テレビ復活のヒントは"出演者の座組み"と"嘘を感じさせない説得力"
テレビが史上最大のピンチを迎えているのはご存知の方も多いとは思いますが
もはや手遅れだという論調も散見します。
「つまらない」「誰も観ない」「オワコン」だと言われ始めてから数年は余裕で経過し、新型コロナがその論調にとどめを刺した印象だ。
ステイホームでテレビを観る時間が増えたことによってテレビ離れは拍車をかけた。
何とも皮肉な話だが、しっかりとテレビを観る機会が増えることは、きちんとジャッジされることが付随する。
ステイホーム期間中の国民の厳正なるジャッジの結果、YouTubeやNetflixなどのネットメディアが選ばれることになった。
家で過ごす時間が増えたことにより
これまで年配の方がリーチしていなかったネットメディアを知ってしまう機会を作ってしまったとも言える。
知らないままなら知らないままで良かったものの、一度知ってしまえば後戻りできないのが人間。
こんな便利なものがあったなら先に教えといてよ!状態があちこちの家庭の中で発生したのだ。
テレビは制作費を大幅に削られ、そこにスポンサー事情も重なり、若者層を狙いに行くコアターゲットなる指標も登場した。
未曾有の危機のタイミングで、50歳以上はテレビを観なくてもいいとテレビは大きく舵を切ったのだ。
長年テレビを視聴し続けてきてくれてきた世代をゴッソリと切り落とし、テレビを観ない世代をターゲットに番組制作の方向を向け始めた。
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