なぜ2023年も終わるのにライカM240を買うべきなのか
ちょっと海外のYouTubeっぽいタイトル付けてみました。
でもM240を10ヶ月ほど毎日使っていて、心からそう思っています。
愛を交えながら理由を書いていきます。
Leica M240の2023年時点で良いところ
値段
M型ライカの中ではかなり安いです。
僕はebayで33万円で購入したので、他のメーカーの中位機種新品と同等、上機種型落ちくらいの値段です。
(マーケットプレイスでの購入は自己責任でお願いします)
ソニーの方が安い、とは一概に言えない金額です。
M10の価格が上がりまくっている今だからこそ、M240を強くおすすめします。
描写
ライカのカラーサイエンスに興味があるならM10やM11にも優るとも劣りません。
いまだにM240のウェットな描写が好きで最新機種よりM240を選ぶ方もいます。僕もその1人です。
高感度や画素数なんて些細な違いですので、
どちらかというとどの機種の描写の傾向が好きかで決めれば良いと思います。
実際の使用感
10ヶ月毎日使って思うのは、どこに行くにも持ち出したくなるサイズとデザインってめっちゃ大事だということです。
前のカメラ(α7)でも結構撮ってましたが、それでも週一、二くらいです。
α7は軽いですがレンズを含めるとでかいので、カバンに常に入れることはできませんでした。
ライカはレンズによってはコートのポケットに入るくらいです。
かっこいいのでとりあえず触りたくなりますし、常にカバンに入れてるので使用頻度が激増しました。
そんなに撮ってるのにいまだに描写に驚かされることがあって飽きないです。
レンジファインダーは撮るまでどんな写真になるかわからず、背面液晶で確認すると想像を超えてきます
おそらく一眼レフでも同様の驚きは得られます。
そこで違うのが撮る前の体験。
マニュアルフォーカス、マニュアル露出で撮りたくなるところが一眼レフと違う部分だと思います。
ゆっくり被写体に向き合い、距離感と角度、絞りとシャッタースピードを決め(ISOは大体400に固定してます)、最後に構えてシャッターを押す。
この工程が僕はたまらなく好きで、ミラーレスでも同じように撮ろうとしたことがあるのですが、めんどくさくて結局絞り優先オートで撮ってました。
やろうと思ったらできるのと、マニュアルに最適化されているのでは撮り方が大きく変わります。
不便を楽しむのではなく、撮り方が変わることによる自分の写真の変化が重要です。
そのために大事なのは物理のシャッタースピードダイアルと、物理絞りダイアルがあるレンズです。
Zfも良さそうですね
この体験があるのでミラーレスで写真を撮るのに気持ちが上がらなくなってしまいました。
(依頼撮影は気持ちは関係ないのでミラーレスで撮ったりします)
また設定をいじることがほとんどなく、触るとしたらフィルムモードくらいです。
昔は全部レタッチしてましたが、ここ数ヶ月はフィルムモードで撮って出しばかりです。
M240の撮って出しは世界一ィィィィ!!!!!
ちなみにM型で唯一動画も撮れて、僕は動画機能も使ってます。
写真はレンジファインダーで撮りたいし、動画もちょっと撮るというのはM240しかできません。
作例
以下全部撮って出しです(フィルムモードは混ざってます)
M240のデメリット
よく大きくて重いとか言われますが、僕は全然感じません。
強がりとかではなく、必要十分なサイズと重さです。
より小さくて軽いに越したことはありませんが、M11も触ってみて購入の意思決定要因にはならない程度の差だと思いました。
それよりも
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?