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大失態をチャンスに! ー リフレーミングで得られた新たなチャンス

みなさん、こんにちは。

先日、家族でシンガポール旅行をしてきました。私たち家族にとってシンガポールは3年前に初めて海外生活を始めた場所であり、語りつくせないくらい沢山の思い出に溢れている第二の故郷のようなところです。

昨年バンコクに移住し、ちょうど一年が経ったこのタイミングでシンガポールを家族で再訪することができ、一年ぶりに友人たちに再会し、本当に楽しくて幸せな時間を過ごすことができました。

そんな思い出を胸いっぱいに帰路についた際、とんでもない大失態をおかしてしまったことが発覚したのです。

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バンコク行きの飛行機に乗り込んで、「シンガポール🇸🇬バイバーイ!またくるからね〜!」と手を振ろうとしていたその時、

夫「あ゛ーーーーっ!! ホテルに財布忘れてきた!!」

私「えええええっ!?」

夫「セキュリティボックスに全部入れたままだった!」

私「マジーーーーっ!?」

…そういえば、私もいつもの財布もってない...しまったやってしまった...。

なんと私たち夫婦して普段使っている財布一式をホテルに忘れてくるというとんでもない失態をおかしてしまったのです。旅行中は別の財布を使っているため、この時点まで気がつかず...。

機内はもう離陸アナウンスしてる中、とりあえず、何を忘れてきてどの位困るのかをお互い確認。そしてそれ程大事に至るものはないというところを確認してホッとしたのも束の間、電波の届く間に必死でホテルに電話💦

ホテルの人に現物確認してもらい「それで、今から取りに来る?」と聞かれるも、いやいやもう離陸直前だし💦 郵送してもらいたいので詳細はメールでやり取りさせて欲しいと告げて一旦離陸🛫 一路バンコクへ。

ホテルの方の対応はとても丁寧で、バンコクに到着したらすでにメールが届いており、確認した結果、残念ながら金銭、クレジットカード類は税関の関係で郵送できないとのこと。では仕方ない、どちらかが取りに行くしかないね... という話になり、帰ってきたばかりでまた出費かぁ...とブツブツ言いながら格安チケットを探し出しました。

しかしここで、ふと「この出来事から得られることは何だろう?」というNLPで習ったフレーズが頭をよぎりました。これはリフレーミング (reflaming) と呼ばれる手法で、状況や出来事に対する捉え方=枠組み(フレーム)を変えることで、同じ出来事に対して新たな視点や意味づけを与えることができると言うものです。

同じ出来事でも人によって良い結果と捉えるか、悪い結果と捉えるか、それぞれの価値観によってそこから得られる結果は異なります。また、実際に起きている事実は変えられませんが、どう捉えるかは自分次第です。

私は咄嗟に、飛行機代をかけてホテルに置き忘れた財布を取りにいかなくてはならないと言うこのネガティブな状況を、シンガポールを再訪できる機会が得られた!とポジティブに捉え直し、この機会に新たな意味づけを見出そうとしました。

するとそこからは、ちょうど最近興味を持ったシンガポールでしか参加できないセミナーがあったことを思い出し、速攻で主催者の方に連絡を取り最後の1枠を確保し、日帰りで全ての予定が完結できる航空券の手配まで、わずか30分ほどの間に一気に決断し完了することができました。

夫も快く行っておいで〜と言ってくれることに感謝しつつ、セミナーの残席もちょうど1席、3連休の真ん中の日程なので航空券も残席1−2席という状況で全てが上手くハマったことには、もう引き寄せられているとしか考えられないほどでした(笑)

旅先に財布一式を忘れてくるという大失態が、リフレーミングによって視点を変えたことで、新たな出会いと学びの機会を得るという新たな意味づけが生まれたわけです。

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しかもこの話、更に続きがあります。翌日ふとまた重大なことを思い出したのです。

実は、数ヶ月前にシンガポールの銀行口座宛てに税金払戻しの小切手が来ていたのですが、その手続きをするのをすっかり忘れていたのです。せっかくの再訪の機会に何か他にも出来ることはないかな?と考えていたところ、完全に忘れ去っていた小切手のことを思い出したのです!しかもその払戻し額がセミナーの費用と同額!結局セミナーはフリーで参加出来るのと同じことになった訳です(笑)

これも一見、偶然の出来事のように思えますが、実は私たちの脳の仕組みと潜在意識が関わっているのです。

NLPの講義の中で、脳の仕組みの特徴に「脳は空白を埋めようとする」というものがあることを学びました。”空白”とは問いに対する答えが分からない状態を意味します。

脳はその特徴として、”分からない=空白の状態 を嫌う”という性質があるそうです。なので、脳は問われたことに対して答えを探してその隙間を埋めようとします。そして直ぐにその場で答えがでないものに対しても、潜在意識のどこかでずっと答えを探し続けるのだそうです。

だから私が「何か他にもこの機会にシンガポールで出来ることはないかな?」と考えていた問いに対して、私の脳は意識および無意識下でも働き続け、時間を経て潜在意識下に忘れられていた記憶が蘇って来た訳です。

逆にいうと、何か得たい情報がある場合には、意図的に自分に「問い」を持たせておくことで、脳はその答えを埋めるために潜在意識下でも働き続けるため、結果的により効果的に得たい情報にアクセス出来るようになるということになります。

このようにNLPのテクニックは日常のあらゆる出来事に適用出来るものです。日々の感情を少しずつでも良いものにしていけたら、それがより良い毎日、より良い人生に繋がると思います。

皆さまの毎日がより良いものになりますように!

まとめ

リフレーミング:状況や出来事に対する捉え方=枠組み(フレーム)を変えることで、同じ出来事に対して新たな視点や意味づけを与えることができる。
脳は空白を埋めようとする:”空白”とは問いに対する答えが分からない状態のこと。脳は問われたことに対して答えを探してその隙間を埋めようとする。よって意図的に欲しい情報が集まるように効果的な問いを与えることが大事。




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