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音楽海の中でしか

音楽海の中でしか......

完全には自由でいられない。
うまく息継ぎができない。
ということに、ある日気づいてしまった。

息を吸うようにミスをし
注意をされ
ビクビクし

その度に無意識に硬直した。

助言してくれる人にこれっぽっちも悪気はない。
でもどんどん自信がなくなっていった。

正しく泳げているんだろうか?と
いつのまにか
自分を監視するようになっていった。
それがクセになっていた。

一方で、ピアノ弾き語りをしているときは
自信に満ちていると言われたり
別人のようだと言われたりする。

それもそのはず。

音楽の海の中は、私にとって自由だから。
「間違ってるよ」と肩叩きされることがない
場所なんだ。

だから私は、大きく息を吸い
リズムに身を任せて表現をして
心の底から自己を解放することができる。

そんな大海原につかった状態で
生まれた曲は
誰かの心を
ノックすることもあるようだ。

だから今日も"オンガクカイ"を離れられずにいる。
自由になった自分と誰かの心が交わって
生まれるものがあるとしたら
こんなに嬉しいことはないんだから。

*エッセイは投げ銭制です*ありがたく音楽活動に使わせていただきます!そして、(状況が落ち着いたら)チーズケーキをいただきながら、丁寧に言葉を紡いでいきます♪