【イベント】無料で参加できるアートや福祉をテーマにしたイベント
コロナウイルスの感染が地球規模で猛威を振るうなか、数ヶ月前には想像もしなかった数々のことが身の回りで起きています。
仕事環境の変化もまさにそのひとつで、テレワークが始まってから早くも一週間が経ちました。毎日のように顔をあわせていた職場のメンバーとは画面越しに会うようになり、自然とパソコンと向き合う時間が多くなります。
ダメージが大きいのは今まで身近にいた大切な人たちに会えないこと。
事務所のスタッフと会話したり、週末に家族と過ごしたり、友人と居酒屋でビールを飲みながらたわいもないお喋りをすることも、この状況のなかで振り返ると、本当にかけがえのない時間だったと感じます。
自粛要請の影響で行けなくなった展覧会や文化系イベント。スポーツジムやフラメンコ教室。ゴールデンウィークの計画。仕事や日常生活にたくさんの変化があるなかで、どうにか自宅でできることを頭をフル回転させて探す日々です。
一週間もすると、時間とエネルギーがもどかしく身体に漂い始めるなかで、この機会に何か少しでも自分にできることはないかと考え始めました。
そこで、自分の仕事にも関係していて、日頃から関心度の高い、アートや障害福祉のジャンルに関する情報をベースに、おもしろいと思ったこと、伝えたいことなどを書き記していきたいと思います。
最初から意気込んでしまうとキツくなりそうですが、主にはこんな内容を取り上げたいなと思っています。
1. 国内外の展覧会やイベント情報
2. 障害のあるアーティストの活動
3. アクセシビリティに関する事例
4. ニュース記事
5. 書籍
6. その他(映画・舞台・音楽・テクノロジーなど)
これまであまり文章を書いたことがないので、読みづらい点や、突っ込みどころなど多々あると思いますが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。
まずは、文化芸術や障害福祉に関連するテーマで、自宅などからオンラインで参加できる無料のイベントをご紹介します。
#STUDIO202X「コロナ危機と文明の転換」
ゲーテ・インスティトゥート東京(東京ドイツ文化センター)がオンライン配信する、ジャーナリスト津田大介さんのファシリテーションによるトーク・プログラム。日常生活のレベルを越えて、コロナウイルスが今後、文化・芸術にもたらすかもしれない影響に着眼した連続トークシリーズです。各テーマに基づいて国内外からさまざまなジャンルの専門家を迎えています。
今月は毎週金曜日20時〜22時でFacebook(英語)及びTwitter(日本語)で生配信。視聴者もゲストへの質問を投稿することでディスカッションに参加可能です。
4月1日(水)に実施した第1回目では「危機の時代における文化政策」をテーマに、ゲストに芸術文化における法律を専門とする弁護士の福井建策さん、劇作家の平田オリザさんを迎え、更にベルリン市長のクラウス・レーデラーさん(ベルリン州政府文化担当参事でもある)のインタビューを交えながら、日本とドイツの文化政策について議論が展開されていました。
※ゲーテ・インスティトゥート東京の公式サイト及び公式youtubeから過去の映像を見ることができます。https://youtu.be/Jqc9spgqB-A
WIRED UNIVERSITY:FUTURES LITERACY学部
WIRED日本版の最新号 「FUTURES LITERACY」では、編集部が注目する講師20名による「2020年代の基礎教養20」を紹介。それと連動した連続講義シリーズとして、なぜいま新たな学問が必要とされるのか、さまざまなテーマから掘り下げています。
第1回目は伊藤亜紗さんによる「利他学」でした。著書に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる身体』(医学書院)を持ち、障害がある人の身体感覚について研究を重ねてきた背景から、自身の考える「いい利他」について語っています。
※WIREDの公式youtubeから過去の映像を見ることができます。https://youtu.be/d-yTT9MHFoA
同じく伊藤亜紗さんが参加するトーク情報です。現代アートチーム、目 [mé] によるプロジェクト《まさゆめ》の関連プログラムとして、ゲストを交えた全3回のトークセッション・シリーズがライブ配信にて開催されます。4月12日(日)の第2回目のシリーズで「見る」ということをテーマにお話しされる予定です。
※各回の配信当日に《まさゆめ》公式WEBサイト、「ほぼ日曜日」公式WEBサイトにて視聴URLの案内があるとのこと。
※視聴はリアルタイムでの配信のみでアーカイブ記録は残らないそうです。
また、新しい情報をみつけ次第、更新したいと思います。
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