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ジャニーズの結婚は夢の見せ方の1つだというお話

TOKIOのリーダーが結婚を発表した。

現役アイドルの結婚なので何かと話題にはなるが、48歳という年齢なら世間の常識と照らし合わせれば遅めの結婚だ。

今の時代のアイドルというのは一体何なんだろう…?と思う時がある。

ここまでエンタメの世界も細分化され、趣味趣向も多様化された世の中で、アイドル文化というのは変わった部分と変わっていない部分が極端な印象を受ける。

明らかに変わった部分は男性アイドルの高年齢化だ。

光GENJIなどを代表する80年代男性アイドルは、20代に入ることがアイドルを卒業する1つのポイントであり、ほんの一瞬の若い輝きだけを切り取り、その時代しか見ることのできない幻を見るような現象こそがアイドルらしさの象徴だったような気がする。
ガラスの十代なんて曲のタイトルに象徴されるように、アイドルは若さゆえの未完成さと鮮度を武器にステージで光り輝くものだったはず。

しかし、今は48歳の現役アイドルがいても特に不思議さを感じない。
このアイドル史における時代を変える革命を起こしたキッカケは間違いなくSMAP出現以降であり、それに関してはジャニーズのお笑いポテンシャルについて書いた記事で言及している。

歌だけでなくバラエティーに活躍の場を広げたことにより、男性アイドルの年齢が30代〜40代でも違和感がなくなった。
歌って踊るだけなら若いほうが圧倒的有利だと思われるが、バラエティー畑に入れば人生経験を積んでいることはプラスに働く。

ゆえに、若い頃からバラエティーの経験をたくさん積んでいるジャニーズタレントたちの安定感と実力は抜きん出ている。

それと同時に、男性と比べ女性が精神的に大人であるという事実も男性アイドル高年齢化を後押ししていると私は推測する。

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