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本の紹介「おとなになるのび太たちへ〜夢をかなえた10人のおとなが、『ドラえもん』を通じて伝えたいこと」

こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。

4月には入ってしまいましたが、3月といえば、ドラえもんの映画のシーズン🎥
ということもあり、今回は本の紹介📕

「おとなになるのび太たちへ〜夢をかなえた10人のおとなが、『ドラえもん』を通じて伝えたいこと」です。

この本は、プロフェッショナルな10人のおとなが、藤子・F・不二雄さんの「ドラえもん」の中から選んだ話を掲載し、自らの言葉を綴るという形になっています📖

その中には、推しの作家さんで取り上げた辻村深月さんもいらっしゃったので、勝手に代表とさせていただきます😁

推しの作家さんはこちら👇


そうそう、辻村深月さんは「ドラえもん」好きで、作品の中にドラえもんの道具が登場したり、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本を担当したりされていますね😊


話を戻して💦

辻村深月さんが取り上げたのは「ぼくよりダメなやつがきた」という話。
ざっくり紹介すると…

自分よりダメな転校生が来て、のび太は比較をし、何をやっても自分が勝てることでいつもと違って優越感を得るのだけれど、転校生はのび太に仲良くしてくれてありがとうと、感謝しながらも、また転校していってしまい、のび太がそこから学ぶという内容。

辻村深月さんは、“いい子”と“ダメな子”というタイトルで綴っています。

そんな中で、自分が一番好きな部分。

「学校」という場所にいると、どうしても、その中で重視される勉強やスポーツができるかどうかや、社交性やリーダーシップがあるかどうかなど…
何か定まった価値観に沿う人が“できる”と言われてしまいがちです。今、皆さんのまわりの人たちも、そういう子を“いい子”、そうでない子を“ダメな子”と呼んでいるかもしれません。
けれど、世の中には、もっと広い範囲にたくさんの価値観があって、そこでの“できる”もまたたくさんある。

本当にその通りで、人それぞれ輝ける場所があるんだよな、適材適所でないと、力が発揮できないんだよなと思わされる。
じゃあ、自分の強みってなんだろうという話になるんだけれど、少し前に書いた、「Dark Horse 『好きなことだけで生きる人』が成功する時代」の紹介の話に繋がってくるのかなと🤔

こちらからどうぞ👇


そして、辻村深月さんは最後に、次のように書いています。

これからおとなになっていくあなたにも、たくさんの出会いがあると思います。どんな職業の、どんなおとなを目指すにしても、誰かから受けた影響が確実に「おとなのあなた」を作っていきます。相手のことを意識したり、刺激し合う中で、あなたが誰かに影響を与えることもあるでしょう。
たくさんの出会いを、どうか楽しんでください。


子ども向けに書かれている本ですが、深いんです😆

他にも、俳優の菅田将暉さん、プロラグビー選手の田村優選手、宇宙飛行士の向井千秋さんらのセクションがあるので、ぜひ読んでみてください🥰


ということで、今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇


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