見出し画像

それでも…お笑い芸人は政治的な意見をしないほうがいい

SNSの驚異的普及で世界中の全員が意見を発信できる時代。
その影響力は人それぞれだとしても、今は誰もが公共の場所で発言できる。

これによって救われる人がいたり、理不尽な風評被害を阻止することもできる。
正しく使えば、これほど便利なものはない。

お笑い芸人もSNSを駆使することは当たり前になった。
何かしら意見を言ったり、私生活を垣間見せたり、仕事の宣伝をしたり、使い方は人それぞれ。

しかし、今の状況下において、少し目立つのが政治的発言である。

もちろん、人数としてはかなり少なく、相当限られてはいますが…そういった発言をSNS上で繰り返すお笑い芸人さんは一定数いる。

政権、政治家に対する批判や擁護を中心に、その他諸々…
賛同者もいれば反発意見もあり、一種のカオス状態になる場合もある。
相容れない意見の応酬はヒートアップすれば罵詈雑言にも変わっていく。

今から私が言うことに賛否両論あることは理解できます。

アメリカではコメディアンが政治家を批判することは当たり前で…
そういった類の意見は知っております。

影響力ある人が声を上げることの必要性。
そんな考え方があることも、もちろん知ってます。

社会を風刺することも芸の一つ。
それも分かっております。

しかし、それら全部分かった上で…
それでも、お笑い芸人は政治的な意見をするのはやめたほうがいい。

それはなぜか?

ここから先は

2,782字
この記事のみ ¥ 100

サポートも嬉しいですが、記事やマガジンを購入していただけたほうが嬉しいです。読んでくれた人が記事の内容を覚えている文章を心がけております。