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【出産レポ】2017年9月初産時〜前編〜

現在、第二子妊娠中で、9月中旬出産予定です。

3年前に第一子長男を出産した際のレポートを記事にしたいと思います。

なぜ今?

予定日を目前に控え、ふたたび出産が怖くなってきたから、です笑。
実は3年前初産の時は、超安産でした。

安産であった3年前のことを思い出し、心を落ち着かせようという魂胆です笑。
いやいや、これから出産を控えている方の励みになると確信していますよ〜!笑

ちなみに産後3日目までに、忘れまいと必死で病室で記録したメモをメンテし、記事にしました。

では早速!▶︎▶︎▶︎

《当記事3,800字、読了時間3分》

予定日3週間前の検診で…「早く出した方がいい」

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ずーっと胎児の体重が伸びず、成長曲線ミニマム値ギリギリを進んでいた。そんな中37w2d(臨月に入って2週目)の検診で、たまたまその日代理だった先生に別室に夫と呼ばれ、次のような話をされる。

小さい。タバコを吸ってるお母さんによく見られる胎児の小ささ。胴回りが細い。推定2,300gくらい。このままお腹の中に予定日まで置いていても成長が見込めないかもしれない。正産期に入ったので、促進剤を使用し、早くに出した方が安全と考える。(この日は土曜のため)月曜に改めて院長と相談して決めてください。

タバコなんて吸ってない。夫と、びっくりしたねと、話しながら帰るも、院長はまだ早いと判断するやろうと、気長に考える。
赤ん坊が出て来る気配はない。

2日後の検診…まさかの誘発分娩決定

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診察室に入るなり、院長にこう言われる。

〇〇←胎盤の端っこに臍帯がついてる状態の名称、臍帯卵膜付着の可能性がありますので、誘発分娩しましょう。明日、入院セットを持ってきてください。明後日、朝から促進剤投与して産みましょう。

え?頭パニックになる。

夫も少々困惑。

2日前、代理の先生には、ただ胎児が小さいだけと言われた。今日は病名のようなものを言われた。今まで、そのような状態にあると言われたことは一度もなかったのに。なんだか取ってつけたみたいだ。不信感抱く。エコーを見て、やはりそうですねと言われるが、素人には分からない。承諾するしかなかった。

家に帰って、腑に落ちず、夜枕元で泣く。
病院の先生の都合や経営の都合(促進剤使った方が儲かる、とか)で丸め込まれたのかな、と考えてしまう。
確かに成長曲線の、ミニマム値にいるとは言われ続けていたけど、もう少しお腹の中で育てたかった。

赤ちゃんの都合で出してあげたかった。
私の胎盤の状態がよくないばっかりに申し訳ない…

そう思って涙が出てきた。

その2日後、入院

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結局、夫の都合で入院日を1日後にしてもらった。

▪️9:30
入院。外来の内診台でラミナリア(海藻で出来た綿棒のようなもの)3mm×6本を子宮口にトントンと入れられる。痛くて声が出る。
助産師さんが手を握ってくれた。陣痛に耐える間、こんな感じなんだな、と思った。

その後、外部から来ているエコー専門の若い女性の先生にエコー診てもらう。

看護師:臍帯卵膜付着の疑いがある妊婦さんです
エコー先生:みてみますね。うーん。正常ですよ?小さめは小さめですけど…特に問題はないかと…。2,400gくらいはありそうですよ。え、もう入院されてるんですか??

わたし、不信感しかない。

3人の先生方が皆違うことを言っている。でもわたしのお股にはすでに子宮口を広げる器具が入ってしまっている。

結局じゃあわたしは今、なぜ入院するの?本当に早く出す必要があるの?

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エコーが終わり、病室に通された後、1人で泣く。
結局納得できないままお産を迎えて、ちゃんと、出て来てくれるのだろか。不安と悔しさが入り混じった気持ち。

院長に、明日は、出産はおそらく夜、長引けば日をまたぐだろうと言われる。

その後、血圧測定やらがあり、看護師に不安そうですね、と声をかけられ、先ほどの経緯を話す。よく話を聞いてくれる看護師で、3人の先生の意見が違うのは仕方のないこと、但し院長の説明不足感は否めなくそれは良くないですよね、と言ってくれる。

ただ、早めに産むという選択は間違ってなく、万が一のこと(胎動が無く、知らぬ間に胎児が亡くなっていた)があるのは事実。そうならないことを先生方は第一に考えている。だから安心して臨んでほしいと言われ、心のつっかえがかなり取れる。(後から考えるとこの判断は確かに正しかった)

入院当日の午後

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✔︎昼完食(量めちゃくちゃ多い)
✔︎夜7割完食(量めちゃくちゃ多い)

▪️19:00
 朝入れたラミナリアを抜き、今度は10本(+別に子宮口広げる薬?)入れられる。痛い。

直後から、3分おきにじっとしていられない位の重めの生理痛のようなものがくる。おかげで3分おきに目が覚めてほとんど眠れないまま出産当日を迎えた。

夜中吐き気があったが吐くまでには至らず。

出産当日

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▪️9:30(促進剤投与開始)

前日のラミナリアを抜き、LDR(陣痛から分娩、回復までを同じ部屋で行うことができる個室)で促進剤の点滴投与を開始。10mlから様子をみながら30分おきに10mlずつ増やしますと言われる。促進剤に良い印象がなかったのでひたすらビビる。

朝食はひとかけらも口にできず。
便尿大量に出る。

ラミナリアの効果で子宮口が3センチ開いている。

夫には、最初からずっと同室にいてもらう。結果的に計画分娩で、立会者の都合をつけることができるという点で良かったと思う。

▪️11:30

昼食の匂いが分娩室まで漂って来て気持ち悪いなあと思う。
もちろん食べる余裕がないので夫に隣の病室で食べてもらう。食べ物の匂いが気持ち悪く、部屋のドアを閉めてもらう。夫にイラッとする。

陣痛は、痛いは痛いが声を上げるほどではない。
が、じっとはしていられない。
陣痛間隔は3分おきくらいと、短い。

▪️12:30

痛みが強くなってきて、陣痛の波の時に声が漏れだす。いたいぃー、という感じで。

夫には腰をずっとさすってもらう。
テニスボールは?と聞かれるけど、手でさする方がよい。手が止まると催促(夫は辛そうだったw)

子宮口3.5センチ。

3時間でたったの5ミリ。こんなに痛いのに。嘘だろと思う。

助産師さん曰く、予定日前にゼロの状態から促進剤投与してるんで、陣痛は進んでも、子宮の壁はまだ固いし口も開いてない。時間かかりそう。多分夜ですね、と言われる。

出産レポでよく見たやつだよ、ハイハイ分かってるけど辛いな、と思う。

長丁場になるからと、部屋の電気を消され、陣痛の間寝てくださいと言われる。
痛くて寝れるかい。

ずっと腰をさすってくれている夫に、申し訳ないな、と思う。

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▪️13:00(破水)

骨盤のあたりでプチンっと、音がして、生ぬるいものがドバドバ出て来た。破水?夫に助産師さん呼んでもらう。産褥ショーツオープン。

破水ですね〜

お腹のなかの内臓の一部が体外にドバドバ漏れるような感覚がなんとも気持ち悪くて、おえーっと嘔吐。そういやずっと昨日から吐き気してたんだった。

ただ、当日なーんにも口にしていなかった為、ほぼ胃液。
前日もりもり病院食食べておいて、当日ほぼ口にしないってのがよかったのかも、とこの時に思う。

胃液吐いてスッキリ。

破水後、陣痛間隔は5分くらいに伸びたが痛みはキツくなってきた。記憶曖昧。

▪️14:00(子宮口5センチ)

わたしの「いたいーーー」の声がおっきくなってきたからか、助産師さんが常に付き添ってくれるように。だいぶ痛そうですね、と。

ここで内診。
まさかの5〜6センチ。産道の壁も柔らかくなってますよ!進みが早いですね!もしかしたら明るいうちに赤ちゃんに会えるかもしれませんよ、と言われる。

陣痛間隔は3分くらい。内診グリグリが痛すぎてすんごい奇声を発した気がする。
(今思うと生まれる瞬間よりこれが一番痛かったわw)

トイレに行きましょうと言われる。無理ですー!的な顔をして黙っていると(子宮口が)全開でもみなさん行きますから、と真顔で言われ、諦めトイレに向かう。個室に入った時に波が来て腰が砕けそうになる。立っていられないほどでしゃがみこむ。波が過ぎた瞬間に分娩室へ急いで戻る。

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▪️14:30

痛い。友達から、陣痛の痛みについて色々聞かされていて

✔︎ハンマーで腰を何百回も殴られてる
✔︎金棒で子宮の中をグリグリされてる

とか、ネットでは

✔︎トラックでお腹をひかれる様
✔︎この世のものではない痛み

とか。

わたし場合は…痛いけどこの世のものの痛みであるというのが率直な感想。生理痛の超超超ひどいバージョンという感じ。

知ってる類の痛み。ただもんっの凄くひどい。という感じ。

痛みの種類が変わってきた。
この頃から、生理痛のひどいバージョン+子宮の入り口がキリキリっと何かに押される間隔があった。助産師に伝えると、ちょっと気張ってみてもいいですよと言われる。痛いけど希望が見え始めた。

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▪️14:45(子宮口8センチ)

内診。子宮口まさかの8センチ!
自分でも分かるくらい、赤ちゃんがグングン降りてきてくれている。2週間も早く、ゼロから促進剤使ってるのになんてお利口さんな赤ちゃんなんだと、痛いながらに感動する。夫の腰さする場所もお尻の方を催促するようになる。

陣痛の波に合わせてうんちを出す感覚で気張ると、今までになかった、何かが出ては引っ込みそうな感覚が、お尻の穴と骨盤の間あたりでする。赤ちゃんだと確信する。

偉いよ偉すぎるよ赤ちゃん(泣)

助産師さんがバタバタとお産準備のようなものを始める。

いよいよ赤ちゃんに会える?!

〜後編〜に続く…

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🔼入院直前のお腹。胎児が小さかっただけあってやっぱり小さい!

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