ちょっと冷静に考えれば分かること
年金の掛け金の払い込みを65歳までにする
ということが議論されていて、たぶん、そうなるんだと思います。
これに対して
とんでもない!
やめろ!
改悪だ!
などという声も上がっています。
と言うか、メディアはほぼ、そういう論調です。
でもね
これって、ちょっとだけ冷静になって考えると、どういうことかって分かるんですよね。
▼ 平均寿命は伸びてる
今の年金制度ができたのって、戦後間もない頃です。
平均寿命が、50歳くらいって時代です。
でもって、子供がたくさん生まれてた時代です。
200万人くらい生まれてたんです。
それが今はどうでしょう?
平均寿命は、80歳をゆうに超えてます。
子供はどのくらい生まれてるのでしょうか?
80万人です。
今年は
80万人を切ると言われています。
で、200万人くらい生まれていた世代の人たちが、今、高齢者であったり後期高齢者であったりしてるんです。
一方で、現役で働いてる世代は、100万人くらいの世代。
団塊ジュニアの僕らの世代で180万人くらいで、以降の世代はそれ以下。
▼ 変わらないといけない
若い世代が高齢者世代を支える、賦課方式というのが今の年金制度です。
これは、人口が増えてる時代は合理的なシステムだったんです。
でも今のように、200万人というボリュームがある団塊世代を、100万人の同級生規模の世代が仕送りで支えるって無理ゲーだということは、ちょっと冷静になって考えると、はっきりと分かると思います。
だから、変わらないとダメなんですよね。
賦課方式。
もう無理なんだと思います。
200万人の中で、裕福な層には、それなりの負担をしてもらう。
それに、平均寿命が伸びてるんだから、働く期間も伸びるでしょ。
定年も65歳まで伸びてるんだし。
だったら、払い込みも65歳までって、至極合理的です。
マスコミに踊らされることなく、ちゃんと自分で情報を仕入れて、現状を見つめて、将来を予想し、それに備える。
それが大事なことですね。
以上でーす。
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