三脚の意外な効果
最近のカメラは手ぶれ補正が強く、ISOも上げれるため三脚を使って撮る人はだいぶ少ないのではないでしょうか?
かく言う僕も基本手持ちですし、筋肉で止めるので写真用のカメラに手ぶれ補正はいらないと思ってます。
しかし、でか重い中判フィルムカメラを買ったことに加え、今通っている京都芸術大学の授業では三脚を使って撮影しないといけないので、
最近になって三脚を使い始めて気付いたことがあります。
それは「三脚を使うと構図がきっちりと決まる」ということです。
①三脚を使うためさっと構えてさっと撮る、ということがなくなる
②ずっと画面を見ているので構図が気になってくる
③水平垂直が撮りやすい
ということが影響していると思います。
この経験があったので、
中判フィルムはウエストレベルで三脚を使ってどっしり撮る、レンジファインダーはアイレベルで主観的に適当に撮る、といった自分のスタイルが固まりつつあります。
そんなわけで三脚は使い続けると確信したので良いやつに変えました。
今のところ手ぶれ防止の目的で三脚を使ったことはありませんが、長時間露光を使った新しい表現にも挑戦してみたいなと思います。
つらつらと書きましたが、カメラの進化によって三脚の役目は変わってきた、というお話でした。
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