マコモパーカー転生
日常においてちょっとした発見をしたとき、人に広めたいのと、広めたくないという思いが相剋しないだろうか、胸に去来しないだろうか。向井去来しませんか。
その発見が人によってはとっくに既知だろうと思うと躊躇する。とくにSNSでは不特定多数に向けて発信するので、自分の新発見はつねに誰かの常識だ。
また自分が長年たどり着かなかった真実を、普段絡みもしない不特定多数の方々に対してやたらめったら教えたくない、なんて心の狭さも発動する。
そういう心的ブレーキ作用や葛藤を経てもなお知らしめたい発見があれば、それは素晴らしいことだと思う。
つまり最近、そんな発見があったわけだが、勿体ぶらずに言おう。
じゃじゃーん。ウタマロクリーナーだ。
もう感動しましたよ、アタシぁ。
風呂場や水回りの頑固な水垢。
そう、あの、ドイツ生まれというだけで賢そうだが救いがたく無能なスポンジで全力で擦っても全く落ちなくて諦めていた頑固な汚れが、ウタマロぶっかけて表面積の広いブラシで擦ると面白いぐらいに落ちたのである。
ザラッザラな垢溜りがツルッツルになって。
そこからはもう、汚れを落とす快感にハマってしまい、あちこちをウタマロでクリーンアップだ。
で、早くもリフィルをドンキに買いに行ったらウタマロの石鹸もあるんだなって知って。
こっちは衣類用らしく、迷わず昔のヘビロテパーカーをクローゼットから引っ張り出した。
お恥ずかしいぐらい襟元が汚れている。。
マコモ湯かよ、と。こんなん着てデート行ったら即死でしょうな。
ウタマロ石鹸でごっしごしに洗って、洗濯にかけた。
そしたらこうですよ。
うっすら黄ばみは残りつつも、あからさまな汚れは一回で落ちた。
マコモパーカーが無事転生したのだ。
こんなことXでつぶやいてもいいねは全くつかないか、下手したら「パーカーきたねっ」ってさらされるだけだろう。そして「きたね」とか言う諸兄に限ってしっかりウタマロデビューしそうな気はする。かくして私は汚パーカー晒し損の痛いパーカーおじで終わるのだ。
そこでNoteを読んでいただけている少数の皆さまにこの感動を届けたくなったわけである。ウタマロクリーナー、優れものなので是非に試していただきたい。