みなさん、こんにちは。こんばんは。
2023年も半分が終わりました。皆さんはどんな映画ライフを送っているでしょうか。
6ヶ月経過したということで、今回は上半期映画ベスト10について配信で語りましたので、配信で語った内容をnoteにまとめます。
ほか、「#あなたの好きな大占拠映画」特集やAppleTV+でシーズン1の最終話が配信されたドラマ『サイロ』などについて語っています。
#EDDIEのかく語りき の配信アーカイブについては、前回noteにて記載しています。
次に本題として、2023年7月2日(日)22時〜Twitterのスペースで配信の「#EDDIEのかく語りき」第6回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語りますので、アーカイブを聴いていただければ幸いです。
❶AppleTV+最前線/ドラマ『サイロ』
2023年5月5日からAppleTV+で配信開始されたレベッカ・ファーガソン主演のドラマです。
サイロとは144階を超える巨大な建造物で、その中に1万人を超える人々が暮らしています。
科学技術は抑制され、歴史は改竄されていて、住民の一部は不思議にも思わず過ごしており、そのまた一部は懐疑的に感じているという具合。
サイロの教えとしては、外部は汚染されて危険であるとされ、人々は出ることはできるが戻ることはできないと言われています。
「外に出たい」というひと言を発しただけで、罪に問われ裁かれてしまう…そして宇宙服のような囚人服を着させられ、
映画でいえば、『スノーピアサー』や『プラットフォーム』のような階級社会がサイロという閉鎖空間の中で繰り広げられ、主人公はサイロのやり方に歯向かったり、外に出ようと奔走したりする物語です。
以下のTwitterのツイートに、『サイロ』の各話短評をツリーにして掲載しています。
❷#あなたの好きな大占拠映画 特集
Twitterにて、「#あなたの好きな大占拠映画」特集ということで、タグ付きツイートを募集しました。
AppleTV+オリジナルドラマで、イドリス・エルバ主演『ハイジャック』が配信開始されたのを記念に、”ハイジャック””バスジャック””銀行強盗””テロリストによる占拠”などなど、人質をとって一つの施設・建物・乗り物を占拠する映画を特集しようと考えた次第です。
今回ツイートしていただいた作品を以下にて紹介いたします。
◆『ダイ・ハード』
◆『狼たちの午後』
◆『アンフェア the movie』
◆『ザ・ロック』
◆『インサイド・マン』
◆『エグゼクティブ・デシジョン』
◆『突入せよ!あさま山荘事件』
◆『狂った野獣』
◆『ぼくらの7日間戦争』
◆『ホワイトハウスダウン』
◆『交渉人』
◆『遊びの時間は終わらない』
◆『太陽を盗んだ男』
◆『ホテル・ムンバイ』
◆『ダークナイト・ライジング』
◆『パブリック図書館の奇跡』
◆『トイ・ソルジャー』
◆『ホワイトハウス・ダウン』
◆『モール★コップ』
◆『ファイナル・オプション』
◆『SP 革命篇』
◆『スペーストラベラーズ』
◆『ホワイト・アウト』
◆『ジョンQ』
◆『沈黙の戦艦』
◆『パッセンジャー57』
◆『クリフハンガー』
◆『スピード』
◆『サドン・デス』
◆『エンド・オブ・ステイツ』
◆『スカイスクレイパー』
◆『ファイナル・スコア』
❸#上半期映画ベスト10 の話
詳細な上半期映画ベスト10については、別noteにて更新しますので、またお知らせします。
今回はあくまで配信番組「#EDDIEのかく語りき 」のトーク内容のまとめとして残します。
●短編特別賞: ぼく モグラ キツネ 馬(AppleTV+オリジナル作品)
「助けを求めるのはあきらめとは違う」
人間関係での疲れ、悩み、苦しみ、そんな他人との関わりに壁を感じた時に観たくなる。一つひとつのセリフがとても胸に響く。
アカデミー短編アニメ賞ノミネート作品。キツネの声はイドリス・エルバ。
●同率10位/テトリス(AppleTV+オリジナル作品)
世界的人気ゲームの権利関係を巡る争いのドラマ勃発!テトリスの裏にこんな史実があったなんて…!
ゲームアニメーションとレトロな音楽の融合。観る者を飽きさせない見事な演出に、2人の男の“許されざる”友情が尾を引く面白さに。これは大傑作。
●同率10位/イニシェリン島の精霊
想像を絶する“つまらない理由”による大喧嘩の開幕…これが本当の指切りげんまんだ!
2人の親友同士の対立構造、これがある事件をきっかけに大きく狂う。終わらない内戦を揶揄するメッセージ性が実にわかりやすく明示された傑作。ロバさん…。
●9位/BLUE GIANT
熱い!迸るほどの情熱と友情、努力の過程、クライマックスに至るまでの推進力がとどまることを知らない!
原作知らずとも入り込める生きたキャラクターと物語のゴール設定。壮絶な展開には言葉を失ったが、決着には拍手喝采!この作品に出会えて良かった。
●8位/生きる LIVING
「今を懸命に生きてるか?」
そう問われている気がした。
ケツのある仕事なら懸命にやるし、夏休みが終わるとなれば宿題やらなきゃってなるわけで。
余命がわかったらあなたはどう生きる?
黒澤明の往年の名作143分→103分と巧くリメイクしてみせた。
●7位/いつかの君にもわかること
大切な人に何が残せるだろうか。
父から息子へ。これからを生きる彼にとって亡き父の言葉なんて不要だろうか。
この父子の結び付きを見ていれば自ずとわかるだろう。最期の時が訪れるまで一緒にいたい。それが自然なことだから。
●6位/Air/エア
有望株か、時代を変革させる逸材か。
ビジネスで革新をもたせるにはルールを破る覚悟が必要だ。そしてありきたりなプレゼンではなく、相手の心をも動かせなければ成立しない。
MJという偉大な選手の可能性を信じ、自らも名声を得たソニーの無謀に天晴れだ。
●5位/レッド・ロケット
元ポルノスターが地元へ舞い戻り再起を図る!?
ってこんな自分勝手な奴あかんて。
人間は不完全だ。だからこそ面白いを体現したサイモン・レックスの表現力に脱帽。決して褒められた人間性ではないのに憎めない。爆笑必至の痛快ヒューマンドラマ!
●4位/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3
冒頭からクライマックス!
初めて明かされるロケットの過去。
涙を誘うエピソード、ピンチの連続、コミカルな演出、感情が忙しい。
主要キャラ全員に見せ場を作る盛り上げ上手!
“クソ”ガーディアンズよ、永遠に…!
●3位/Winny
本当に悪いのは誰?
表の事件としてWinny開発者の金子勇氏の裁判が映し出され、裏では警察の裏金問題が表出する。金子氏を逮捕する“正義の”警察官の正当性とはいかに。
そうして事の根本的発端が蔑ろにされる過程に憤りすら感じる。
東出昌大やはり凄い役者だ。
●2位/ザ・フラッシュ
これぞエンタメの最高峰!
テンポよく飽きさせない編集を駆使して魅せる魅せる!劇場で観てこそ真価を問われるフラッシュの高速アクション。
想像だにしない展開とサプライズの連続。
そこのあなた、ネタバレ喰らう前に観に行っちゃいな!大傑作!
●1位/To Leslie/トゥ・レスリー
絶望、堕落、失墜、墜落、転落、顛末…それでは言い足りないぐらい、あらゆるチャンスを棒に振ってきた一人の女。
どうしようもない主人公、その行く末は。
誰もが堕ちる可能性はある。
彼女の人生を思い返せば希望は取り返せる。傑作!
以下、Twitterにて「上半期映画ベスト10」のほか、【邦画編】【外国映画編(米除く)】【配信映画編】【アニメ映画編】もツリーにして発表しております。
◆まとめ
以上、「#EDDIEのかく語りき」配信第6回のトークテーマについて、ざっくりとまとめました。
詳細な話は以下のTwitterスペースのアーカイブにて語っておりますので、お時間ある方は是非ともお聴きくださいませ。
https://twitter.com/eddie2yuji/status/1675650338479808512?s=20