親が焦らない
僕はよく、
親が焦っちゃダメ
ということを言ったり、書いたりしてるんだけど、僕はこれは、本当に大事なことだと思っています。
例えば、学童時代に野球をやるとして、野球チームに入って、レギュラーになって、試合で活躍して、チームもどんどん勝って…みたいなことを目指すなんてことは、僕は、必要ないと思うんです。
このへんのことを昨日のstand.fmで話したんだけど、しゃべった後に、もうちょっと言い足りなかった感があったので、改めて今日、昨日の内容も含めて、書いてみようと思います。
昨日しゃべった内容は、コチラをお聴きください。
127 親が焦らない - はらゆうじの「飛べ!わらいカワセミ」野球にまつわるetc | stand.fm
学童野球、親が焦ってないですか?焦る必要はありません
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▼ チームに入らなくても…
僕はそもそも、学童時代って、チームに入る必要はないと考えているのですが、その理由は、学童時代は、野球で楽しく遊んだ方が良いと思うからです。
チームに入ると、どうしても、大人の指導者がいて、その大人の指導者の言うとおりに野球をやらないといけません。
サインどおりに動くとか、そういうことではなくて、集合時間から練習メニューからスケジュールから、全部チームが決めて、チームメイト全員でやる、みたいなことになります。
習い事みたいになるんですよね。
それが悪いと言ってるわけじゃないんだけど、そういうことは、中学生以降で良いというのが僕の考えなんです。
だからいちばん良いのは、お父さんとかお母さんと、近所の公園で、やりたい時にやりたいだけ、ボールとバットで戯れる。
そういうのが良いんだと、僕は思います。
周囲の子供たちが野球チームで野球をやっていて、毎週のように大会があって、県大会だ!ベスト4だ!ベスト8だ!全国大会だ!とか言ってるのを耳にすると、
うちの子も!
となるのかもしれないけど、僕は、学童時代には、そういうのは必要ないと思います。
実際、僕の息子も娘も、学童時代はチームには入ってませんでした。
ただ、息子が小学校2年生の頃から僕が単身赴任をしてしまったので、公園野球遊びができなくなり、それではイカン!ということで、ポルテという野球スクールには、おせわになりました。
▼ 焦ってしまうのかな
そうは言うものの、現実としては、多くの野球少年が、学童野球チームに入ってるのが現実だと思います。
そういう場合に気を付けないといけないのが、やっぱり、親が焦らない、ということなんです。
レギュラーになれない、試合に勝てない、ヒットが打てない、フォアボールを連発する、エラーをする、などなど…
いろんなことで、親が、
一喜一憂
してる姿、言動が多いように思います。
同情してしまうのは、
休んだらレギュラー外される
という理由から家族旅行を躊躇
したり、
休んだらレギュラー外される
という理由から病院に行くのを躊躇
してたりという、そういうことをTwitterでみたり、実際に見聞きしたりした時です。
こういうのって、僕なら、秒で
家族旅行!
病院通院!
の即決、一択なんですけど、そうではない親が少なからずいるんです。
こういうところで焦らなくて良いと、ホントに思うんだけどね。
▼ ひょっとしたら親がそうしたいのでは
僕はそういう考えなんで、学童時代には、我が子がレギュラーだなんだという心配はなかったんだけど、周囲の大人からは、ちょいちょいそういう心配をする話を聞いてました。
でも、僕思うんだけど、ひょっとしたらそれって、親がそうありたいのでは?っていうことじゃないですかって。
どういうことかと言うと、レギュラー、レギュラーって言うのも、県大会だ!全国だ!って言うのも、ひょっとしたら
親が、我が子がレギュラーでいて欲しいと思ってる
親が、我が子が試合で活躍してる姿を見たい
親が、我が子がヒット打ってるところを見たい
親が、県大会で試合をしてる我が子を見たい
親が、全国大会に行く我が子を見たい
ってことなんじゃないですかね。
もちろん、我が子に、試合を経験させてあげたいとか、勝つということを体験させてあげたいとか、県や全国のレベルを感じさせてあげたいとか、そういう気持ちがあるのだと思いますし、それはそれで、そうなのかなとも思います。
ただ、僕は、家族旅行を躊躇するとか、身体が痛いのに病院に行くことを躊躇するとか、加えて、親の当番の負担とか、そういうことをしてまで、学童時代にそんな経験を積んだ方が良いのか?というと、僕は、必要ないんじゃないかなと思っています。
そういうわけで僕は
親が焦らない
というのが大事なんだと思うんですよね。
▼ おまけ
さらっと書きましたけど、親の当番の負担もかなりの負担のようですね。
当番の負担だけに限らず、親同士の関係とか、指導者さんの指導のやり方とか、選手起用に関する不満とか、チーム方針とか、野球以外の大人のいろんなイザコザも少なからずあるようです。
そういうことから考えても、焦って、学童時代からチームに入っておく必要はないんじゃないかなと思います。
いろんな面で
焦らない
というのは、大事なんだと思います。
以上でーす。
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