Morc阿佐ヶ谷とのやり取りについて
私たちは、昨年9月にMorc阿佐ヶ谷ホームページ(information)に掲載された文における事実と異なる箇所等について、元ユジク阿佐ヶ谷スタッフとして約4ヶ月間にわたり劇場に見解を求めてきました。
※2022/3/5現在はトップページから読むことが出来ません。
(途中からは劇場側の弁護士のみとのやりとりとなるなか、当アカウントを早急に削除することも求められましたが、その請求に応じる法的根拠はないと判断し、アカウントは継続していきます。)
結論をいうと、投げかけた質問への答えや見解は、私たちが匿名であることを理由に得られることができませんでした。実名でなくとも返答が可能な質問にも、一切取り合っていただけませんでした。
最後まで劇場側とは噛み合いませんでしたが、私たちは当初から元スタッフとしてなにか交渉することや、補償をしてもらうことなどは求めていません。
ただ、今後同じ被害者を生み出さないために、劇場側が過去に起きた出来事に向き合い、事実を事実と受け止め、正しい内容を発信してもらいたかったです。
しかしそれは叶わず、それどころか、前述のHP掲載文はいつのまにか多くの箇所が追記もなく書き換えられ、現在はトップページから読むことが出来ません。このような隠蔽という印象を持たざるを得ない行為が出来る劇場であることを思い知らされました。
掲載文にあった「問題点を誠実に受け止め」、「真摯に対応したい」、「今回の反省と改善を活かした新体制」、という言葉にわずかな期待をしてしまいましたが、当初から問題を問題としてすら捉えず、なかったことにするという意図が明らかになったと思います。
しかし、これからもMorc阿佐ヶ谷が過去に向き合うことを避け続けている限り、私たちは客として常に目を向け続けていく覚悟があります。
そして、この苦しさを忘れることなく、これからは映画業界の外からミニシアターの未来を見据えていきたいと思います。
※なお、劇場側に対して私たちが最後まで匿名とならざるを得なかったのは、過去にオーナーが起こした事件に対する当人の言動や、閉館後の第三者による取材での態度から、私たち個人に攻撃の矛先を向ける恐れが大いにあったこと、そして、前述の劇場とのやりとりによって更なる不信感が募ったためです。
この旨は会社側の弁護士に伝えましたが、「オーナーが過去に報復をした事実はない」との理由から受容されませんでした。