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虚心坦懐に省みる姿勢

マスコミが、当選した兵庫県知事に対する攻撃をやめてません。
選挙で選ばれた人なので、直接攻撃という形はとっていませんが、間接的にかなりの攻撃をしています。
ネット情報とか、SNS情報に対する批判みたいなことをやりつつ、そもそも公平な選挙が行われたのか?みたいな論調です。
早速、選挙とSNSみたいな題目をつけて、これでいいのか?!みたいな特集を組んでいるメディアもあります。


▼ 読者、視聴者は何も知らないというスタンス

僕が感じていることは、既存のメディアは、僕ら読者や視聴者を、どこか下に見ているのではないか?ということです。
知らないだろうから教えてやる、みたいな。
確かに、構図としてはそうなのかもしれないけど、分かりやすく、とか、庶民の関心があるテーマで、とか、そういう方向に向き過ぎているように思います。
そして実際にそれが行き過ぎてしまっていて

どうせ難しいことを言っても分からないだろう

という意識を持ってしまい、恣意的に情報を選択して、恣意的に情報をデフォルメして、流すみたいなことが起きてるんじゃないかな。


▼ 選挙期間だけの公平

既存のメディアが言うには、選挙期間中はとにかく公平でなければならない、ということです。
だから、どの候補を取り上げるのにも、同じくらいの秒数で取り上げなければならず、演説なんかも、編集して、切り取って繋げて、同じくらいの秒数で流すということをやるそうです。
そして、そうやっているから、公平、なんだと。
メディアでの露出が、どの候補も同じでなければならないと。

でも僕が思うのは、選挙期間だけ公平でいいのか?ということです。
今回の、兵庫県知事に限って言えば、選挙前は、当時の現職の知事を連日取り上げて、まだはっきりしていないことを、あたかもそうであり、そしてその原因は知事にある、みたいな報じ方をしていたわけです。

さんざんっぱら、知事が知事がと言っておきながら、選挙期間中は、こちらは公平に扱った、でもネット界隈はそういう規制がないから、偏った情報が流れていた、みたいなことを主張する。


▼ 虚心坦懐に省みる姿勢

僕は、世代交代が起きているのだと感じています。
そして、庶民はそんなに馬鹿じゃない、ということも思うわけです。
それを、既存のメディアは、分かっていながら認めたくない、そんな感じじゃないかな。
ネットが勝ったとか、既存のメディアが負けたとか、そんなことじゃなくて、ネットというもうひとつのチャンネルが、ここに来て、大きな力を持つようになったということ。
それと、ネット情報は玉石混淆と盛んに叫んでるけど、専門家なり当の本人なりが、一次情報として出しているコンテンツも存在するのだから、ぜーんぶ一緒くたに括って

ネット情報は…

というのもまた、かなり乱暴だなと思います。

いずれにしても、時代の流れを虚心に見て、今回起こったことを、虚心坦懐に省みる姿勢、を持たないと、今後もこんなことを続けてしまうことになると思います。

以上でーす。

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