間一髪セーフ! PTA総会の議長の話し
初めてのPTA活動で学級委員となり、学級委員長として活動計画と予算案を作成し、はじめてのPTA総会に参加しました。
PTA総会の会場は視聴覚教室で、椅子が30脚くらい設置され20名くらいが着席されており、その皆さんの多くは、この総会で活動計画を報告する委員長や副委員長など、通常のPTA運営委員会とほぼ同じ顔ぶれでした。
うちの中学校は一学年に4〜5クラスあり、全体で約450名在籍し、約450以上の保護者がいる計算となりますが、多くの皆さんは委任状を提出し、会場に足を運ぶ方はほとんどいません。
(小学校PTAは、もう少し参加者が多いらしい)
委任状はだいたい200票くらい集まりました。PTA規約にて、総会の開催には委任状含めて1/5以上の参加が必要とあります。このため、最低限必要な参加者数は、全体450家庭を5で割ると90家庭以上となります。
今回は委任状200+会場参加20=合計220となり、総会の開催に必要な90を超えているため、総会の開催条件は満たしました。
委任状に関して、活動計画に同意しているので委任状を提出しているのか、あまり興味がないから委任状で済ませているのか、でも本当に興味がない人は委任状も出さないだろうなと思ったり、関心があるのか無いのか、、、、ここでもモヤモヤとしました。
そうこうするうちに定刻となり、人生で初めてのPTA総会がはじまりました。PTA本部役員が司会進行し、会場参加人数は少数名ながらも、ほどよい緊張感の中で会が進んでいきます。
本部役員による開始挨拶、校長による開会宣言が行われ、次に「議長」を募集することになりました。司会がいるのに、追加で「議長」って、何だ??
後で調べたのですが、議案(活動計画と予算案)を承認するにあたり、議案の総責任者である本部役員とは別に、司会進行する議長を募るのが通例のようです。
(PTAが総会時に議長を募る根拠・文献をご存知の方、教えてください)
総会の流れ
・開始の挨拶・総合司会(PTA本部)
・総会開会宣言(校長)
・議長の募集(PTA本部) ← 今ココ
・議長の司会に基づき、各委員が計画と予算案を説明する
・学級委員、広報委員、校外委員・・・、本部役員
・予算案の金額の読み上げ(会計)
・活動計画・予算に関する決議 ← 会場参加者は賛成ならば挙手する
・議長の解任
・閉会宣言(校長)
話は戻り、議長を募集することとなり、司会のPTA本部役員の方がおっしゃいました。
「どなたか議長をやってくださる方はいらっしゃいますか?」
誰も、うんともすんとも言いません。
あーーーー、これは、まずい。
またしても、恒例のザ・我慢大会なのか!!!
うーーーん、どうしようかなー・・・
誰もいないのだったら、自分がやろうかな、、、どうしようかな、、、
はじめてのPTA総会での出来事で、若干まわりの雰囲気を眺めつつ、誰もいないのであれば、ここは立候補するしか無いかな、いよいよ意を決して手を挙げようとしたその時、司会の方が、こうおっしゃいました。
「どなたもいないようであれば、あらかじめお願いしていた○○委員の○○さんにお願いしようと思います」
周りからは、暖かい拍手が送られました。
あっぶねーーーーー!
勇ましく立候補するところだったーーー!
いや、ほんと良かった、今回は躊躇して。
いや危なかった、ほんとに!!
というか、予めお願いしているんだったら、それ先に言ってよーーー!
この後、淡々と書類が読み上げられ、挙手による採決を行い、総会は無事に閉幕しました。(議長をご対応くださった方には、本当に感謝です)
<本日のモヤモヤ>
・議長が必要な根拠ってあるのだろうか?
・立候補不在時に備えた議長の候補がいることは、先に伝えよう
・予算案の全項目の品目名と金額の読み上げって、必要なのだろうか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
今日が良い一日でありますように。