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スマッシュブラザーズCPバトル選手権[420-2] 予選まとめ

さて予選の全てが終わりましたので、データで振り返りたいと思います。

[420試合の結果](右のカッコは300戦消化時の数値)
・KO決着:131試合(31.2%) (96)
・判定決着:115試合(27.4%) (85)
・引き分け:174試合(41.4%) (119)
4割以上が引き分けでした。グループによっても比率は違いますが、終盤は引き分けが多かった印象はありますね。
理想はもう少し引き分けが少ない感じでした。
最終節は劇的な勝敗がつく場面が多かった気がします。

[WEB評価ランキングと勝敗]
・ランキング上位者勝ち:105試合(25.0%) (77)
・ランキング下位者勝ち:134試合(31.9%) (99)
・同一ランキング引き分け:9試合(2.1%) (7)
大会前のランキング上位勢が苦しんだ今大会。
ランキング下位の方が勝つ試合が多かったということです。

[ダメージ](カッコは300戦消化時の数値)
・平均ダメージ:249.4(249.8)
・勝者平均ダメージ:260.6(263.0)
・勝者最大ダメージ:523(ホムラヒカリ /523○ - ●260/アイスクライマー)
・勝者最少ダメージ:73(ロボット/73○ - ●68/ジョーカー)
・敗者平均ダメージ:217.1(219.6)
・敗者最大ダメージ:401(パルテナ/401● - ○318/キングクルール)
・敗者最少ダメージ:68(ジョーカー/68● - ○73/ロボット)
・与えたダメージが少ない方が勝った試合:70試合(51)
・平均ダメージ差:66.8(70.4)
・最大ダメージ差:263(ホムラヒカリ /523○ - ●260/アイスクライマー)
・最小ダメージ差:0(ガノンドロフ/179● - ○179/しずえ)

勝った方も負けた方も最小ダメージ数の記録を同じ試合が更新しました。
なかなかの衝撃的な試合でした。


最小ダメージがついに0の試合がありました。
しかもKO決着というのが不思議。


[KO試合]
(カッコは300戦消化時の数値)
・試合数:131試合(95)
・平均KOタイム:144.0秒(146.4)
・最短試合時間:51秒(ロボット/73○ - ●68/ジョーカー)
・最長試合時間:179秒(パルテナ○ - ●カムイ)(ピーチ○ - ●リンク)
・勝者最大ダメージ:401(キャプテン・ファルコン/401○ - ●207/ガノンドロフ)
・勝者最小ダメージ:73(ロボット/73○ - ●68/ジョーカー)
やはりあの試合がいくつかの記録を塗り替えました!

[連続記録]
連続KO勝ち:3(デデデ/第9節 - 第11節、パルテナ/第3節 - 第5節)
連続勝利:5(パックマン/第6節 - 第10節)
連続引き分け:7(ウルフ / 第2節 - 第8節)
連続負け:5(マリオ/第2節 - 第6節、フォックス/第6節 - 第11節)
連続KO負け:4(ダークサムス/第1節-第4節)

[DPGランキング]
決勝トーナメントは引き分けがないのでいかにセットを取れるかが鍵。
なので、1セットを取るのに必要なダメージ数(DPS : Damage per GET)の少ないランキングです。
前回から表記を変えています。
赤が予選通過者、グレーは予選敗退を表しています。

1-20
21-40
41-60
61-80
81-86

デデデが唯一100を切っています。
いかに効率よくセットを奪っているか。
いかに一撃の威力が高いかを物語っています。
ルキナが続いています。
その次が意外にもWiiFitトレーナーです。
そういえばよくバシッとセットを奪っていました。
予選通過したホムラ/ヒカリはかなりセットを取るのに苦労していましたので、かなり下位にいます。
そしてマリオがダントツの最下位となってしまいました。
下位にはスーパーマリオ勢とポケットモンスター勢がたくさんいます。
こういうことだったですね。

全体を見ると上位には予選敗退の選手も多くいますので、セットを奪うだけでは勝てないということですね。

というわけで

[DPLランキング]
今度はセットを失うのにどれくらいダメージを受けたか。(DPL : Damage per LOST)
この数値が高いほどセットを失いにくいことになります。
いくらセットを取ってもそれ以上にセットを失っていては勝てません。
負けにくさにもつながる数値です。

1-20
21-40
41-60
61-80
81-86

こちらは1位は意外にもアイスクライマーでした。
ホムラ/ヒカリとの一戦でかなりのダメージを受けていたのが影響しているかもしれません。
先ほどのホムラ/ヒカリが低いランキングだったのもそのせいかもしれないですね。
そのホムラ/ヒカリがこちらでは上位に入っています。
粘り勝ちの試合が多かったかもしれないです。
そして意外にもマリオが16位にいます。
ピーチも15位。
セットは取れないけど、奪われることも少なかったのですね。
似たもの同士お似合いです。
WiiFitトレーナーがここでも上位にいます。
なんで予選通過できなかったんだろう。
下位になればなるほど、打たれ弱いということになります。
見ればピチューはダントツの最下位。
ジョーカーもいますね。
カズヤもかなり下位にいます。
確かに負けも多かったですね。

[DPSランキング]
こちらは1秒あたりに与えるダメージの数値です。(DPS : Damage per Second)
1撃でセットを取れる力があればいいですが、やはりダメージを常に与え続けてることがセットを奪うためには必要です。
なので、1秒あたりにどれくらいダメージを与えたのかを多い順に並べてみました。

1-20
21-40
41-60
61-80
81-86

ここではカズヤが1位となりました!
勝つ時は短期決着が多かったのでこうなりました。
なんとなく打撃系のファイターが上位に多い印象でしょうか。
この数字が大きい方がKOもしやすいかもしれないですね。
いままでのパラメータよりは予選通過者が上位に多くいます。
61位のクロムから下は全て予選敗退です。
WiiFitトレーナーがこんな下にいます!
他が良くてもここが低いと結果につながらないということですね!
予選通過にはいかに常にダメージを与えるかが重要だったことがわかりました。

[TFWランキング]
ということで、これらの数値から、3セットを取るのに、つまりKO勝ちするのに必要な時間が割り出せます。(TFW : Time for WIN)

まず、3セット取るにはどれくらいのダメージが必要かは
DPG *3
となります。
これを1秒あたりに与えるダメージ数(DPS)で割れば、
TFW = (DPG x 3) / DPS
となって、KO勝ちに必要な時間が割り出せて、時間制限のない決勝トーナメントではこの時間が少ないファイターほど有利になると考えられます。
ということでランキングです。

1-20
21-40
41-60
61-80
81-86

1位はやはりデデデでした!
184.33秒、つまり3分くらいでKOできることになりますので、これは決勝トーナメントも大本命になるでしょう。
2位は大きく離されてルキナが来ました。
214.92秒ということは3分30秒くらいなので、デデデよりも30秒も遅いことになります。
11位では予選通過者が並びますが、やはりパワー系のファイターが多いように見えますね。
ドンキー、リヒター、カズヤ、クッパ、ガオガエン、キングクルール、、、、。
濃いですね。
上位20名に予選敗退者は4名しかいません。
ここの上位のファイターはやはり決勝トーナメントでも上位に上がっていくことが予想されます。
マリオはここでも最下位。しかもかなりダントツで、503.31秒、つまりKOするまで8分以上かかるという結果になりました。

なんとく、決勝トーナメントで上位に上がっていくファイターが想像しやすくなった気もします。
しずえやピットあたりがあまり目立たない順位にいるのがちょっと不気味ですが。
Miiファイター勢も、、、。

[タイプ別予選通過者数]
予選通過したタイプを見てみますと
6人:トリッキー 
5人:パワー/テクニック
4人:テクニック/バランス
3人:パワー、スピード/バランス
2人:トリッキー/バランス、パワー/バランス、テクニック/トリッキー
1人:パワー/トリッキー、スピード/パワー、スピード/トリッキー/パワー、スピード/テクニック、スピード
意外にもトリッキー属性のファイターが多く残りました。
あとはやはりパワーとテクニックを持っているファイターはたくさん残っているようですね。
逆にスピード属性はあまり多くないようです。

さて次回はいよいよ決勝トーナメントの組み合わせ発表です!
デデデの対戦相手はどうなるのか!?


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