みなさん、こんにちは、こんばんは。
日々日々暑いばかりですが、これまたコロナやら風邪やら流行っているみたいですね。僕の周りでも体調を崩す人がちらほら。
クーラーの効いた屋内と猛暑な屋外との気温差にやられる人も多いのでしょう。みなさん、気をつけて過ごしましょう。
さて、僕は前回配信から今回まで色々な映画の催しやイベントに参加してきました。
少し前には地上波夏ドラマに関する感想スペースをXの相互フォロワーであるSAKAさんと配信で語り合いました(仕事の都合で30分ほど遅刻しましたが)。
新作映画絡みでいえば、『DitO』の舞台挨拶回に行ってきました。主人公の娘役で映画の中で主要キャラを演じた田辺桃子さんのファンなので、彼女を一目見たかったためです。すごく良い声をしているんですよね、彼女。
ほか、絶賛公開中のMCU最新作『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレ感想スペースを行いました。こちらもMCU最新作(映画・ドラマともに)が公開されるたびに、Xの相互フォロワーであるpecoさん&akiさんと配信する恒例行事となっております。
あと、映画とは関係ないですが、WWEの日本公演「WWE SuperShow Summer Tour」にも両国国技館まで観に行ってきました。過去に2度参戦したことがありますが、5年ぶりの日本公演ということで大興奮。まぁWWE出身で映画のスーパースターになったロック様ことドウェイン・ジョンソンやジョン・シナ、デイヴ・バウティスタがいることを考えれば、映画と全く無関係とは言えませんね(こじつけ)。
では、ここから「EDDIEのかく語りき」配信のコラムをまとめてまいります。
2024年8月4日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第32回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
①EDDIEのピックアップ俳優/佐藤玲
今回からの新企画、ピックアップ俳優のコーナー。
僕の好きな俳優をピックアップしてご紹介。スターからあまり話題にのぼらない方まで、そのときの気分やトレンドなどに応じた俳優をご紹介します。
■佐藤玲
佐藤玲さんについてはいつの間にか好きになっていて、ファンとして追いかけるようになっていました。初めて彼女を認識したのはドラマ『架空OL日記』ですが、映画『死刑に至る病』で一気に注目をし、気づけばInstagramやXで彼女の動向を追いかけるように。
そして、2023年には『かかってこいよ世界』、『Threads of Blue』と立て続けに主演映画に出演し、2024年には彼女のプロデュース朗読劇『名作に触れるシリーズ/江戸川乱歩短編集』を阿佐ヶ谷にて観劇。
一時は会社を立ち上げてからロンドンに留学を果たすといった行動力の高さに自然と応援をするようになっていきました。
前述した映画のほか、出演ドラマもできるだけ追いかけながら、2024年8月4日には佐藤玲さん初のファンミーティングにも参加。
彼女の声が好きな身としては前から2列目というかなりの至近距離で、彼女の声が堪能できて「幸福」この上ない感覚でした。
元々は小中高と国立の進学校に通っていた経歴もあり、基本的な地頭の良さを感じさせるトークも魅力で、それでいていちばんの魅力は芯の強さ。
ファンミーティングで読まれた「今後演じてみたい役柄は?」の質問にも「演じたい役というのはなく、とにかく言われた役をしっかりと演じたい」という言葉に表れている通り、どんな役でもこなしてやろうという気概を感じます(ちなみにこの読まれた質問は僕のものでした)。
一方、ぶぶちゃんという愛犬と戯れながらインスタライブを行うのがファンにとっては恒例でもあり、「犬と一緒に出られるような作品に出たい」とも答えていたのは彼女らしさと言えるでしょう。
本人は前述の通り、芯が強く、怖い映像作品などは苦手なようですが、気が強く思ったことははっきりと言うタイプだそうで、過去に所属した劇団でも自分がなかなか良い役をもらえなかった時に「なぜ自分にやらせてくれないのか」と上司に問いかけたエピソードも語っていたほど。
そんな彼女の気の強さとは裏腹に代表作の一つ『架空OL日記』のようにいわゆる空気の読めない、だけど恋することも好きな可愛らしい女性を演じることもお手のもので、質問の回答にもあった通りどんな役柄でもこなせるカメレオン俳優的な存在でもあると思います。
話題作『キングダム 大将軍の帰還』でも重要な役どころで出演もしており、自身のプロデュース作品はもちろん、映画やドラマで俳優として活躍してくれるのも今後もとても楽しみな俳優です。
▼榮倉奈々さんと共演しているみずほ銀行のCMもご覧ください
https://twitter.com/ryosato19920710
②AppleTV+最前線
今回のAppleTV+最前線では、現在配信中もしくは配信開始予定のAppleオリジナル作品をご紹介します。
■ドラマ『ランド・オブ・ウーマン』
『デスパレードな妻たち』でお馴染みのエヴァ・ロンゴリアの主演ドラマ。彼女が同作に出演していたのが2004年〜2012年の約8年間なので、それから12年ぶり。といっても間には色々と映画やドラマにも出ていたのですが、これといってヒット作や話題作がなかったのが正直なところ。
『デスパレードな妻たち』のほかに「代表作の映画は?」と聞かれると思い浮かぶ作品がありません。個人的にはNBAファンということもあり、彼女はNBAスーパースターのトニー・パーカーの元妻というイメージの方が強いですね。
とはいえ、ハリウッドセレブなイメージの彼女が今回演じるのは、セレブ妻が夫の破産によって逃亡劇を演じることになったというある意味一発屋な彼女の半生を描いたような作品です。
エヴァが主人公のガラを演じ、その母ジュリアをカルメン・マウラが、その娘のケイトをヴィクトリア・バズアが演じ、ガラを中心とした母娘三世代の物語にもなっています。
作品のテイストとしてはコメディで、スペインを舞台に「そんなことある!?」な珍道中を繰り返していく笑える作品です。
さらにマフィアの魔の手が追ってきており、そのマフィアの1人を『プリズン・ブレイク』のスクレ役でお馴染みのアマウリー・ノラスコが演じており、同作のファンとしては彼の登場に歓喜したほどです。
個人的にはこのドラマの見どころはガラの母親のジュリアを演じたカルメン・マウラのキャラクター。実はガラの父親が誰なのかがわかっておらず、ジュリアは若い頃にスペインで町中の男たちと色々あった模様。久しぶりに娘たちとスペインの地に戻ってくるやいなや、街の男たちから次々と声をかけられるなど、彼女がいかに若かりし頃にブイブイ言わせてきたかがわかります。
とにかく3人ともう1人の主要キャラであるサンティアゴ・カブレラ演じるアマットらの掛け合いが面白いので、興味のある方はぜひAppleTV+にて。
■ドラマ『推定無罪』
いやぁこれは最高に面白かったですね!
ジェイク・ジレンホールといえば、あのギョロリとした目の大きさが特徴ですが、裁判劇やワンシチュエーションものなど、彼の良さが存分に発揮されます。
本作『推定無罪』は1990年にハリソン・フォード主演で映像化されており、そのリメイクという立ち位置。僕はオリジナル版は観ていないので変更点や比較などはできませんが、毎週更新が楽しみになるレベルで先が読めないストーリー展開と役者陣の演技合戦に酔いしれていました。
あらすじにもあるとおり、彼は検察官で同僚の女性が殺害されるというところからストーリーが始まります。そこで第一容疑者となるのが彼女の恋人だったジェイク演じるラスティ・サビッチだったのです。
しかも問題はラスティは家庭を持っており、子供もいる家族を大事にするイメージだった人間ということもあり、人間の底知れなさと信用の出来なさを序盤から存分に突きつけてくるのです。
もうこのドラマは演出も役者たちの演技も素晴らしすぎて、とにかく同僚から蔑むような目で疑いをかけられるラスティとその空気感が気味が悪く、一方でそれが作品の面白さを極限まで高めてくれているといえます。
最後はオリジナル版を観ていないこともあり、結末は全く予想できない展開に。そう来るか、と。
役者陣も主演のジェイク・ジレンホールのほか、彼の同僚であり恩師でもあるレイモンドを演じるビル・キャンプ、同僚ながら彼を毛嫌いし裁判で徹底的に追求する検察官のトミーを演じるピーター・サースガードらもお見事。
ミステリーサスペンスとしても上質な上、裁判劇が瞬きも勿体無いほどの面白さなので、これを観るためにAppleTV+に加入しても損はしないと断言できます。
【近日配信の新作】
■ドラマ『バッド・モンキー』/2024年8月14日配信開始
③EDDIEのピックアップ映画/映画『ツイスターズ』
いやぁ景気の良いディザスタームービーでしたね!
監督はアカデミー賞ノミネートでも話題になった『ミナリ』のリー・アイザック・チョン。彼が竜巻を題材にしたディザスタームービーをどのように仕上げるのか、と思っていましたが実に素晴らしいVFXとの融合。
クライマックスは4DXなんかで体験したらかなりすごいことになっていたんじゃないでしょうか(僕は吹替版で鑑賞)。
今回知名度でいえば、タイラー・オーウェンズを演じたグレン・パウエルだと思いますが、主演のケイトを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズが素晴らしかったですね。いや、とにかく美しかった。
竜巻に立ち向かう気象オタクさながら凛とした佇まいが絵になり、今後のハリウッド映画でも期待がかかる若手俳優ではないでしょうか。映画ファンの間では話題にもなっていた『ザリガニの鳴くところ』でも主演しているので、こちらも近々観てみようと思います。
とはいえ、やはりグレン・パウエルが良かったですね。
主人公とは対照的なキャラクターで無鉄砲に竜巻に立ち向かっていく無謀さと何事も恐れない勇敢さを両立させており、主人公たちを煽るような最初はいけ好かないキャラクターとして登場していましたが、これが一気に愛着が湧くキャラ設定になっているのは良い意味でズルイと思わされました。
そして、個人的にこの映画で良かったと思ったのは冒頭のシーンですね。
天才的な感覚と経験則で竜巻の発生位置や発生予測をするある意味特殊能力を持つような主人公ケイトの凄さを見せつけた後に、舐めたら完全にアウトな自然の猛威を見せつけここで一気に鑑賞者に絶望を与えます。
あまりにも壮絶な経験を主人公にさせることで、生き甲斐でもあった竜巻追いかけを完全に諦めさせることに成功。しかも、映画的にも竜巻の迫力の凄さでドキドキとワクワクを鑑賞者に与えて、映画の物語の中に見事引き込んでいくわけですね。
ちょっと中盤中だるみしてしまう箇所もありましたが、クライマックスには「これを待ってたんだろ?」とばかりに凄まじい映像の連続を見せつけられ、結果的には「こんなハリウッド映画を観たかったんだよ」と満足感を提供してくれました。
また、今回は吹替版で鑑賞したのですが、思った以上に吹替版が良かったです。というのも竜巻という映像的にもスクリーン映えする作品ですから、字幕を追うよりも映像に集中できた方が楽しみも倍増すると思うのです。
しかも主人公ケイトのボイスアクトをした小芝風花がとても上手で、さらにもう1人の主要キャラのテイラー役をした津田健次郎が百点満点のボイスアクト。グレン・パウエルのニヤケ顔と津田健次郎のニヤケ顔が合わせ鏡のように感じる瞬間もあったほど、キャラに合っておりました。
▼こちらは小芝風花さんが映画の竜巻紹介をする動画です
とにかく映画館で観られるうちに、できるだけスクリーンサイズの大きな劇場で、欲を言えば音響の良い映画館で竜巻の脅威を体験することをおすすめします!
④「#あなたの好きなディザスタームービー」特集
さて、今回のメイン企画「#あなたの好きなディザスタームービー」特集です。映画『ツイスターズ』公開を記念して、災害を題材にした作品群を募集しました。
Xユーザーの方々からの投稿作品を紹介してまいります。
■災害に襲われるディザスタームービー
『イントゥ・ザ・ストーム』
◆『2012』
◆『デイ・アフター・トゥモロー』
◆『ザ・コア』
◆『フレンチアルプスで起きたこと』
◆『オンリー・ザ・ブレイブ』
◆『インポッシブル』
◆『地震列島』
◆『ツイスター』
◆『テイク・シェルター』
◆『ボルケーノ』
◆『ポセイドン・アドベンチャー(1972)』
◆『ディープ・インパクト』
◆『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』
◆『ジオストーム』
◆『日本沈没(1973)』
◆『ドント・ルック・アップ』
◆『アフターショック』
◆『ムーンフォール』
◆『ダンテズ・ピーク』
◆『アルマゲドン』
◆『タワーリング・インフェルノ』
■感染症に襲われるディザスタームービー
◆『コンテイジョン』
◆『復活の日』
■得体の知れない何かに襲われるディザスタームービー
◆『クローバーフィールド/HAKAISHA』
◆『ミスト』
◆『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
◆『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』
◆『妖星ゴラス』
◆『スクワーム』
◆『シャークネード』シリーズ
◆『クロール -凶暴領域-』
◆『シン・ゴジラ』
◆まとめ
配信コラムは以上です。
ディザスタームービーと一言でくくると災害系の映画ではあるのですが、今回投稿してくれたXのユーザーの数だけさまざまな解釈があるとも言えます。
とにかくディザスタームービーは劇場で観てこそ真価を発揮するのは間違いありません。迫力満点な災害や自然の猛威を振るう映像はスクリーン映えしますし、その脅威的な恐ろしさは大規模な劇場スクリーンで堪能してこそでしょう。
配信の方でも語っていますが、名作『タワーリング・インフェルノ』については初鑑賞が映画館だったこともあり、僕のオールタイムベスト級の作品の一つに連なりながらも、次観るときも映画館でと決めています。それだけ劇場での体験が忘れられないですし、特別なものになっているのです(詳細は配信でも語っています)。
今回の配信のアーカイブはこちらからどうぞ。
では、次回配信は【8月18日(日)22時〜】を予定しています。お時間ある方はXのスペースの方までぜひ聴きに来てくださいませ。