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スマッシュブラザーズCPバトル選手権[450-3] 決勝進出ファイター比較

2人のデータ紹介ができましたので、今回は比較をしてみようと思います。

まずは基本データ

ともにタイプはトリッキーでした。
大会前のランキングはネスは27ですが、ルイージは56とかなり下位の存在でした。
よく決勝まで勝ち上がってきたと感心します。

試合の基本データですが、ともに予選グループの人数も決勝トーナメント進出も3位以下でしたので、試合の数も同じでした。
今大会で一番試合数が多いのがこのパターンになりますが、2人とも大変な大会だったと思います。

試合におけるファイターのスペックを集計したものや試合時間、ダメージに関するデータを見ると、ネスはなるべく短い時間で決着をつける戦術がメインで、ルイージは守りをしっかりと取った上で結構時間がかかっても確実にダメージを蓄積させて一瞬の油断を見逃さない戦いに見えます。

3セット奪うための時間(TFW)はネスがとても短いですが、今回のルイージの守備力(DPL)を考えるとネスはルイージから3セット奪うにの6分5秒もかかるというシミュレーションが出てきました。
同じくルイージはネスから3セット奪うのには4分20秒かかるようなので、ルイージの方が先に3セット取れる予測にもなります!
本当にそうなるのでしょうか?


次はタイプ別のデータです。
ともにトリッキータイプを苦手にしているファイターには見えません。
重量階級もそれぞれにたいして苦手意識はないでしょう。


最後に試合展開についてみますと、ネスは先制することが多かったようですが、ルイージは先制されることも相手よりもダメージたくさん受けていたことも多かったようです。
仮にネスが先制できても、それはルイージの思う壺かもしれません。
最後の最後まで、気が抜けない試合になりそうですね。


ステージはパイロットウィングです。
これまでに7試合行われました。

今大会ではKO決着がないステージです。
攻撃しにくいのかもしれないですね。
2人は一度もこのステージで戦ったことはないみたいです。
兄マリオは2試合ここで戦い、ともに負けているステージです。
安定しない足場になるのですが、2人ともそこは得意な気もしますので、暴れまくって欲しいですね。

これまでの戦績です。

2人がともに対戦したのはソラとキングクルールです。
ネスは両者から勝つことはできませんでしたが、ルイージは2勝しています。決勝トーナメントなのであたり前ですが、仮に180秒時点の状態で考えるとソラとは引き分けになります。

ここまで残るとは誰も想像していなかった2人が争う決勝戦。
多くの波乱と混沌がこの大会を支配し、先の見えない不安が興奮へと昇華する瞬間の連続で、運命というものの大きな何かを感じた450試合の先にあるネスとルイージの決勝戦。

想像を超える試合が始まります。

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