見出し画像

新年の憂鬱 Jan16-20.2025

新年から始めたこの日記を早速休んでしまった。先週はどうにも気分が上がらない日々だった。正月ボケだとか、怠けだとか言ってしまえばそこまでなのだが、どうにもエネルギーが枯渇しているという感じ。

体調が悪いわけではないので、寝込むわけにもいかない。いや、体調が悪くなければ、寝込んではいけないなどと誰が決めたのか。

思えば、二年前の成人の日にはコロナ初罹患、昨年も奇しくも同じ成人の日に高熱。流行病ではなくただの風邪だったのだが、一週間くらい調子が戻らなかった。

今年はさすがに事前の警戒を怠らなかった。年末年始の疲れがこの辺りでどっと出ているのだろうと考え、年末も無理なく、年始も体調に最大限の注意を払って。これは風邪のひき始めかもという寒気も幾度かやり過ごし、しかし寝込むことはなく成人の日のXデーも無事に乗り越えた。しかし、週明けからどうにも身体が重たい。熱もなく、健康そのものであるはずなのに。

こんな時、以前の自分だったら、無理にでも身体を動かして乗り切ろうとしただろう。そもそも、この身体の重さにすら気づかずにいた時期もあったと思う。でも、今の私はこの重さが怠けや気のせいなんかではない事を知っている。無視すればするほど、後の反動が激しいものになることも。

こんな時、大事なことは自分の身体を信じることだ。また怠けて、どうせ気のせいだろ、などと責めてしまっては、治るものも治らない。無理させてごめんね、今日は早く寝るからね。年末年始、頑張ってくれてほんとありがとう、しっかり休んでね。自分の身体を信じてケアすれば、エネルギーが満ちる日が必ずやってくる。

そうしてやっと今週を迎えた。身体の重さは去り、またエネルギーが戻ってきた。

考えてみれば、年末の今年の内にやり遂げなくてはという気忙しさや、新年の今年は何を成し遂げるのか、というのがどうにも苦手なのだろうなと思う。世間全体がそういう空気に満ちていて、直接聞かれずとも、その圧みたいなものを勝手に背負ってしまうのだと思う。

今年は更に天気も禍した。雪は嫌いではないが、厚く垂れこめた雲に覆われて、日照時間が極端に短かった。ようやく高気圧に恵まれ、晴れ間の多いここ数日、できるだけ多く日光を浴びて充電する。太陽のありがたさをこの身にできる限り染み込ませる。


いいなと思ったら応援しよう!

yuki
よろしければ応援よろしくお願いいたします。 いただいたチップで、うちの積読山を更にうず高く積みあげていきます!