まじかーー!ザ・我慢大会のPTA委員決め
なぜ私がPTAに立候補したのか、そのモチベーションの源泉は何なのかを説明するために、いくつかお話しさせてください。
今日は⑤の話をします。
①アメリカ中学校のアットホームな卒業式
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②そうだったのか!登校開始日について
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③あれ?っと思った日本の中学卒業式
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④あれ?っと思った日本の高校入学式
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⑤まじかーー!ザ・我慢大会のPTA委員決め
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⑥中学PTAへ立候補した一番の理由
今日は、だいたいご想像通りのお話になります。
晴れ晴れとした高校の入学式が体育館でとりおこなわれ、生徒が退場していきました。おそらくは多くの保護者の方はご存知だったのかもしれませんが、予備知識を持たない私には、このあとの一連の流れが新鮮でした。
体育館にはPTA委員が登場し、全てのドアが閉じられ、自分のパイプ椅子をもち、クラスごとに円形となって集まることが指示され、PTA委員決めが始まりました。
えーーーーと、何この雰囲気! 刑務所? 監獄?
(監獄と聞くと監獄ロックというプロレス技を思い浮かべてしまいます)
多分、多くの方はおそらくこのPTA儀式を察していたのだろうと思いますが、自分は本当にこれまで学校のことや子どものことを見ていなかったので、この儀式(監獄ロック)を初めて体験しました。
各クラスの円の中に一人のPTA委員が入り、どのような委員がどのような活動するのか説明します。が、体育館が広く、10クラスあるので、周りがガヤガヤしていて全く聞こえません。
多くの方がヤル気ゼロのため、聞こうともしていませんでしたが、おそらく、以下の委員がありました。
・本部
・環境整備・・・花壇整備、学校のペンキ塗り
・広報委員
・安全パトロール
・浴衣の着付け(多分、正式名称が別にある)
PTA委員が保護者に問いかけするかたちで会が始まりました。なかなかの重たい雰囲気ながらも、環境整備委員に3名の立候補が出て、先に決まりました。そのほかの委員は、なかなか決まりません。
刻々と時間だけが経過し、自分も何かやろうかなと思い始めましたが、予備知識がなかったので、純粋に何の委員がどのような活動をやるのか分からなかったので、なかなか手をあげられませんでした。
(強いて言えば環境整備委員はやってみたかったけど埋まってしまった)
その後も、一人、二人と根負けしていき(ご対応くださった方には本当に感謝しかない)、残りはいよいよ浴衣の着付け委員となりました。(おそらく正式な委員名称が別にある)
ほんとこれが、なかなか決まらず、沈痛な時間が刻々と過ぎていきます。
もう本当によっぽど手をあげようと思いましたが、天使がささやきました。
・おい、おじさん、浴衣の着付けできないだろ?
・おじさんが女子高生の浴衣の着付け委員って、変態だろ?
こうして、最後まで我慢し続け、自分としては何一つ良い思いを感じないまま、ザ・我慢大会の勝者となりました。
これは勝ったのか負けたのか。。。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今日が良い一日となりますように。