みなさん、こんにちは、こんばんは。
先日はニッポン放送特別試写会にお招きいただき、2023年8月25日公開予定の『#ミトヤマネ』をいち早く鑑賞してきました。
ほか、𝕏で仲良くしている相互フォロワーのたにザッケローニさんとのゲリラ企画でスペースをしまして、そこで「#たにさんと選ぶ名刺代わりの映画10選」と題して僕のオールタイムベスト級かつ自分を形成する映画10選を選んでもらいました。
具体的な映画10本は次のとおりです。
人の優しさ、家族愛や兄弟愛が描かれた作品が中心ながら、劇場鑑賞した時の圧巻の体験がいまだに肌に残っている『タワーリング・インフェルノ』など、自分の体験や経験がもとになっている作品もあります。
このように改めて人と語りながら、自分にとっての特別な作品をピックアップしていくのも貴重な体験でした。
2023年8月20日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第9回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
❶AppleTV+最前線&8月のピックアップ映画/映画『#ビーニー・バブル』
さて、普段は「AppleTV+最前線」と「●月のピックアップ映画」は別枠なのですが、今回は各トピックとの兼ね合いでAppleTV+オリジナル作品の今後の配信予定をご紹介しながら、8月に配信開始された映画『ビーニー・バブル』をご案内します。
◆AppleTV+オリジナル今後の期待作
2023年8月20日現在、AppleTV+で配信が予定されている作品は豪華なキャストや興味をそそる内容が目白押し!今回は9作品をご紹介いたします。
■ドラマ『インベージョン』シーズン2/2023年8月23日配信開始
シーズン1が2021年に配信されてから2年が経過し、待望のシーズン2。
日本からは忽那汐里がメインキャストの1人として出演しているのも要注目要因のひとつです。予告を観てもらえれば、どれだけ重要な役柄かはすぐにお分かりになると思います。
シーズン1はタイトルの通り、何者かが地球を侵略するという話で、全10話構成の8話でやっとエイリアンの姿が初登場というゆったりっぷりでした。
物語の進行も、各メインキャストごとに1話ずつ使う構成だったためか、めちゃくちゃ遅い…毎話毎話何も話が進んでいないという様相でした。
もう1人のメインキャストであるゴルシフテ・ファラハニの旦那役がめちゃくちゃクソ野郎ってところが記憶に刻まれています。
しかし、エイリアンが侵略していく模様と明らかに変わっていく世界という見せ方は視聴を継続するための強度としては十分。
8話からラスト3話で一気に畳み掛けるように盛り上げる構成は、前半のゆったりした進行は狙い通りだったのかと思えるほどでした。
一気に物語に対する興味が上がりきったところでシーズン2に続く…という感じだったので、やっとの思いで観られます。
▼シーズン1の各話短評は旧Twitter(現𝕏)に投稿しています
■ドキュメンタリー『Wanted:カルロス・ゴーンの逃亡』/2023年8月25日配信開始
元日産自動車会長で国外逃亡したカルロス・ゴーンを追うドキュメンタリーシリーズが始動。一時はニュースを席巻させていた彼ですが、今は何処に?
「ビル・ゲイツより尊敬された」から始まる予告編の映像は、自動車業界随一の大物の人生を一瞬で転落させた絶望感を味わえます。
全4話構成で彼がなぜ国外逃亡をするに至ったのか、その真実が炙り出されていくのでしょうか。
■ドラマ『チェンジリング〜ニューヨークの寓話〜』/2023年9月8日配信開始
ヴィクター・ラヴァルの同名ベストセラー小説を原作とする本作は、大人のためのおとぎ話と紹介されています。
ホラーであり、親としての寓話であり、知られざるニューヨークの危険な冒険でもあるとかなんとか。
アカデミー賞ノミネートのラキース・スタンフィールドが主演・製作総指揮を務め、クラーク・バッコ、アディナ・ポーター、サミュエル・T・ヘリング、アレクシス・ラウダー、ジャレッド・アブラハムソン、そして特別ゲストとしてマルコム・バレットが出演する。
予告を観るにもしかしたら超能力的なものも出てくるのでしょうか。
とにかく悍ましくも不気味な物語が進行する様子。しかし、かなり惹きつけられるものがありますね。
■ドラマ『ザ・モーニングショー』シーズン3/2023年9月13日配信開始
『ザ・モーニングショー』は2019年にAppleTV+オリジナル作品としてシーズン1が配信開始され、エミー賞受賞などAppleTV+を代表する作品となりました。
シーズン1はその年に観た作品の僕のベストでもあり、新シーズンの開始が楽しみで仕方ありません。
シーズン1ではジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、そしてスティーブ・カレルの3人を軸として、大人気情報番組の裏側とハラスメントに塗れた職場と職業人のリアルを見せられ、リアルなビジネス環境に身を置く1人として一気に引き込まれました。
▼シーズン1はnoteにも作品紹介と感想をまとめています。
そして、シーズン2では犬猿の仲となったアレックス(ジェニファー・アニストン)とブラッドリー(リース・ウィザースプーン)が互いに敬意を払いながら絆を深めていく模様が感動を誘いました。
第72回エミー賞で助演男優賞を受賞したビリー・クラダップ演じるコリーにも要注目です。
シーズン3ではアレックスとブラッドリーがまたもや対立する様子が予告編では描かれています。またもや最高のシーズンになることを予期させてくれますね。
■映画『フローラとマックス』/2023年9月29日配信開始
個人的に期待している最新映画がこちら。ジョン・カーニー監督の最新作で、主演はイブ・ヒューソン。ヒューソンは父親がU2のボーカリストのボノで近年は俳優として映画やドラマと実績を積み上げています。
少し前には同じくAppleTV+オリジナルドラマ『バッド・シスターズ』で個性的な5人姉妹の末っ子を演じていて、とても印象深かったです。
そして何よりもジョン・カーニーの最新作っていうところに心躍りますね。カーニー監督といえば『ONCE ダブリンの街角で』に始まり、『はじまりのうた』、『シング・ストリート 未来へのうた』とわずか3作品のみですが、いずれも音楽を題材にしながら強烈な印象を残してきました。
『はじまりのうた』に至っては僕のオールタイムベスト10級に好きな傑作なので、彼の最新作に期待しないわけがありません。
共演にはジョセフ=ゴードン・レヴィットやジャック・レイナーら。
音楽映画こそスクリーンで堪能したいのが本望ですが、まずはAppleTV+今年随一の期待作ということで楽しみにしています。
■映画『レッスンin ケミストリー』/2023年10月13日配信開始
ボニー・ガームスのベストセラー小説を原作に実写化した作品。
ブリー・ラーソンは製作総指揮でありながら主演を務めています。ほか、製作総指揮にはジェイソン・ベイトマンも名を連ねていますが、彼は最近プロデューサー業での活躍が目を見張りますね。
1950年代、女性の活躍が阻まれ、明らかな男性優位だった社会。MCUでキャプテン・マーベルを演じるなど、ブリー・ラーソンは”強い女性像”のアイコン的存在になっていると感じています。
そんな彼女が社会風潮に阻まれて夢を諦め、そこから新しい道で活躍の場を広げていくという話でしょうか。非常に興味深いです。
■映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』/2023年10月20日劇場公開
AppleTV+オリジナル作品で数少ない劇場公開作品です。そりゃあマーティン・スコセッシ監督で、主演がレオナルド・ディカプリオときたら劇場公開しないわけにはいきません。
デイヴィッド・グランのベストセラー犯罪ノンフィクション小説を原作にしており、実話をもとにしている模様。しかも上映時間は206分!!
Netflixオリジナル『アイリッシュマン』も210分の長尺でしたが、それに匹敵する長さ。ただ予告を観るだけでも「これは絶対に観にいこう!」と思わせてしまう強度はさすがです。
共演はこれまた豪華でロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、ブレンダン・フレイザー、ジョン・リスゴーらが名を連ねます。2023年はまだ終わりません!
■映画『ナポレオン』/2023年12月劇場公開予定
同じくAppleTV+オリジナル作品でありながら劇場公開される超大作。
御年85歳を迎えたリドリー・スコット監督が凄まじくエネルギッシュな作品を作り上げました。近年でも『最後の決闘裁判』や『ハウス・オブ・グッチ』を撮りましたが、この人はいつまでこんなに元気に映画を撮り続けてくれるのでしょうか。
ナポレオン役はホアキン・フェニックス、妻のジョゼフィーヌ役はヴァネッサ・カービーです。誰もが知る偉人ナポレオンの伝記映画とあって、興味のある人も多いのではないでしょうか。
しかも『グラディエーター』以来の監督&主演のタッグとあれば、期待せざるを得ません。
2023年を締めくくるにはもってこいの作品ではないでしょうか。
■ドラマ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』/2023年秋配信予定
2014年の『GODZILLA ゴジラ』、2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、そして2021年の『ゴジラvsコング』とこれまで4作品を世に輩出し、興行収入は20億ドル以上を稼ぎだすメガヒットシリーズ”モンスター・ヴァース”の最新作。
シリーズに登場する研究機関モナークにスポットを当てた全10話構成のドラマシリーズ。これはAppleTV+に加入しないと観られません。
舞台は、ゴジラとタイタンの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃の事実が発覚した後の世界を描く模様。
今回主役を務めるアンナ・サワイは、共演の山本真理とともにAppleTV+オリジナルドラマ『Pachinko パチンコ』にも出演しています。これからが楽しみな俳優の1人ですが、もうひとつ話題性で言えばラッセル親子の共演でしょう。
カート・ラッセル&ワイアット・ラッセルが同じ作品で共演するのはおそらく初めて。といっても3世代の話で描かれるそうで、秘密機関モナークの将校リー・ショウをカートが演じ、若き日のリー・ショウをワイアットが演じるということで同じ映像内で映ることはなさそう。
とにかくゴジラのスケールをドラマで味わえるのは貴重でしょう。めちゃくちゃ楽しみです。
◆8月のピックアップ映画/『ビーニー・バブル』
ビーニー・ベイビーズをご存知でしょうか?
バブル絶世期に全世界で大流行したぬいぐるみです。1990年代に大流行をしたプレスチックのレペット(豆)を詰めたぬいぐるみシリーズのこと。
この映画で中心に描かれる実業家のタイ・ワーナーという人物。この人がブームの火付け役であることは間違いないのですが、実はその背景を掘り下げていくと…縁の下の力持ちとも言える3人の女性の存在がありました。
そんな彼女たちを甘い言葉で操りながらも、独善的で何もお返しをしないタイのクズみたいな人間性が明らかになるにつれ、「ザマァみろ」という想いが募っていきます。
エリザベス・バンクス演じるロビーのほか、サラ・スヌーク演じるシーラ、ジェラルディン・ヴィスワナサン演じるマヤと、それぞれがどれだけこのぬいぐるみブームになくてはならない存在だったかが描かれます。
下の僕の𝕏の感想にも書いていますが、一生懸命頑張っているのに会社から評価されないとか、クソみたいな上司に当たって最悪だとか、仕事で色んな鬱憤が溜まっている人には一歩踏み出すきっかけを与えてくれるような作品となっています。
◆9月期待の新作映画
隔週第3日曜日の恒例である、「9月の注目新作映画」についてまとめていきます。
本コーナーはリスナー参加型で実施しており、まずは私が観ようと思っている次月の注目新作映画を紹介していきます。
その間にリスナーの方々にコメントをいただきながら、次月にどんな映画を観るかの参考になるような時間にできればと考えているコーナーです。
私の趣味嗜好だけでなく、リスナーさんからの注目映画を教えてもらうことで、「そんな映画があったんだ!」「それ面白そう!」とかの発見になれば嬉しいと考えて設けています。
【EDDIEの9月公開の注目新作映画】
●『スイート・マイホーム』/9月1日公開
●『アステロイド・シティ』/9月1日公開
●『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』/9月8日公開
●『ミステリと言う勿れ』/9月15日公開
●『グランツーリスモ』/9月15日公開
●『Threads of Blue』/9月15日公開
●『ジョン・ウィック コンセクエンス』/9月22日公開
●『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』/9月22日公開
●『バーナデット ママは行方不明』/9月22日公開
●『沈黙の艦隊』/9月29日公開
●『BAD LANDS バッド・ランズ』/9月29日公開
●『コカイン・ベア』/9月29日公開
【リスナーさんの9月公開の注目新作映画】
●『福田村事件』/9月1日公開
●『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』/9月15日公開
●『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』/9月22日公開
●『ハント』/9月29日公開
◆#推しの配信映画 特集
さて、𝕏にてポストを募った「#推しの配信映画」ですが、なんと92作品集まりました。ポストしてくださった方々、ありがとうございます!
夏休みだし暑すぎる日々が続いていて外に出たくない人も多いだろう…ということで、このような企画を立ち上げましたが、これは観たい作品がこれまた増えるばかりです。みなさんもこのタグを配信作品選びの参考にしていただけますと幸いです。
タグの趣旨としては、各サブスクリプションのオリジナル作品もしくは日本劇場未公開で配信が初上陸の配信オンリー作品を投稿してもらうことでした。
中でも気になった作品や自分も好きな作品などを挙げてくださっている方々のポストを紹介いたします。
▼『Mank/マンク』については過去に『市民ケーン』に触れながら執筆したnoteがあるのでこちらも合わせて読んでください。
◆まとめ
以上、今回は盛りだくさんでお届けしました。
配信の模様は下記のアーカイブにてご視聴ください!
次回配信は2023年9月3日(日)22時〜、𝕏の僕のアカウントよりスペースにて行います!是非是非フォローして聴いてください〜!
次回は「#おすすめのモンスタークリーチャー映画」特集です!