夏の風物詩1
風呂上がりに、足拭きマットの隣に黒いものが落ちている。さっきまで子が昆虫のお世話をしていたので、昆虫マットがこぼれたのかと思ってよく見ると頭が赤い。ほたるの成虫じゃん。いつの間に成虫になった?
先月のこと、ゲンジボタルもヒメボタルも見たし、あとはヘイケボタルが見たいと子がいうので、行ける範囲で絶対見れそうなところを探した。
大曲己爾乃神社裏のヘイケボタル
おまがり(大曲)ボタルを守る会の山本光男先生が、この辺りにわずかに残っていたヘイケボタルを保護して、増やす活動をはじめられたそうだ。当日いらっしゃった他のお二人は、小学校の先生だった頃の教え子だということだった。ずいぶん大人になってからも、一緒に活動する仲間になるって、すごい。
ホタルを育てているところも見せてもらった
ちょうどゲリラ的な雨が降ってきたこともあり、じっくり観察している子に、「昆虫を飼うとか、興味ある?」と先生が聞いてくださった。「ある!」と即答できない年頃の子。しかしついていく。「失敗してもいいから、やってごらん。できても、できなくても、また来年教えにきてくれたらうれしい」そんなふうに言ってくださった。
そんなわけで、およそ30匹の終齢幼虫をスポイトで吸い取って、いただいて帰宅。
幼虫を飼うのは楽しい。しかし、上陸装置は?どうする?
それはまた今度。