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論文・書籍

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これまで読んできた論文・書籍の感想やまとめ、考察についてのnoteです。
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#リーダー

リーダー行動と上司への満足感との関係に及ぼす職務特性および個人特性の影響

めちゃくちゃ部下のことを考えて動いてくれるリーダーっていますよね。そういうリーダーがいる…

原田優香
2週間前
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組織風土としてのリーダーのあり方がスタッフのバーンアウトに及ぼす影響とは。

組織風土と、バーンアウトの関係性を「看護」という環境において研究した面白い論文があったの…

原田優香
1か月前
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上司と部下の関係性が良いことに、デメリットがある?-非倫理的行動を防止するための…

LMXにまつわる面白い論文を、同級生に教えてもらったのでこちらをまとめようと思います。 Jou…

原田優香
2か月前
9

上司と部下の関係性ってどうすれば向上するの?-LMXの歴史、特徴、尺度から紐解く-

私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通っている、修士2年生です。いよいよ修…

原田優香
2か月前
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上司部下交換関係は、どのように資源の交換が生じているのか?

職場の中でのリーダー・メンバーとの関係性を考える時に、「上司部下間の交換関係(leader mem…

原田優香
2か月前
6

上司と部下の交換関係の「質」はどう分けられるのか?

上司と部下の関係性に着目した、LMX(Leader-member Exchange)という理論があります。リーダ…

原田優香
2か月前
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リーダーは、集団状況と集団メンバーのアイデンティティを把握することが、メンバーへ良い影響を与える!

私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通っている修士2年生です。大学院の名前の中に「リーダーシップ」という言葉があるように、リーダーシップについての学びも深めています。 リーダーシップ研究は、リーダーの行動がどのような過程を経てフォロワー集団の生産性に影響するのかという、リーダーシップ有効性のメカニズムに関心が向けられるようになってきました。 近年では、集団メンバーの自己概念がリーダーシップ過程に果たす役割が注目されています(e.g., Lord & Brow

LMX(上司・部下交換関係理論)とは何か?-事例から考える-

現在、私は立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通っている修士2年生です。修士論文のテ…

原田優香
2か月前
10

フォロワーの創造性を促進するリーダーシップには何が必要か?

現在、私は「上司と部下の関係性」をテーマに、立教大学大学院リーダーシップ開発コースの修士…

原田優香
3か月前
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組織内の倫理的行動は、個々の従業員が自主的に協力し合う風土に影響がある!?

組織内で倫理的な行動は、生まれていますか? 「倫理」とは、ここではあまり深掘りしませんが…

原田優香
3か月前
8

メンバーに安心を与えるセキュアベース・リーダーシップが、メンバーの挑戦を引き立て…

セキュアベース・リーダーシップという言葉をご存知ですか? セキュアベースとは、安全基地、…

原田優香
3か月前
19

暗黙のリーダーシップ理論:リーダーが行動しても、フォロワーが認知しなければリーダ…

「暗黙のリーダーシップ論」というものをご存知ですか? 暗黙のリーダーシップ論とは、フォロ…

原田優香
3か月前
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LMX(上司部下交換関係)はリーダーの感情共有で高まる!?関係構築の3ステップ

上司と部下の関係性を表す概念に、LMX(=Leader Member Exchange)理論があります。LMXとは端…

原田優香
3か月前
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高業績を上げるリーダーの3つの条件とは何か?

高業績のチームもあれば、低業績のチームもあります。この違いは、どこから生じるのでしょうか。 高業績チームと低業績チームのそれぞれのリーダーシップスタイルを調査した研究結果から、高業績を上げるリーダーの特徴が見えてきました。 今回は下記の本を元に、高業績を上げているリーダーの3つの条件について、まとめていきます。 ちなみにここでいう高業績チームとは、"チームに求められる成果・目標を達成しており、新規の課題への取り組みも積極的に行っている"チームとおきます。 ①メンバーに