野球人口の減少を考えた上で、僕ならどうするかなということを考えてみた
昨日に引き続いて、ゴリゴリの野球の話です。
野球人口の減少。
部員不足への対処。
僕なりの考えを書いてみました。
どうぞ
昨日、とある中学硬式野球のグラブチームのことを題材に記事を書いたわけですが、そのチームはもう一つ大きな課題を抱えてるということです。
それは、
部員不足
です。
これはでも、そのチームだけの問題ではなくて、今や野球界全体の、大きな大きな大きな課題と言えると思います。
野球人口の減少
ということは、かなり前から言われていて、実際に高校野球のチーム自体は減ってます。かつては
全国4000校
と言われていたのですが、最近では3000校台で推移していて、しかも、減り続けてるようです。
プロ野球の観客動員数は増えてますけど、その野球をやる選手の数は減ってる。
これは、少子化ということが前提として大きいと僕は思っています。少子化のペース以上に野球少年が減ってるという事実はあるようですけど、やっぱり、子供が減ってるんだから、野球をやる子供は減るよねってことは当たり前のことだと思います。
加えて、かつては子供の間であまりやられることのなかった、バドミントンやテニスや卓球なんかの個人競技がものすごい勢いで台頭してきた。
子供というパイは減る。
選択肢は激増する。
そりゃ、野球人口減りますわなってなりますよね。
中学硬式野球のグラブチームなどはホントに、直撃の大打撃だと思いますよ。
かなり前置きが長くなりましたけど、
じゃ、どうしましょうか?
ってことです。
それについて、
僕ならこうするかな
ということを書いてみたいと思います。
まず、僕が強く強く感じることなんですけどね。
グラブチームと地域に接点がない、ということです。
その地域に住んでる人が、自分の地域に中学の硬式野球のチームがあって活動してるってことを、知ってたり、興味を持ってくれてる人はほとんどいないんじゃないですかね。
学童のチームでも同じことだと思います。
小学校に子供を集めて野球かソフトボールかやってるけと、盛り上がってるのは保護者さんだけ。みたいな。
地域に応援されてないんですよね。
と言うか、そういうことを全くこれまで考えてきてないんじゃないかな。
でも、これまではそれで良かったってことなんですよね。
地域のことなど考えなくて、ただその地に子供を集めて、野球だかソフトボールだかをやって、保護者とともに盛り上がる。
それで、選手が集まってきてたんです。
子供はもれなく野球やってたし、地域に子供がたくさんいたから。
だから僕がもし、学童とか中学の野球チームの運営に携わることがあるとしたら、そのへんをケアしていくかな。
地域に根付くってこと。
地域の人に応援してもらえるチームってことです。
これまでは、あまりにも地域のことをおざなりにしてたんじゃないかと思うんです。
だから僕なら、その辺のことに手を入れるかな。
と、思います。
それからもう一つは、パイを奪い合わないってことです。
少子化って、顕著だし急速に進んでるし、どうしようもないです。
要するに、パイは激減していく世の中ということです。
そこを、他の競技と奪い合ったって、疲弊するだけだと思うんです。
すべての競技のことを考えると、これまでのように、自分の競技に子供を囲い込むということは、まさに、少なくなる一方の子供たちという、パイ、を奪い合ってる状態で、競技の発展ということを見ると、絶対に良くないことです。
今は、いろんなグラブチームがあります。
野球、ラグビー、サッカー、バスケ、バレー、テニス、バドミントン、卓球、柔道などなど…
そしてそのそれぞれがすべて盛んです。
そこが、交流すればいいと思います。
1人の子供を、例えば野球に囲い込むのではなく、今週末は野球、来週はラグビー、再来週はサッカー。でも平日は野球…とか。
そういうコラボをやったらどうですかねぇ。
身体の使い方とか、身体の感覚を養うという観点からも、複数の競技を体験するって、とても大丈夫だと思います。
そんなふうに、パイをたくさんのスポーツで共有してするってことを考えるといいんじゃないかなと思っています。
まとめると、
グラブチームの部員不足対策には…
地域と密着
他の競技とのコラボ
を考えてみてはどうでしょうか?
ということでした。
以上でーす。
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