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ダンス甲子園 九州大会

一昨年、娘が1年生の新入部員として入った年、ダンス部は、この大会に初参加したのでした。

ダンススタジアム
日本高校ダンス部選手権

通称、ダンスタ





その年、初出場で九州大会を制覇すると、その勢いで、全国大会も優勝。
初出場のチームが全国制覇を果たしたのでした。


▼ 連覇を目指すも…

次の年、もちろん、目標は全国二連覇。
コロナ真っ只中の環境下で、感染拡大による休部もありました。
大会への参加自体も危ぶまれた中、九州大会連覇達成。
しかし直後、再び部員に感染拡大、休部。
練習再開は、全国大会直前でした。

なんとか出場に漕ぎつけた全国大会。

結果は…
6位


▼ 今年は…

今年は、いろんなことがありました。

娘は、高校卒業後に目指す自分の夢のため、年明けから、部活を休部しました。
これまでに積み上げてきていた、チーム内での位置を、明け渡すこととなりました。

ダンスは一つの作品をチーム全員で作り上げます。
毎日の練習には、必ずそこに存在する人、がいないといけません。
日替わりでは作品はできないのです。
だから休部となると、即、娘のいた位置には代わりの部員が当てられます。
そしてそのメンバーで、作品が出来上がります。

娘はそれでも、休部、の選択をしました。
復帰後も、どこかの位置が与えられるかどうか、その保証もありませんでした。

部自体も、今、過渡期を迎えているようで、娘が休部中、いろいろあったようです。


娘が復帰後、今年の作品を作るにも、突然の選曲変更や、作品テーマの変更、構成の方針変更など、次々と、様々な、決して小さくはない試練、難題が降りかかってきました。

大会2週間前となっても娘は

まだできてない
今年はホントにヤバい

と、こぼしていました。


▼ 三連覇…

前日までギリギリ練習して迎えた、大会当日。

素晴らしい演技でした。
一皮も、二皮も、剥けた彼女らだと、僕には感じられました。
作品自体も、また新たな挑戦をしたような作品でした。
現状に甘んじず、常に新しいものを創り上げる。

彼女らは、まさに、アーティストです。

結果は…

優勝

九州大会三連覇。
3年連続の九州チャンピオン。

そして、3年連続で、全国大会進出。

全国連覇を目指した去年。
6位。

その去年から、さまざまな山や谷を超え、一皮も二皮も剥けた彼女たちが今年、

全国制覇

という忘れ物を取りに行きます。


以上でーす。

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