ホム銭で迎える横浜優勝
ふだん野球に全く関心がなく、なんなら大谷翔平に興味をもつことをかたくなに拒否し続けている最後の日本人たちの一人の自覚すらある私が珍しく、日本シリーズを6戦中4戦見た。
生まれ育った福岡と住んでる町・横浜のプロ野球チームの頂上決戦ということで。禁酒で外に飲みにも行けないから暇つぶしに配信でみたら面白く。
初戦でホークスの投手・在原の自在に操る変化球が見事で、やり込められるベイスターズを見て「あ、これ格が違うわ」と。
続く2戦目はライブ帰りに見て連敗。あー、やっぱりと。ここでいったん興味失う。興味失うのと、最初は「どっちもがんばれよ」だったのが、明らかにベイスターズを応援している自分に気づく。
からの3,4戦目。アウェイでまさかの快勝続き。スポーツにおいてはこういう、自分が見てないときに面白くなるというジンクスがかなりの確度で発動する。
最終決戦となった6戦目。また在原投手出てきた。今回は最初からピッチングがイマイチ。1戦目の自信満々さが消えてなんか「負け顔」をしている。
中盤までで勝負がついたので、6回裏ぐらいからサウナ行きたくなった。
26年ぶりに日本一になる横浜の優勝の瞬間を無駄にサウナ室で迎えてみようと思い立ったのである。
だけどベイスターズをめっちゃ応援してるスパイアスですらサウナ室のTVは焚火のパチパチヒーリング音だしな。日本シリーズだけは放映していたんだろうか?スカイスパしかり。
そこでわが反町浴場ですよ。
さすがわかってらっしゃる。
すでに先客が何人もいてTVの視野角的に微妙だったが何とか。
優勝の瞬間にちっさく拍手して水風呂駆け込む最高の幸せおじさんいた。
しかしハマスタから野毛になだれ込んで朝まで勝利の美酒に酔いしれる、もっと幸せな連中がいるわけだ。羨ましさを外気浴クールダウンで抑え込む。
禁酒中なので、帰りにスーパーでノンアルを買う。
一口目だけは脳をごまかせる。二口目もまだ余韻あり。三口目からはもうあまりおいしくない。
優勝セールはどうなるだろ。
高島屋で服。ノジマで家電。うーん、結局思ったほど安くなかったり微妙に欲しくないものだったりで期待はできまい。崎陽軒のシュウマイぐらいは買うか。
スパイアス(ミツウロコ)は明日に限り来場者に1,000円クーポン配布か。まあ頑張ってるほうなのであろう。
それにしても26年ぶり優勝で、26年前が1998年という。いまから26年後は2050年。横浜は、日本はどんなになってるだろう。