもと過ごす時間もないので
大人は高いおもちゃやお金を
子どもたちに渡す。

豊かだけど、豊かじゃない。

時間をかけて大事にしていた仕事は
すぐに終わらせる不本意な作業に変わり
1日の終わりのホッとする時間も
体を休める時間も
大切な人との交流も
全て無駄だと排除して、1日が灰色になってしまう。

時間どろぼうから見ると、
私の1日など無駄of無駄だ。
電車とバスを乗り継いで友達に会いに行き
帰り道に知らない街の坂を
ヒーヒー言いながら登るなんて
意味わからんすぎるだろう。

確かに、満たされた気持ちだったのに。

しかしかつての私だって
時間どろぼうよのうに
生産性のあることにしか目を向けなかった。

そして油断するとすぐに
時間どろぼうのようになってしまう。

豊かな毎日を送る、ということ。


おうち起業スクール・アイオライトで、
「楽ゆるマインド」という1番最初のセミナーで
講座生さんが言われるのは

リラックスしている時間
好きなことをする時間
大切な人と過ごす時間は
絶対に削らないでください。

と言うことだ。

私も口酸っぱく言われてきたこで、
コンサル生さんにもよくその話をする。

自分でビジネスをする、のも
会社で働く、のも
理想を叶えるための手段の一つのはずなのに
ついついのまれて苦しくなってしまう。

私たちは「ゆくゆく」楽をするために
「今の幸せ」を見送るクセがある。

だけど私たちには「今」しかないのだ。

「今」が幸せなら、ずっと幸せなのに。


カフェの壁の写真。
‘可能な限りたくさんのものと恋に落ちる’
という言葉がすきすぎて。


お金も「豊かさ」の一つだけど
「豊かさ」は人の数だけたくさんある。


あなたの「豊かさ」は何ですか?

何に、時間を使いますか?^^

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