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自分の時間管理の仕方を見つめ直す(『エッセンシャル思考』、『時間術大全』、『独学大全』、を読んで)_その1(情報収集と適応的課題について)

背景

昨年の振り返りを行い、優先順位が高いアクションとして、「自分の時間の使い方を一度見つめ直していく」がある。

2021年を過ごしていくにあたり、今までの時間の使い方、過ごし方のままだと仕事も育児も研究や勉強もできないなーと思い自分自身のOSをアップデートをしていく。

ロナルド・ハイフェッツによると、様々な課題を技術的課題適応的課題に分けて説明しているが。技術的課題はスキルや知識で解決できるけど、適応的課題は、自分のOSのアップデートしていくこと。思い込みや価値観自体を再度みなおしていき、自分という器を大きくしていくことが大事になってくる。


タイムマネジメントのツールはたくさんあって使ってみるけど、うまくいかないことがあるのでは?(僕はそうです)。

そんな時ほど、技術的課題からのアプローチだけではなく、適応的課題から考えてみる。自分自身の思い込みや価値観には何があるか。思い込んでるものは何かを丁寧に紐解いていくことからもアプローチしていく。

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※上記のようなイメージ


アクション①:本を読み情報を仕入れる。

まずは時間管理についての情報を仕入れてみる。ここで技術的な課題を解決できるヒントもあるかもしれないし、読みながら自分の思い込みや価値観と向き合って整理してみる。

①エッセンシャル思考

②時間術大全

③独学大全


※さらに補足で読んだもの

④デジタル・ミニマリスト

⑤ライフハック大全


アクション②:共通点や気づき

『エッセンシャル思考』と『独学大全』を読み、2つの共通点として、まずは現状理解(時間の使い方に関して)を行うことである。

1:評価する、見極める
2:捨てる
3:実行する


『エッセンシャル思考』より
1:(前提として)時間使用の実態を把握する
2:やること/やらないことを整理する(優先順位の低いものをやめる、やらなくていいことや無駄を省く)
3:やるべきことに時間を割り当てる(優先順位を付ける)
4:取り掛かる(先延ばしを退治する)


独学大全 p109

上記で書かれていることは当たり前かもしれないが、結局その当たり前ができていない人が多いのではないだろうか(僕も含めて)

ここで適応的課題から自分を見てみる。その際に助けとなるツールとして、免疫マップがある。

免疫マップは、ロバート・キーガンが開発したもので、僕は一昨年直にキーガンから学んだ。

※その時のnoteはこちら

※著書はこちら

※免疫マップについての詳細は割愛する。

アクション③:自分の免疫マップを書いてみる

さて、自身の免疫マップ書いてみると、このようになった。正直書きながら、しんどい気持ちになった(自分のできてないところや、思い込んでるものと向き合うので)

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強力な固定観念として、

1:考えることが、時間の無駄だと思い込んでいる→そうしているうちにタスクが増えたり、仕事がなくなるという強力な思い込み→仕事がなくなってしまうという固定観念

2;忙しい、いろいろやっている方が仕事をしている、いろんなことをやらないと成功できないという固定観念

が見えてきた。これは、独立直後、「はいかイエスか喜んで」を続けてきていて、常に動いてないといけない。まずやってみるでやってきていた。そうした経験から自身の価値観、軸が構成されてきている。

さらに、多動的に、いろいろなことをやってきたから成長したり、多様な人と繋がっていった学びがある。

※免疫マップを書いた後の追記。コロナの影響で、テレワークのため在宅で仕事をすることが多くなり、子供がいると集中して仕事ができない状況が続いている。その環境から、どうせ時間を見直しても、大して変わらない、無理だという思い込みが、時間の使い方の現状理解を妨げていたことも強烈な固定観念としても持っている可能性もある。

だからこそ、

1:動いていて、いろんなことをしている自分の方が仕事をしているという思い込み
2:動いているからこそ、学びがあると思い込み
3:家では仕事が絶対に集中してできないという思い込み

ができてしまっている。

だからこそ、技術的になんとかしようとしていたのだろう。動く=知識、スキルを身につけるの方程式を自分で作ってしまっていて、すぐ変化を求めていたのだ。

もちろん上記の2つが絶対に間違ってるわけではなく、この2つは今の自分の基盤にもなっている。

アクション④:裏の目標を緩めてみる

そこでアクション④として、免疫マップでできた、裏の目標を緩めてみるアクションをとってみる。そのために、『独学大全』の技法6 「行動記録表」をやってみる。書籍では1週間行うとあったが、まずは1日でもいいのでやってみる。すぐにツールやテクニックに逃げず、まずは現状を理解するところからスタート。

次回は実際に「行動記録表」を使い、自分の時間の使い方についての理解をしていく。


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