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ラリマー - 自由と開放のお守り -

三大ヒーリングストーンのひとつ、ラリマー。
(後の二つはスギライトとチャロアイト)

ラリマーのもつヒーリング効果とは魔除とかストレス解消とか体の疲れを取るとかではなく、ただ純粋に、”自由であること”を許すことにあると思う。

パワーストーンが流行に流行った頃の初期に(2005年ぐらいから?)にルチル、ローズクォーツ、インカローズ、ラピスラズリと肩を並べるほどに”持っている人”が多かったように思うのがこの石、ラリマーではないだろうか。
日本の人に特に人気があった(ある)この石だが、その理由はなぜだか考えてみた。

それはきっと、みんな”自由に、自分らしく”生きたいのに、”同調圧力や社会の雛形”のプレッシャーにやられて、どうしても”手枷足かせ”を感じながら生きている人が多かったから。
そしてそんな時代だからこそ、この石の持つ限りない自由さ、制約を感じない、誰を何の枠に当てはめるではないバイブスに憧れて、多くの人が手に取ったのではないかと・・・、そんな仮説を立ててみたのだがどうだろうか。

この石の産地はカリブ海に浮かぶ国、ドミニカ共和国。
そこでしか採れないこの輝石はブルーの文様が美しく、さながら”海をそのまま石に閉じ込めたよう。
海・水はボトルに入ればボトル状に、バスタブに入ればバスタブの形になるように、限りなく自由な存在で、そうした水っぽいあり方からも、見た目からも、両方から水の持つ”自由さ”や”癒しの波動”が伝わり、持ち主が”解放されていく”のではないかと思うのだ。

また、ラリマーの産地であるドミニカ自体が地上の楽園といわれたりもするように、そこに暮らす人々はあくせく働いて過労・・というふうになることもなく、”人間らしい”自由で豊かな暮らしをしていたりすることから、”真面目で折り目正しい”などといわれる典型的な日本人気質の人からすると”真逆な要素”を取り入れることができるようにも思う。
日本人とはある意味、相対する要素、つまり日本的には”アウトサイダー”な要素をを大いに摂取できる石であり、持ち主のバイブスを足すと見事に陰陽和合する石であるともいえそうだ。

土の時代の”壁”が壊され、より人々が自由になっていく時代、風の時代。
個々の個性を打ち出し、自分らしさが求められていくのがこの時代の特性。
・・・とはいえ、やはり”いきなり何もないところにダイブする”のは怖いもので、人間は恒常性をもつ存在でもあるから、わかってはいても、そんな簡単に今いるところを手放したりはできるものではないのだ。

ただ、そんな時に活躍してくれるのがこの石ではないかと思う。
この石の持つ際限のないホールド感、この石が海の結晶のようなパワーを持つからこそ、何を始める時にも、何をする際でも、持ち主は深い”包み込まれる安堵感”を持てるのだと思うのだ。
子供たちがこぞって高台から海に飛び込む時、”海があるから大丈夫”と絶対的な安心感をもってジャンプするように、この石もあなたがたの挑戦をきっとその力で優しく受け止めてくれるはずだ、まるで母なる海のように。

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