東金・九十九里波乗りハーフマラソン
2月25日に開催された「東金・九十九里波乗りハーフマラソン」に参加してきました。
手賀沼エコマラソン以来4ヶ月ぶりのハーフですが、天気予報通り雨模様。
制限時間オーバーのDNFは何回かあるけど過去に一度だけ自分から途中棄権したことがあります。そのときは、キャップはかぶったもののフードなしのポンチョ1枚を着ただけで、頭がびしょ濡れになり身体も温まらず、寒すぎて低体温症になりかねないと判断しての棄権でした。猫ひろしのYouTubeで雨対策にはポンチョと100均のカッパの重ね着がいいと言うので、キャップに防水スプレーをかけた上でこれを真似しました。
レース開始の頃は雨がやんでいました。猫ひろしのおすすめはスタートのときには重ね着していたカッパを脱ぐ、ということでしたが寒過ぎて脱げません。とりあえずは最初の給水所(4キロ地点)までは着たまま、そして身体が温まるまではスピードも心拍数も上げずに行こうとスタートしました。
1キロを過ぎた頃に寒さのせいか走り方が悪いのか早くも両方の前腿が張ってくる。練習でも経験したことがない早さ。でも沿道の応援やボランティアの方の励ましで何とか乗り切れそう。
高速に入ると応援がなくなるよ、と仲間から情報を得ていたのでここは好きな音楽やポッドキャストの「ランラジ」を聞きながら進みます。緩やかな上りが多いのですが、帰りは下りになるから助かると思っていたのに、なぜか折り返し後も上りが多い!どういうカラクリなんだ、騙したな!(個人の感想です。きっと事実は違うはず)と思い、雨が強くなってきたこともあり、折り返し後の上りでは無理せず歩きました。前腿は大丈夫そう、でも腿の外側やお尻に(左中心)強い張りを感じます。
カッパは身体も温まり、雨も弱くなった時点で一度脱いだのですが、再び雨が強くなったところでもう一度着ました。うまく着られず、手間取って時間ロスしましたが、結局最後まで着続けました。
終盤のエイドにあったいちごが美味しく、テンションが上がったところに前方から大きな声で何か言っている女性がいる。途中で寒さのためか自棄になって大声で応援するという素晴らしい発散の仕方をしているボランティア(学生?この方は男性)がいたので、その女性版かと思ったら、何とゲストのQちゃんこと高橋尚子さんでした。「いい走り!」と声をかけてもらってハイタッチ!さらにテンションが上がります。競技場近くでボランティアだったのかな?「お帰りなさい」と大きな声で迎えてくれたことがありがたくて泣きそうになりました。競技場に入り、ゴール直前に後ろから「手をつないで!」という声が聞こえて振り返ると再びQちゃんが! 10人近くいたのかな?他のランナーたちと一緒に手をつないでゴールテープを切りました。
ゴール後の「家康の鷹狩汁」も美味しく(温かさと味の濃さが疲れて冷えた身体に沁みました)、着替えた後にはトレーナーブースで無料のストレッチを受けました。2回目とは思えない充実した運営で、満足して帰路につきました。