![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16437636/rectangle_large_type_2_41378f533e40ef2fdd0b7fff0a1d0228.jpg?width=1200)
最果ての夕陽
セネガルはアフリカの西の果てにある。
厳密にはアフリカ大陸の西の果てだけど(カーボベルデがあるため)。
日出づる国、日本から一大陸の西の果てに来たと思うと感慨深いなぁ、と。
というわけでアフリカ大陸最西端、いってきました。
ダカール西端地域(Almadie)はアメリカ大使館をはじめとした大使館や国際機関がたくさん集まるエリアで、端っこには海鮮レストランが連なっている。
今回はその一軒にお邪魔。
ちなみにこちらのお店はジャイカの協力隊の人も関わっていたこともあったそうで、ウニがそのまま通じたり、日本語をスタッフの人がちょこちょこ話せたり、とてもおもしろい。
もちろんそれだけじゃなくて、牡蠣もムールも魚もなんでも美味しくて、さらに高すぎない。素晴らしい。
さて最果ての夕日、タイミングによっては夕日が水平線に沈むところまでは見えないこともあるんだけどこの日は100点満点。
日が沈むその瞬間までじっくりと見ることができた。
人生はタイミングだ、なんて大きすぎる話だけどこういう小さい出来事に始まり人生の大きな選択や人との出会い、いろんなことが自分ではどうしようもないタイミングによって支配されているなぁって。
沈みゆく夕日を見て、いろいろ振り返りながらそんなことを考えた。
でもそんなのはちょっと大げさすぎるか。
それにそんなの寂しい。
出会いや人生のイベントがただのタイミングのおかげなんてそんなことあるか、と。
一緒に食事に行った友人たちを見ながら思った。
それよりもその絶好のタイミングを逃さない、むしろ引き寄せる、そんな人間になりたいと。
徐々に暗くなる空と反対に明るくなる星をみなで数えながら。