作詞で重視したポイントを公開してみる
『応援ソング』や、『勝手にPRソング』を作っているyu-ka です。
『rainbow』の歌詞考察...いやいや、
自分で曲に込めた想いを語ります。
自己満にお付き合いくださる方、歌詞作りのプロセスが気になる方はどぞ!
*覚えてもらうために、お名前を活かす
『応援ソング』を作る目的の一つに、
「その方をまだ知らない人に、知ってもらいたいなぁ」ということがあります。広報ですね。
大事にしているのは、お名前をアレンジして歌詞に組み込むことです。
例えば、お名前
直→「まっすぐ」
さき→「どんどん先へ」
など、語感や意味合いを大切にして入れています。
すずちゃん、こと
鈴佳さんの お名前にちなんで、今回は
『リン!』と咲き誇り
と歌詞に入れました。
*なりわいを知り、その人らしさを入れる
前職が、中高の教諭だったということで、先生らしさは絶対入れたいなと思いました。
I'll teach you about love and rainbow.
次は図工。Let's make a big rainbow.
例えば、こんな感じで。学校の授業感を出しています。
また、彼女のキャッチコピーである
『レズビアンの保健室の先生』
を聞くと、
やや卑猥なイメージを持たれることも...
と話していた鈴佳さん。
さらっと話していたけれど、すごく私の心に残りました。
そのイメージを払拭させたかったんです。
そのために
気をつけ・礼・着席 のコードを意識し、
あえて小学校に近いイメージで、曲調・言葉の語りかけ方共に、可愛らしくしました。
*共感・包括範囲を広げる意識
曲を親しんでもらうポイントとして、歌詞にいかに共感出来るかって大切だと思います。
あまりにもかけ離れていると、遠い世界の話だなぁと感じてしまうのではないかな...と。
今回作ったのは、『レズビアンの保健室の先生』である井上鈴佳さんの、活動と彼女自身への応援ソングでした。
彼女の活動内容を知ったとき、
「素敵な社会課題解決活動だなぁ。
でも自分にとっては、少し遠いもの。」
受け手の方によっては、そんな印象を感じるかもしれませんね。
しかし「自分の性に誇りを持つ」ことの
ハードルの高さは、
決してLGBTの方の前だけに立ちはだかるのではなく、番人共通なのではと思いました。
だからみんなに向けて書きました。
男らしくしなさいと言われた、
女子力が足りない気がして悩む、などなど。(↑これは私w)
ありますよね。
なので、門戸を広げて、マイルドな表現にこだわったつもりです。
LGB =好きになった対象を堂々と好きと言える
胸に宿ったキラキラ大切にできるわ(world)
T= 自分で認知する性別を、自他共に受け入れられる(それに伴う 好きな対象も。ここでは、モノや趣味などのイメージ)
僕お魚、私はフィギュア
この僕、私は
"自認" の性として書いてます。
青い服を着させられるけど、ほんとはピンクが着たい。そういったことを、よりマイルドにしたイメージです。
好きなものを好きと言える気持ちを大切に。
自分の性と向き合い、誇りに思おう。
多くの人が分かち合えるであろうことをメッセージとして入れたつもりです。
*価値観の挿入
ここは絶対に外せない。
紹介する方の価値観が伝わるように作詞しました。
汲み取ることしか出来ませんが、感じたことをね。
・さまざまな物差しで見ると実は"唯一無二"である個々の性を、誇りに思いあおう。
・自分の性に対して、皆が当たり前のように自信を持ちあえた先の世界を見たい。
・性はグラデーションなんだ。
・理想の世界を作っていくために、待ってるんじゃなくて、自ら行動を起こしたい。
こういう考えを鈴佳さんの講演から感じて、歌詞や、口調に反映させてみました🎶
※一応補足。私は、ally(アライ)の立場で、作詞させていただいてます。まだまだ勉強中です。
(でも、自分も特殊な感覚があるので、同じような感覚の人に会ってみたい...。多分、デミかなぁ。)
あ、なんで応援ソングを作っているのかというと。
人と人を繋げるのがつなげるのが大好きなお節介だからです。(本当に好き!)
頑張ってる方を全力応援したいからです。修造さんくらい、熱血だったりして。
大好きな音楽というツールで、お力になれたらこんなに嬉しいことはありません。
貴方の応援ソング📣 、PRソング、作りたいです。気になった方は、ぜひお声掛けください(*^^*)
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