首都大学リーグを観戦に行ってきました

息子のお世話になっているチームは
首都大学リーグ
というリーグに所属しています。
息子が入学した時は2部リーグでしたが、今回行われた秋のリーグでは、1部に昇格して、1部リーグで戦いました。
1部リーグは強豪ぞろい。
開幕から厳しい戦いを強いられ、善戦はするんだけど勝ちきれない試合が続いていて、最終週となったこの土日まで、1勝8敗の最下位。
最下位チームは、2部リーグの優勝チームとの入替戦に回ることになります。
最終週は、5位のチームとの対戦。
このチームに2勝すれば、最下位脱出、1部残留の可能性が大きくなるというシチュエーションでした。
ということでなんと、僕は観戦に行くことにしたのです。


▼ 旅行気分で平塚へ

福岡を早朝に立ちました。
気持ちの良い、爽やかな朝でした。

素晴らしい天気

久しぶりに飛行機に乗って、久しぶりに羽田上陸。
目指すは、決戦の地

平塚

です。

東京の天気は到着した時は曇り空でしたが、平塚に着く頃には時折陽がさしてくるほどの天気になりました。

球場に着く頃は晴れに

羽田はどんより

初めて来る球場。
平塚球場。
とても立派な球場です。

僕が昼ごはんのおにぎりを買いに行ってる間に、選手たちは到着してました。


見た感じ、リラックスムードです。

そしていよいよ、試合が始まります。

試合開始

▼ 1試合目

幸先よく、初回に1点を先制します！
2回にもチャンスを作りますが、無得点。
先発した先輩サウスポーは、この日はいつもの投球ができていたようです。
打たせて取る、見事なピッチングで、6回までノーヒットに抑える好投です。
しかしこの日は、打線が3回以降完全に沈黙してしまいます。
追加点の援護がないまま7回。
初ヒットが二塁打の長打となりました。
ここでピッチャー交替です。
ここから一死満塁とピンチが広がり、迎えた打者はセカンドゴロ。
注文どおりっ！ゲッツー！
と思いましたが、一塁セーフ。
ゲッツー崩れの間に同点とされてしまいます。
その後は両軍譲らず、試合はタイブレークへ突入しました。
ピッチャーは、エースの先輩右腕。
タイブレークは、無死一、二塁から始まります。
送りバントを決められ、一死二、三塁。
次打者はフォアボール。
これで一死満塁。
ここから圧巻のピッチングを披露します。
二者連続三振‼️
タイブレークを無失点で切り抜けました。
この裏、1点取れば勝ちっ💪

こちらも送りバントを決めて一死二、三塁の形を作ります。
次の打者。
レフトへいい当たりの打球が飛びました。
やった！
犠牲フライにはなる！

三塁ランナーはタッチアップ！
ホームにボールが返って来る。
ボールとランナーの競走！

さあどっちが速いか！

アウトぉーっ😭😭

サヨナラならず…

雄叫びを上げる相手チームの選手たち。
天を仰ぐ息子らのチームの選手たち。
頭を抱える僕…😅


タイブレーク2回目。
同じく無死一、二塁。
送りバント。
しかしこのバントが、キャッチャー前に力なく転がった。
すぐさまキャッチャーが捕球。
ボールはサードへ！
ホースアウトか！

ところがサードの選手の戻りが少し遅れてました。
そこでちょっとキャッチャーの選手もリズムが狂ったのでしょう、送球が高く浮いてしまいます。
ボールはレフトへ転々と…
その間に二塁走者がホームイン！

しかし、その後はエースが意地を見せて踏ん張り、1点で凌ぎました。

さあ、裏の攻撃。
無死一、二塁。
送りバント。
しかし、このバントがフライになりました。
さらに二塁ランナーが飛び出していました。
二塁に矢のような送球が行き、ランナーは戻れず…
ダブルプレー。
続く打者は内野ゴロ。
万事休す…

試合終了時はもう真っ暗

激闘でした。
死闘でした。
素晴らしい試合でした。

でもこれで、あとがなくなりました。
明日、負ければ、入替戦決定。

▼ 2試合目

日曜日。
天気は雲が高くかかっていて、とても爽やかな、ちょうど良い感じでした。

今日も平塚です。

今日も平塚球場、立派な球場

僕が球場に着いた時にはすでに選手たちはアップを始まるところでした。

アップの準備

今日は僕は、平塚駅前で崎陽軒の弁当を買って、しっかりと腹ごしらえです。

ピラフ弁当

お腹も満たして準備オッケー！

試合開始です。

試合開始

この日の先発は、昨日タイブレークで熱投を演じたエースの先輩。
連投となりますが、今日も素晴らしいピッチングを見せてくれることになりました。

試合は初回。
いきなり一死満塁のチャンスを迎えました。
しかしここで、後続が打ち取られます。
これは痛かった。
2回にもチャンスを作りますが、無得点。
チャンスは作るんだけど、ホームが遠い。
エースの先輩は、3回までノーヒットピッチング。
しかし4回、初ヒットを許すと、その後連打を許して1点を先制されます。
一方で打線は、今日はけっこう活発で、相手投手に必死に食い下がり、ヒットは出ます。
しかし、決定打が出ない。
ズルズルと無得点を続けてしまいます。
結局、エースの先輩は8回を3安打1失点で抑えるのですが、相手チームに完封リレーを許してしまい、敗戦。

残念…

惜しい試合でした。

これで、入替戦決定。

残念っ‼️


▼ 大学野球の魅力を感じた

連勝を目論んで連敗し、息子の登板もなく、結果だけを見ると、さんざんな結果となりましたが、僕としては、とても良かった２日間でした。
大学の1部リーグという舞台のレベルの高さを肌で感じることができましたし、高校野球までとはまったく違う野球の世界観というものも感じることが出来ました。

試合後も、泣きじゃくる選手はいなくて、淡々とつぎにやるべきことをやっている。
特に1試合目にタイブレークで負けた後、僕なんかめちゃくちゃ悔しくて、しばらくスタンドの椅子から立ち上がれないくらいでしたけど、選手たちは、何事もなかったかのように、チアとブラスバンドの方にお礼を言ってたし、すでにもう明日の試合を見ていました。

チアとブラスバンドへお礼

激闘を演じ、後一歩のところで負けて、クタクタになっていても、すぐにまた、明日は次の試合がある。
これはある意味、負けたら終わり、よりも残酷で辛いことなのかもしれません。
そういうことも、感じました。

大学野球、素晴らしいっ‼️


以上でーす。