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ストリート・バイク5

今回は「ストリートファイター」なお話を。

 まず。「ストリート・ファイター」こんな名前だと、どうしてもゲームの格闘技ゲームが、思い出せれます。僕が初めて聞いたのは「カスタム・バーニング」と言う雑誌で、ナンディ小菅さんのコーナーで、NSR250で、ストリートファイターを作るという特集がありました。多分それが初めてのストファイでした。
 デュアルライトで、セパハンに、メッキをかけて、テールが跳ね上がってたかな?それが2001〜2年くらいだったかな。それから段々、インターネットも普及し始め、海外のバイクカルチャーが日本にもリアルタイムで来やすくなった。雑誌にもストファイやニュースクール系が取り上げられるようになった。
 僕の中でのストファイとは「フルカウル・マシンのカウルを全部外し、オフロードバイク、ヘッドライト付きのカウルを装着して、セパハンか一文字のバーハンに、テールカウルを跳ね上げる。前傾姿勢なポジション。そして、クロームメッキをかけたり、派手目カラーリング、後はシングルシート。なイメージです。それと同じ頃に「ボバーカスタム」と言われるシングルシートにして、テールざっくり無くす斬新なカスタム。ボバーについては、またの回に。


ストファイについて

ストファイと言われるバイクの文化の発祥はイギリスで、ドイツで発展した。とあるそうです。イギリス🇬🇧生まれドイツ🇩🇪育ち。たしか。
 ドイツには「FIGHTERS」とフランスかな「STREET MONSTERS」と言う雑誌があります。ストファイとスタントバイクの事や、ドラッグマシーンなどが載っております。
ヨーロッパはモータースポーツがサッカーに次いで人気があるそうです。なので、日本ではあまり知られていない日本人ライダーが有名だったりします。
 で、バイクを大人も楽しみます。クラブハウスと言うSNSでバイクの事を話す場面で、関西のバイクのパーツメーカーのおじさんが、言ってました。「ヨーロッパのバイクとは、ワンランク上の楽しみ方もあったり、上質な大人の遊びでもある。」と、言っていた方を思い出しました。うん。確かにヨーロッパと違って、日本ではバイクが子供の乗り物で、30歳くらいで乗っていると「いつまでそんな子供の乗り物のってんだ?」みたいな事を言う人もいます。ただ、その関西のメーカーのおじさんは「日本のガキみてぇな、乗り方がバイクのイメージダウンさせている」という感じにも聞こえました。確かに、肉体が守られていない乗り物で、スピードは出しやすく、転ければ一生残る傷も出来やすい。無茶な乗り方は若い人間がする。自動車保険も若い人間が保険料が高いのは、その理由なのがわかる。
 でも、日本では、16歳から取れる運転免許で、大人の仲間入りが出来て、遠くまで行ける。そんな乗り物がなぜ、子供だけ。となるのだろうか?いい大人が乗っていてもいいのではないのか?
 まぁ、話が逸れたので、元に戻して。ストファイですね。まず、ストリートと付いているのは、やはり市販車のノーマルの姿ではなく、改造が施されている事。というのが、ストリートの文化なのがわかる。このストファイを意識したバイクが、日本のメーカーが販売されていった。Z250〜Z1000とか、いろいろ。日本では、中型自動二輪免許(50cc〜400cc)が、16歳からとれるので、中間排気量(ミドルクラス)のバイクが、よく売れるべきで、かっこいいのもたくさんあるべきなのですが、2008〜2015年くらいの当時の若い子には興味がなかったみたいで、スクーターくらいしか売らなかったそうです。その間はバイク冬の時代だそうです。たしか。
 その頃は僕は、Dトラッカーに乗っていました。大型自動二輪免許を取れる歳だったのに何故か取る気がなかったです。多分、バイクがあるのに満足してしまって、忘れていました。

この頃のバイクの流行ってのは、ストリートからの発信だけだったと思う。昔はメーカーから発表されて「カッコいいバイクだ!乗りたい」ってのが、流れでメーカー主体のイメージだった。
 だが、TWブームの頃からか、ストリートカスタムからの「カッコいい!乗りたい」に変わった気がする。漫画の影響で旧車やカフェレーサー、アメリカン。そして、ビッグスクーターブーム。と、各メーカーがトラッカー系のストリートで乗れるオフロード系バイクを発売。ビッグスクーターの開発、発売。
 要は、若い子達が乗りたいバイクを追いかけていった、メーカーが、飽きられて置いて行かれた。歳を取っても乗る人間が、減らずにいたが、若い子を魅了するバイクの販売も無く、ドラマにも出てこない。目立つのは警視庁24時に出てくる珍走団のマイナスイメージ。ずーっと乗っていられる訳も無く、段々とライダーは減っていった。

そんな中、YouTuberの登場もあって、MotoVlogerたちのお陰で、バイクを興味を持つ若い子も増えた。女子ライダーがチヤホヤされやすい世界であったが、YouTuberの様に目立ち易いので、女性ライダーも脚光を浴びた。

 ただ、そこでもやはり装備のダサさは、目立つ。確かに映像に残るし影響力は強い。変な事(法に触れる様な運転や改造など)は出来ないし、マナーは守らないといけない。バイカー以外にもお手本になるような行動をしないといけない。だけどもバイクを降りた時に、バイカーウェア?バイカーギア?のダサいのが、何故のさばっているのだろうか?もう少し、街で歩いても浮かないバイカーウェアってのが、作られないものなのか?YouTuberのTシャツや小物は売れるのに、ジャケットは出さない。何故なのか?
 これには、絶対バイカーウェアのメーカーの高齢化があると思う。若い子がいても、意見を受け入れない。聞かなくてもソコソコ売れてしまう現実もあるだろう。そして、バイクのオシャレといえば、レザーのライダースジャケットにデニム。と言うのしかなくなって行っている気がする。
そーなると、それに合うバイクはカフェレーサー、アメリカン(最近はクルーザーって、言うらしいですね)クラッシック系になりやすくなる。スーパースポーツやモタード、ストファイの様な近代的なデザインのバイクには、似合わない。て乗ってしまえば良いのだが、やはり何か違うし。それこそオシャレでは無い気がする。
ジージャンと言われるデニムジャケットも、デニムライダースジャケットを、もっと世に出すべきだと思う。何故、デニムのライダースジャケットは、取り扱われないのだろうか?普通の服よりも丈夫そうなのに。

逸れに逸れたので、ストファイの話に。ストファイに乗っている海外ライダーの服装のイメージは、レザージャケットの上にデニムベストを着て、シンプソンの様なフルフェイスを、着用している。少し威圧感がある。それはそれで、カッコいい。
海外の文化で、モータースポーツの地位が高いので(地位とか関係あるか?!って、思う人も居ると思うが認知度の高さは、やはり大事だと思う)バイカーファッションでも、そんなに変に思われないだろうが、日本では、浮くと思う。

何度も言わせてもらが、兎に角、日本のバイカーズ・ギアが異常なくらいダサさい。僕の好きなYouTuberもナップスに上着を買いにいった。真っ黒のジャケットを探したが、それすら無かった。なんかダセェ、ロゴが前面に出てたり、反射板が付いてたり。何も買わなかった。との事。

そー!確かに真っ黒だけにすればいいものを、出しゃ張ってくる。みたいなデザインのウェア。やたらフードを付けたがるウェア。80年代のスキーウェアの様なシルエット。
 そんなのを着てないとプロテクターや反射板などがないと、安全性がどーのこーの!と、言い出す奴ら。確かに安全性は、大事だ。命あってのバイクライフだ。でも、乗っててダサかったら、若い子達は付いてこない。業界が盛り上がらない。その辺は、バイクメーカー、パーツメーカー、ウェアメーカー、ヘルメットメーカーは、考えなきゃイケナイ。

YouTubeで「ダサダサ・ライダースウェア・ファッション・ショー20XX」を開催したい。そんな動画を見てかっこいいか?どうか?ってのを、調べたい。メーカーに突きつけたい。

 ストファイ関係なくなりましたが、ストリートバイクととお洋服って、事で閉めたいと思います。

 今回も目を通して頂いた方、最後まで読んでくださった方。本当にありがとうございます。それは違う!なんて方もいらっしゃるとは、思います。そんな方は、無視してください。
では、また。

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