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カンヌ&ニース
南仏旅行2日目のお話。
カンヌ
2日目はまず朝カンヌのビーチを散歩するところから始まった。
美しい砂浜に青い空、透き通るような海。
初日とは打って変わって最高のスタートだった。
美しい海、綺麗な街並みに目を奪われ
一生かかっても手の届かないような不動産を見つけては驚き
さてそろそろニースに向かおうかとインターネットでチケットを購入した。
電車まで20分、駅まで徒歩10分。
余裕のはずだった。
昨日の夜歩いたとこ目指せばいいんだよね〜
そう行って地図も見ずに歩いていた。
これが失敗だった。駅からどんどん離れていた。
気付いた時には電車まで12分、駅まで徒歩13分。
まずい。
日本人成人男性3人はカンヌで早歩きを始めた。
あれ?これ結構やばくない?
成人男性3人、カンヌで爆走。
今後の人生でカンヌで全力で走ることはないのではないか、そう思った。
まるで映画の撮影のようだった。
全力疾走のおかげもあり、電車には間に合った。
汗だくになって電車にかけ乗りコートを着る他の客を横目に暑い暑いと言って薄着になった。
思い返すとこの瞬間がこの日で1番暑かったかもしれない。午前10時半。
ニース (前半)
11:00、ニースに到着。
大通りに出てひたすら南下して〜っていう大雑把な指示に従って美来まなはると合流。
海沿いのカフェでお昼ごはんを食べた。
こちら黒いバンズのハンバーガー。
出てくるまで20分弱かかったけど待った甲斐のあるジューシーでとても美味しいハンバーガーだった。
ちひろが味しない芸人すぎてサンドイッチに酢やら塩やらかけまくってたのが面白かった...
ヤシの木、青空、透き通った海
全てが揃っていた。
唯一、冷たい風が余計だったけど日向はそれを吹き飛ばす太陽の力であったかかった。
食事のあとはみんなで丘の展望台に登ってニースの景色を堪能。
誰が撮ってもこうなるニースの景色。
なんでみんなこの写真なのかよくわかった。
どう考えてもこれが一番綺麗。
広い空、白い雲、青い海、グレーの浜、オレンジの家々。
カラフルだけど統一感があって、しかもそれぞれのコントラストが美しく、写真から暖かな空気が伝わってくる、そんな構図。
そりゃこの景色記憶だけじゃなくて記録にも残したくなる。
ニースっていいとこだ。
丘の反対側には港があってこちらもまた美しい。
いつかこの港に船を所有したい。そう思った。
そのあとは少し下ってまた違う目線からこの美しいカーブを見てうっとりした。
アコーディオンを演奏してる人がいて、音色と波の音、風の音にカモメの鳴き声のコラボレーションが景色の美しさを引き立てた。
再び海辺まで降りて潮風に当たってしばし談笑。
現代の流行に乗っかりすぎなオブジェを眺め
南仏を全身に感じて
今度は浜辺へ。
ニースはカンヌの砂浜とは違い全部石の浜だった。砂利かな?って思ったらもっと大きくて、石。波打ち際は削れて砂利のようだけど少し上がれば石石石。
自然の摂理に反したパフォーマンスに驚き
水と戯れ(靴濡れた)
水切りもした。
あんなに全力で石を投げたのはいつぶりだろうか。めちゃくちゃ楽しかった。
海を満喫したあとは旧市街へ。
鮮やかな建物にベランダの植物、さらには洗濯物すらもアクセントになって美しく感じてしまう。
日常のど真ん中なのにどこか非日常的なそんな景色。ずっと新鮮な気持ちでこういう景色を見られるようにありたい。
どこへ行ってもどこを見ても美しい。圧巻。
一旦宿へ向かったのだが
ここでまた災難が、、、
全然宿見つけられず、指定の住所に行ったら隣の家のペンキの塗り替えしてた人たちにここの人は○○○に今は移ってるよとか言われて無駄に歩かされ、、、
結局元の住所があってて歩いて戻って家に入れたし家主さんもすごくいい人で本当によかった…
あの作業員たちは絶対に許さない…
ここでまだこの日15:30すぎ…
充実し過ぎて意味がわからない。
まだまだ続きます。
ニース (後半)
一休みしたら身軽になって宿を出て夕食へ。
夕陽に映える観覧車。
これ回転速度がめちゃくちゃ速くて、1回乗ると7周するらしい。
そして夕食は
名物ひよこ豆ビールと
ニース料理で優勝。
飴色玉ねぎのピザやミニバーガー、もうどれを取っても美味しかったし何と言ってもコスパが神。
ビール2杯飲んでお腹いっぱい食べて20€切るってすごい。幸せ。
ここから本日のメインイベント、
**Carnaval de Nice **!!
パレードが始まる前は隣にいた小さい女の子と騒いで踊って楽しかった。子どもって可愛いなぁって改めて実感。
そしてパレードが開演!!!
圧巻の山車、統一感のない音楽、自由すぎるキャストたち、観客参加型パレード、、、
もうカオスの大渋滞だった。
ハリウッドスターに
よくわからない象🐘
突然カーニバル感強調してきたり
特大チャップリンがいたり
どぎつい顔した何かが現れたり
各国首脳を模した 「it」のピエロ達や
#metoo を掲げた社会派の山車まで様々。
とにかくカオス。テーマは映画だったはずなんだけどとにかくカオス。
キャストが一番楽しんでてお喋りしたりセルフィー撮ったり、観客を巻き込んで一緒に踊ったり、とにかく楽しませてもらった。
むちゃくちゃな音楽に合わせて自由に踊るのはめちゃくちゃ楽しかった。
でもどんな山車よりもカオスだったのは
中国人集団に絡まれて日本語フランス語中国語が飛び交う中騒ぎまくったこと。いやもう言葉では表せない混沌さだった。
とにかくカオス。
そして南仏とは思えない寒さで、ヒートテックの重ね着も効果を為さなかった。
もしこれが暖かい夜だったらって考えたらもっと盛り上がれたかもなって少し残念だった。
いずれにせよ、めちゃくちゃ楽しくて本当に行ってよかった。
しかもこれがたったの5€というコスパの良さ。もう何度でも言うがニース最高。
本当に楽しかったし 「やばい 」っていう便利な日本語この日だけで何度発したかわからない。
(語彙力を向上させたいと切に願う。)
とにかく楽しいニース、最高の2日目だった。
宿に帰るとシャワー浴びてバタンキュー。ぐっすり眠った。
そりゃあこんだけ動き回ればぐっすり眠れるわ。
3日目はモナコ。これがまた最高だった。
yukiya