月経中は無理のない範囲で動く
おはようございます。
小林祐士です。
本日のテーマは
「月経中は無理のない
範囲で動く」
です。
月経周期を
細かく区切って
深く話していこうと思います。
まず、前提として
①子宮周期(子宮で起こっていること)
②卵巣周期(卵巣で起こっていること)
③ホルモン分泌(エストロゲン、プロゲステロン)
の3つの観点で話さないと
理解しにくいのですが、
文章では難しいのでそれは大目に見てください。
今回はダイエットを軸に話して
行くので、ホルモン分泌の話が多くなります。
*ここまでの話はサラッと流して下さい。
ここから大切になります。
ではいきます。
まず月経は基本28日周期です。
月経開始から
月経期 〜7日
卵胞期 7日〜14日
排卵期 14日〜18日
黄体期 18日〜28日
※勿論個人差はあります
と呼びます。
今日は月経期だけに絞って書きます。
まず抑えるのはホルモンですね。
月経時に欠かせないホルモンは2つ。
生理の時に卵巣から分泌される
①エストロゲン
②プロゲステロン
聞いたことがある方も多いと思います。
※余談入ります
エストロゲンは
(エストロン、エストラジオール、エストリオール)
の3つの総称です。
ついでにプロゲステロンは体内で作られるもので、
低用量ピルなどは
プロゲスチンと言います。
はい、話を戻します。
それぞれの特徴はこちらです。
◆エストロゲンの働き
①子宮内膜を厚くして妊娠に備える
②女性らしい身体を作る
③自律神経が安定(メンタル)
④肌や髪の調子が良い(コラーゲンの影響)
⑤新陳代謝良くなる
⑥身体を冷えやすくする
◆プロゲステロン
①水分や栄養を溜め込む
②食欲増進
③基礎体温上昇
④子宮内膜を柔らかくする
(受精卵の着床しやすくして、維持しやすくする)
あります。
はい、では
月経期
の話をします。
この時期は
プロゲステロンが低下して
エストロゲンが徐々に増加していきます。
だから、月経期から卵胞期にかけてが
痩せるには勝負です。
ただ体調不良などがあったら
無理しない方が良いですが、
動ける人は動きましょうという時期です。
体調不良の種類を挙げます。
①痛み
子宮が収縮して子宮内膜が
体外に排出される際に
プロスタグランジンという炎症物質が出るので
痛みが出ます。
だから痛みを抑えるには
プロスタグランジンを抑える必要があります。
で、プロスタグランジンは何から出来ているか?
オメガ6です。
サラダ油、バター、牛乳などに含まれるので
まずここは控えるようにしましょう。
そして
オメガ3
を意識します。
アマニ油、エゴマ、魚の油を
積極的に摂取すると良いです。
②冷えによる血行不良
エストロゲンは身体を冷えやすくするので
まずは身体を温めるようにしましょう。
体が冷えることで、
プロスタグランジンが体内に滞留するから
痛みが増します。
③精神的ストレス
エストロゲンが徐々に増えていって
精神的には安定してきますが
まだストレスを抱えやすい時期です。
で、その他には
出血によって起こる貧血への
アプローチは大切です。
鉄は勿論のこと
ビタミンB12と葉酸(造血作用)なども
◾️ビタミンB12→肉や魚など動物性の食べ物
◾️葉酸→ブロッコリー、ほうれん草、
モロヘイヤ、枝豆など
を意識して摂るようにしましょう。
はい、まとめます。
月経期は痩せやすい時期です。
◆運動
動ける方はガッツリ動いて良いです。
あくまでもご自身の体調に合わせて
無理をしないことが大切です。
あとは身体が冷えやすいので、
軽いストレッチやウォーキング、筋トレなどで
身体を温めるようにしましょう。
◆食事
オメガ6(サラダ油、バター、牛乳など)を控えて
オメガ3(アマニ油、エゴマ油、魚の油)を
意識して摂るようにしましょう。
あとは
鉄、ビタミンB12、葉酸を
意識して摂取されると良いと思います。
次回は卵胞期についてです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小林祐士
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