だったら手を打つ

とうとう先週、1ドルが135円台に乗ったんですかね。
まあ、それで

大変だ！大変だっ！！

って。

その原因は、日米の金利差だ！って。

でもって、この円安は、「悪い円安」なんだとか。
日銀の総裁も、「急激な円安は経済にとってマイナス」みたいな事を言ってます。


▼ そういう選択をした

アメリカやヨーロッパが、金融緩和をやめて、金利を上げると決定していく中で、日本だけが、金利を上げることなく、まだジャブジャブ市場にお金を出してるんだから、そりゃ、日本円の価値って減っていくわけです。
でもこれは、確実にそうなる、ということが明らかな政策な訳です。
だから、日本が

そういう選択をした

ということなんですよね。


▼ 対応するだけ

国がそういう選択をした、わけです。
で、そういう選択をすれば、どうなるのか？は、明らかなわけです。
先行き不透明ではない。
確実にそうなるって分かってる。
そしたら、もうやるべきことは、はっきりしていて、

大変だ！大変だ！！

って騒ぐことではなく

どう対応していくか？

です。


▼ 手を打つ

こういうことって、なにも経済界だけの話ではなくて、身近なことでも十分あり得る話だと思います。
例えば、高校野球をどこでやるか？という進路選択をする場合です。
一般生で強豪校に入るという選択をしたとします。
確実に苦戦します。
その場合に、いざ入部して

大変だ！大変だ！！

って言い続けるのかって話です。

確実に苦戦するということが分かってるなら、手を打つ、です。
フィジカルを上げておく、とか。
苦戦の度合いを少しでも軽くするためには、なにをするかを考えないといけません。

知恵を出せば、手は打てます。

現状から考えて、確実にやってくる未来を予想し、そして手を打つ。

こういうことは、いつも考えておかないといけないことなんだと、僕は思います。

以上でーす。