天使のアウフグース

東京都浴場組合主催のゆっポくんの銭湯クエスト。

1か月に7銭湯を巡るスタンプラリー。無事クリアしてタオルゲット。

まあこのタオルが本当に欲しかったかというとよくわからない。どっちかというと、Wチャンスの風呂桶目当てである。

今回は銭湯スタンプラリーの中でも比較的TLで賑わっていた気はする。

ゆっポくんが銭湯モンスターと闘う設定で、銭湯モンスターとはスマホイジリやら場所取りする輩やらをいう。

絵本にもなり、銭湯マナー啓蒙には悪くないキャンペーンかとは思った。が、マナー向上への影響は微弱であろう。モンスターは改心しない。というかたぶんこのキャンペーン自体意識しない。

マナー悪い輩ならまだいい。2,3日前にNoteで読んだ記事によると大阪にガチのホモ銭湯があるという。Google Map口コミからも信ぴょう性は高い。怖すぎる。ゆっポくんも腰が引けて闘いに行けないぐらいのモンスター屋敷だ。

最後のスタンプは蒲田温泉にて。だんだん寒くなってきたので熱い黒湯に入りたくなった。

ここは一見広そうで、浴室はかなり狭い。カランがイモ洗い状態。

サウナは2段のL字型。4人も入ればキツキツ。

うまく時間調整して一人きりになったのもつかの間、おじさんが入ってくる。

2段目に立って狭い空間でタオルを3方向にビュッビュッビュッと慣れた手つきで振る。あれ、この人。

最期に蒲田温泉来たのは半年以上前だが、その時に見た。全く同じシチュエーションで、私とおじさんと二人きりで、独りアウフグースを披露してくれたのだった。

狭いのもありすぐにあったまる。無名のアウフギーサー、ありがたい。

おそらくこのおっさんは天使のような存在で、モンスター退治した銭湯クエストのご褒美に降臨したのだと解釈した。頭の中でファンファーレが聴こえてきた。

で、〆にここの名物黒湯。
低温と高温とあり、低温はつかりやすい。

高温は都内でも有数のアツ湯。昔のTV「スーパージョッキー」の熱湯コマーシャルを想起させる。って誰がわかるのか。Xで同じことをポストしたが、いいねくれた人はみな一定以上の年齢なのだろう。

2階の食堂で名物汐焼きそば。大田区のB級グルメにもカウントされている。

蒲田温泉はやはりいい。オリジナルパーカー5千円欲しくなった。女優の二階堂ふみも蒲田温泉Tシャツ着てたしな。


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