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【無料】兵動大樹の【げちゃ呑み〜てぃんぐ】に参加したほうが人生は楽しめる

兵動大樹チャンネルで不定期に行われるYouTube生配信がある。 

だいたい週に1度ほどのペースだが
『げちゃ呑み〜てぃんぐ』と題した、兵動さんがお酒を飲みながらの生配信。

ミーティングというテイで、視聴者の人たちと一緒にオンライン飲み会を開いているのだが…

これは参加したほうがいいです。
できれば、生配信でお酒片手に参加できる方はぜひ。

間違いなくオススメです。

そもそも矢野兵動の兵動さんと言えば
すべらない話を最初に思い浮かべる人が多いかもしれません。

世間的な代表作として1番メジャーなのが『すべらない話』

しかし、本当の意味で芸人兵動さんを代表している看板は『兵動大樹のおしゃべり大好き』

兵動さんの芸人人生を雑誌にした場合、表紙を飾るのはおしゃべり大好きだろう。
たった1人ステージに立ち、90分以上喋り続ける。

話芸、表現力、構成力、温かみ。
その圧倒的な説得力の前では数多の猛者たちもお手上げ状態。
兵動大樹という1人のお笑い芸人は
生きる伝説と言えるほどの金字塔を1人トークの世界で打ち立てました。

この分野において、兵動さんの右に出るものは日本中どこを探しても存在しません。

そのへんの兵動さんの凄まじさと偉業に関しては、以前記事にしておりますので、こちらを読んでください。

話芸において別格のポジションを築いた兵動さんだが…
自身のYouTubeチャンネルも開設している。

語弊があるかもしれないが、本来兵動さんほど本物の芸人さんはYouTubeチャンネルなどやる必要がない。

きちんと本芸があり、そこに感度の高いファンがついてきている。
もう、その事実だけで十分。
プロのお笑い芸人のスキルとして頂上に位置するのは誰の目から見ても明らか。

しかし、兵動さんにはYouTubeチャンネルを開設させた理由がある。

基本は全国を回るライブのPRのためだ。
YouTubeは宣伝のためであり、地方でやるライブに1人でも多く来てほしい。
そんな純粋な思いから始まったYouTubeチャンネルであり、違う畑で戦うユーチューバーへの敬意から、編集も自分でやるというとてつもない誠実さ。

ハッキリ言って、このキャリアとランクでそんなことまでされる芸人さんはおりません。

なかなか伝わらないので言っておきますが
本当の意味で『敬意を持つ』とはこういうことを指します。
兵動さんが本物のプロだからこそ、他業種でプロとして戦うユーチューバーにきちんと敬意を払っているのです。

最近では若いスタッフが企画撮影編集する動画も上がりだしたが、兵動さんの心のベースには最初は自分でやるという誠実さがある。

正真正銘、これを異分野への敬意と呼びます。
他力本願や魂を売ってまで数字を狙いにいく下品な人と真逆の道を兵動さんは走っておりますが…

コロナによって突如として事態は変わることになります。

地方を回ってライブができない。
お客さんを入れることすら難しい。

全ての表現者にとって一大事。

舞台に立って、お客さんから爆笑を取りまくってきた兵動さんにとっても、これは相当な一大事。

『芸人は劇場で舞台の上にさえ立っていればいい』

これは大手の事務所で長年貢献した人だけの話だが
ある意味では安泰とも言える世界が、そこには存在した。

だが、突如として世界は変わってしまい
お客さんは自由に入れられず
普通に舞台に立つことすら、いつ何時どうなるか分からない。

これまでの常識は突如として消滅した。

何かをやるしかなくなった。
何かを表現するしか道はない。

YouTubeチャンネルに着手するのは当然だった。
家で撮れる。手元のiPhoneでもやれる。
この簡便性を活かさない手はないだろう。

手を出す必要のなかった本物のプロの芸人さんまでYouTubeチャンネルを開設し始めた。

文才があればnoteなどに文を書く人もいるだろう。
noteの世界ではオズワルドの伊藤くんや鬼越トマホークの坂井が才能を発揮しまくった。

『おもしろい芸人、絶対に文才もある説』が立証された。

ちなみに兵動さんもnoteをやられております。

そんな時代の変革期
兵動さんはYouTubeチャンネル内で『げちゃ呑み〜てぃんぐ』を始めることになる。

こういったYouTubeの生配信はエンターテイメントの形として
本来なら兵動さんが手を出すものではなかったはず。

時代遅れと言われようが、何と言われようが関係なし。
プロはプロ。アマはアマである。
好みの世界は一旦置いといても
一流と、それ以外は実際に存在する。

「みんな平等!みんな同じ!」って言いたい人は別にかまいませんが、それは違います。

別に、そう言っている人がズレているのではなく本物のプロを知らないから、その発想になるだけ。

本当に美味しいお寿司屋さんに行ってから
「寿司なんてどこで食べても同じ」
とは絶対に言いません。

ただ、時代が変わったのは間違いない。


兵動さんほどの圧倒的スキルとプロの技術を持つ人でさえ、何でもやったほうがいい時代に突入したのだ。

配達を始めたり、テイクアウトOKにしたり…
別格の味と格を兼ね備える敷居の高い飲食店でも
そうしなければ生き残れなくなっている。

それはエンタメ業界も同じなのだ。

そんな背景もあって始まった通称『げちゃ呑み』だが、これは兵動さんが生み出す新たなキラーコンテンツになる予感がする。

兵動さんの転換期を作ったのが『すべらない話』

兵動さんの看板となるのが『おしゃべり大好き』

そして、兵動さんの新たな魅力を映し出すのが『げちゃ呑み〜てぃんぐ』

自宅からの生配信なので、兵動さんはオフモードに近い。スタジオでも劇場でも見せない素の兵動さんに近いのだ。

その魅力は文章でつらつら書くより、1度参加してみてもらえれば分かります。
芸人兵動大樹としてではなく
人間兵動大樹から教えてもらえることが多い。

他愛もないと言ってしまえば、マイナスに聞こえるかもしれないが、その他愛もなさが非常に心地良い。
しかも、その他愛もない話の隙間で普遍的かつ大切なメッセージが見え隠れする。
細やかな感性のある人にとっては、意義深く楽しめる時間になるだろう。
本気で腕をブンブン振り回していないオフモードの兵動さんが醸し出す空気感と安心感…

なぜ、兵動さんが舞台で話すエピソードトークが心に染み入ってくるのか…?
その根源にあるエピソードゼロが『げちゃ呑み〜てぃんぐ』の中に存在している。

視聴者から生で寄せられるコメントを読みながら
酒を飲み交わす。
これは兵動さんとのシンプルなオンライン飲み会だ。

しかも、この飲み会を通して
大人の男性になるためのお手本を兵動さんが垣間見せてくれる。

兵動さんから男として、人間として大切なことを吸収しつつ、ドシっとした大きな心で全てを受け止めてくれているような…

根底にある人間力みたいなものを学ぶことができ、げちゃ呑み〜てぃんぐに参加したあとは少し温かい気持ちになって1日を終われます。

やはり、芸事のベースには人間力。
人間力なくして、本物の芸には結びつかない。

全員と真摯に向き合ってくれて、国民の親父になってくれます。
感受性のある人ならすぐに分かると思いますが
兵動さんはちゃんと心で話しかけてくれています。
兵動さんは口先だけでしゃべっていないのです。
理屈抜きで、ここには一点の曇りもない。


まだまだ先行きの見えない不安がつきまとう日々。
げちゃ呑み〜てぃんぐには
どうしても気が滅入ってしまうコロナ時代を生きる上で必要なものが詰め込まれています。

家飲みが増えてきた方も多いと思いますし
飲める方はお酒片手に、お酒を飲めない人はジュースやお茶片手に生で参加することをオススメします。

すべらない話では
ゴリッと爆発力のある話を披露する兵動さん。

おしゃべり大好きでは
至極の話のオンパレードでバンバン爆笑を取っていく兵動さん。

げちゃ呑み〜てぃんぐでは
包み込むように兵動さんが皆さんの話を聞いてくれて、心で向き合って話をしてくれます。

バンバン笑いを取りにいくのではなく
思わずクスッと笑顔になるような…
そんな瞬間があっても良いのでは?

もう1度言います。

芸事のベースには人間力。
人間力なくして、本物の芸には結びつかない。

間違いないです。

兵動大樹の『げちゃ呑み〜てぃんぐ』に参加したほうが人生は楽しくなります。

げちゃ呑み名物のバイス片手に参加できたらもっと楽しいよ。




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ゆじりこ【放送作家・ライター】
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