百貨店からプログラマーへと転職した理由
https://note.mu/yujihamada/n/n21a34cb224ab
前回のnoteの続きとなります。百貨店に嫌気が差し、プログラマー職に魅力を感じていた僕はプログラマーに転職することとなります。転職した理由としては…
・単純にITサービスが好き。そしてITでどんどん便利になる世の中に自分も貢献したい
・技術次第でどんな会社でも働ける
・自分でプロダクト・サービスを作って稼ぐこともできる
・合理的な仕事の仕方
以下に理由を書いていきます。
ITでどんどん便利になる世の中に自分も貢献したい…これが圧倒的に大きな理由です。僕は本当にITで便利に世の中になっていくことにワクワクしていました(今も)。買物の多くをオンラインで済ませ、方向音痴が悩みだった僕はGoogleMapでどこにでも最短距離で行けるようになりました。写真を撮り、PCに取り込むのが億劫でたまらなかったのに、手元のスマホでさっと撮れ、自動で無料でクラウドへ保存され簡単に共有できるようになりました。気づけば多くの写真を撮る生活へと変わっていました。他にもニコ生、アメーバピグ、キュレーションサービス、自分の生活を変えた、ワクワクさせてくれたものはいくらでも挙がってしまいます。オンラインで出会った今でも友達の人もいればお付き合いをした人もいます。これだけ便利にしてもらっているモノに、なにかできないか?自分も参加してその進化を早められないかな?と思っていました。もちろん僕一人では誤差にすらならない違いかもしれませんが。
またITサービスでは多くの誰かが助けられるということにも魅力を感じます。百貨店時代は社会に全く貢献できていないと感じていたからです。前回のnoteに書きましたが本当に誰のためにもならない仕事ばかりで、お客様に直接関われる仕事でも影響を与えられるお客様の数は本当に限られます。またサービス内容もこれは社会に本当に必要とされているのか?と疑問に思う点も少なくありませんでした。このあたりは僕の感想であり、働き方に問題があったのかもしれませんので自分の責任も少なからずあります。
ITでの力を使えばその比較にならないくらいの人々に影響を与えられます。とにかく人の役に立ちたいという気持ちが強かったです。
技術次第でどんな会社でも働ける...能力次第で選択肢が広まるというのは本当に素敵なことです。百貨店では会社に文句ばかりを言う能力のない人間ばかりだったからです。その文句を言っていた人たちはそんなに給料をもらっていたわけではないとは思いますが、社外に出れば同じ給料を出してくれる会社はなかったでしょう。汎用性のない能力しか身につかないからです。選択肢がないというのは本当に辛いです。何が何でもその会社にしがみついていなければ行けなく、なんとか出世しなければなりません。もちろん全員が出世はできないので、生活もギリギリの人が多かったです。生きていくために必要な何かしらの能力を身に着けねばと思っていました。
もちろんこれは能力があれば・その努力ができればの話ですが、頑張ればある程度報われるというのは、何かに取り組む上でひとつのモチベーションにはなります。
自分でプロダクト・サービスを作って稼ぐこともできる...自分でなにかを作れるようになるというのは本当に素晴らしいと思います。自分で会社を起こすこともできます(もちろん簡単ではないというのは十分承知しています)。この記事はnoteで書いていますが、サーバーを立ててワードプレスでブログサービスを作って広告貼って、アフィリエイトして…っていうことも簡単にできてしまいます。これも自分の選択の幅が広がるものだなと思い魅力に感じています。例えばUXレビューサイトのyyUXというサイトを作りました。このサイトは世の中の良いサービスを知りたい、改善点があるならばそれを提供者に知らせたいなと言う思いがありました。また自分の作ったサービスの改善点をレビューしてくれる人がいてくれるとなぁ…というのも理由です。全然使われているサービスではありませんが、自分の思ったものを形にできるというのは素敵なことです。前いたアパレル業界(百貨店の中で婦人服を担当していたので)では自前で洋服を作って売るというのはかなりお金がかかります。自らサービス提供者になれるというのは大きな魅力です。
仕事の仕方が合理的…百貨店では非常に非合理的な仕事の仕方でした。連絡は電話・FAXが当たり前、むしろメールは好まれません(Slackなんて存在しうることが想像できません)。会議でも議事録を議事録を取ることは一度たりともありませんでした(そのため僕は議事録を取る・残すという商習慣を全く知らなかった…)。言った言わないで揉めることは日常茶飯事で、そうわかっていても改善しようとはしません。
個人的に取り組んでいたこととしては、僕はとにかく電話・FAXを避け、メールで連絡を取るようにしました。ただそれでもメールに対する返事を電話で返してくる人が本当に多かったです。メールで連絡するのは怠惰な結果と思っている人も多いのでしょう。こういった業界を末端の一人間が変えていくのは非常に大変です。
IT業界はそうではないだろうと思っていました。非効率なものを効率化させていくITがそんなはずはないだろうと。
百貨店ではユーザーファーストより上司ファーストの考えしかできませんでしたが。現在では基本的にはユーザーファーストで動けています。もちろん人間いつも合理的に動けない部分もあるので”基本的には”とつけておきました。
とつらつら書きましたが、やはり一番はテクノロジーで世の中を良くしたいという思いですね。正直今の自分が世の中に貢献できているかと言われるとまだまだなので、これからも勉強してどんどん働きたいと思います。
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