みなさん、こんにちは、こんばんは。
ゴールデンウィークも終わりが近づいて来ました。
カレンダー通りお休みの人、10連休という人、「ゴールデンウィーク?なにそれ?美味しいの?」ってな感じで普通に仕事だという人もいらっしゃることだと思います。
さて、今回のEDDIEのかく語りきでは、こどもの日配信ということもあり、「おすすめの子どもが活躍する映画」を特集いたしました。
2024年5月5日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第26回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
①EDDIEのピックアップ映画/映画『リバウンド』『あまろっく』
◆『リバウンド』
これはリアルスラムダンクや!
僕自身、あまり韓国映画はたくさんは観ないのですが、自身がバスケットボールをやっていてスポーツ題材の映画が好きということもあるので、この映画は見逃せない!と観に行って来ました。
結論、アツい!!最高!!
これが実話だということが驚きですが、バスケフィクション漫画として代表格である『スラムダンク』と似たようなある意味漫画みたいな物語が展開されていくので、スラダン好きはきっと楽しめると思われます。
物語のアツさはもちろんのこと、この手のスポーツ映画はスポーツ描写がきちんと映し出せているかがポイントになります。
本作は出演者たちがちゃんとバスケができる俳優を起用しており、某月9ドラマとは異なり、試合のスピード感や迫力、バスケのスキルなど、バスケ経験者の目線でもかなり楽しむことができました。
そして『リバウンド』というタイトルの意味。バスケにおいてリバウンドは外れたシュートを掴んで次の得点のためのセカンドチャンスに備える役割があります。
バスケの試合において、シュートが決まる確率はせいぜい50%超(FG%/フィールドゴールパーセンテージ)。つまりはほぼ半分は外れるわけです。
なので、リバウンドをとってリングにシュートを押し込む、またはフリーのシュートが得意な選手にパスを回してさらに得点のチャンスを得るためにはとても重要なスキルなのです。
そんなリバウンドの意味合いとしては「セカンドチャンスを活かす」です。
本作において、新人コーチと寄せ集め弱小チームのジャイアントキリングのような話ではあるので、もちろん挫折や失敗というのが描かれます。
人間誰しも失敗の連続。そんな中、チャンスを得るのは自分の選択、チャンスを活かすのも自分自身だ、というメッセージ性が素晴らしい映画です。
◆『あまろっく』
めっちゃええ話やん!
思わぬ大収穫という感想を抱いたダークホース的作品でした。
あまろっくとは、あらすじにもある尼崎の閘門(水門)です。
かつては水害に悩まされていた尼崎が、この尼ロックの建設をきっかけに水害から守られるようになったという重要な要と言えます。
さて、映画の話に戻しますと、あらすじにもあるとおり、60〜70歳ぐらいの年配な父親が突然20歳の若い女の子を連れてきて結婚するとか言い出す驚くべき年の差恋愛コメディです。
ただし、恋愛映画としての要素というよりも、「新しい家族」になっていく過程を楽しむような作品です。
だから単純に笑福亭鶴瓶演じる父・竜太郎が、中条あやみ演じる早希と結ばれる恋愛要素よりも、江口のりこ演じる優子と早希がどのように家族になっていくのかが物語の核になっています。なぜ竜太郎と早希の2人が結婚することになったのかの理由づけの部分などを、回想を使いながらうまく説明してくれるのも良かったですね。
この映画の面白さは、いかに主人公の優子に感情移入できるかがポイントでしょう。
彼女はコンサルタントとして優秀な仕事っぷりを発揮しながら、突如理不尽な理由でリストラされてしまいます。実績十分な彼女は、引くて数多だと自信を持ちながらも結果的に声もかからず、実家の尼崎に引っ込みニート生活のスタートとなるわけです。
「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の父が能天気かつ楽観的に見守ってくれる環境が、今の彼女にとっては心地が良かったのでしょう。ただ、そんな安定した日々に突然衝撃的なニュースと共に変化が訪れるのです。
いきなり父親が自分よりも19歳も年下の女の子と結婚すると言ってきたら驚くのは当然でしょう。そんな彼女の登場とともに、優子は拒絶反応から交流を図ろうとしませんが、一方で早希はグイグイと家族全員で一緒にご飯を食べることにこだわるのです。
そんな2人がどのように絆を深め、家族になっていくのか、その過程の物語がとても丁寧に紡がれていくので結果的にすごく感動させられました。
あとは笑福亭鶴瓶の実の息子である駿河太郎も出演しているのですが、彼と優子の関係性が個人的には一番刺さったポイントです。
優子は仕事はできるけど友人がいないという性質で、唯一の理解者であり親友として駿河太郎演じる太一が登場するのです。自分自身が追い込まれてしまった時にひとりぼっちだと挽回するのもかなりの精神力が必要になると思いますが、彼のように優しく見守ってくれたり時には叱ってくれたりする存在がいることがどれだけ幸せか…とか考えただけで泣けてきます。
優子と早希の関係性だけでなく、ぜひ優子と太一の関係性にも注目して観ていただきたいです。
②AppleTV+最前線
今回のAppleTV+最前線では、現在配信中もしくは最近配信開始したAppleオリジナル作品をご紹介します。
【おすすめの子どもが活躍するドラマ】
まずは今回の特集タグである「#おすすめの子どもが活躍する映画」に合わせて、Appleオリジナル作品の「おすすめの子どもが活躍するドラマ」をご紹介します。
■ドラマ『エドワードへの手紙』
アン・ナポリターノのベストセラー小説を原作としたドラマで、主人公のエドワードをコリン・オブライエンが演じました。
家族で飛行機に乗ったところ、飛行機墜落事故が起こり191人が死亡。唯一の生存者となったエドワードは親戚の家に預けられますが、彼自身が事故の直前に兄と喧嘩してしまったことや家族で唯一生き残ってしまったことへの後悔の念に駆られることになるのです。
たった12歳の少年が背負うには辛すぎる現実…彼は生き残って”しまった”現実世界において、さまざまな問題と後悔の念と向き合いながら自分なりの答えを探していきます。
新しい家族との過ごし方、友人との付き合い方、街の人たちとの付き合い方など、家族の死に向き合うこと以上に多くの問題と直面していくことになるのです。
全10話で進行していくドラマですが、コリン・オブライエンが実に主役然とした存在感で作品を引っ張っていきます。
■ドラマ『レポーター・ガール』
今回の企画にぴったりの存在がこのブルックリン・プリンスです。
映画好きの人たちにとっては『フロリダ・プロジェクト』の子役と説明すれば「あの子か!」とピンとくるはずです。
父親が記者で、ブルックリン・プリンス演じる主人公のヒルデもジャーナリスト志望。わずか9歳ながら、父親譲りの洞察力と好奇心で、様々な事件に首を突っ込んでいくわけです。
その軸となるのが、あらすじにもある未解決事件。某大人気名探偵漫画・アニメの『名探偵コナン』では、小学生たちが当然のように事件に首を突っ込んでいきますが、本作ではリアリティがかなり重視されており、わずか9歳の子どもが事件に関与することの難しさをきちんと表現してくれます。
さらに、9歳が主人公だからといって子ども向けだと侮るなかれ。ミステリードラマとしても上質で、未解決事件の真相に徐々に近づいていく模様など、とにかく骨太なストーリーラインも面白く、全10話を一気見してしまったほど。シーズン2まで続いていることもあり、その物語の質の高さは僕自身が保証いたします。
【近日配信の新作】
■ドラマ『ダークマター』/2024年5月8日配信開始
■ドキュメンタリー『ハリウッド・コン・クイーン〜前代未聞の詐欺事件〜』/2024年5月8日配信開始
■ドラマ『ビッグシガー』/2024年5月17日配信開始
③「#おすすめの子どもが活躍する映画」特集
さて、今回はこどもの日の配信ということで、「おすすめの子どもが活躍する映画」特集を行います。
X(Twitter)でハッシュタグ募集をさせていただき、たくさんの方に投稿をしていただきました。
今回はEDDIEがおすすめする子どもが活躍する映画10選と、映画好きのXユーザーさんがハッシュタグで投稿してくれた「おすすめの子どもが活躍する映画」をご紹介してまいります。
一応、僕がおすすめする子ども活躍映画の定義は、「子どもの定義は作品の設定上で15歳以下」「2024年日本公開作品は除く」で紹介しようと思います。
【EDDIEが選ぶ#おすすめの子どもが活躍する映画10選】
①ワンダー 君は太陽
②いつかの君にもわかること
③イカとクジラ
④mid90s ミッドナインティーズ
⑤サウスポー
⑥地上の星たち
⑦メイジーの瞳
⑧やさしい本泥棒
⑨マイ・スパイ
⑩海賊じいちゃんの贈りもの
【Xユーザーが投稿する#おすすめの子どもが活躍する映画】
全てを紹介するのは難しいので、気になる方はぜひXの検索窓にて「#おすすめの子どもが活躍する映画」で検索してみなさんの投稿を楽しんでください。
◆フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
◆この茫漠たる荒野で
◆トゥループ・ゼロ 夜空に恋したガールスカウト
◆鉄道員
◆HICK ルリ13歳の旅
◆COP CAR コップ・カー
◆落下の王国
◆ブライトバーン 恐怖の拡散者
◆ホーム・アローン
◆IT イット “それ”が見えたら、終わり。
◆シャザム!
◆テラビシアにかける橋
◆プチ・ニコラ
◆自転車泥棒
◆トムとトーマス
◆フェノミナ
◆パンズ・ラビリンス
◆インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
◆小さな目撃者(1999)
◆私の中のあなた
◆ローラーとバイオリン
◆デビルマン
◆ブラック・フォン
◆スクール・オブ・ロック
◆最終絶叫計画
◆うさぎドロップ
◆世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方
◆ラストサマーウォーズ
◆6才のボクが、大人になるまで。
◆ミリオンズ
◆ブータン 山の教室
◆gifted ギフテッド
◆BECKY ベッキー
◆デューン 砂の惑星
◆A.I.
◆少年(1969)
◆座頭市二段斬り
◆スケアリーストーリーズ 怖い本
◆ロボコップ3
◆デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
◆ダウンタウン物語
◆グッド・ボーイズ
◆まとめ
配信コラムは以上です。
本編は配信アーカイブを聴いていただければと思いますが、やはり子どもが活躍する映画は傑作が多いですね。
今回の企画ハッシュタグも今後の映画鑑賞の参考にしていただけると嬉しいです。
次回は5月19日(日)22時〜の配信を予定しております。
今回もありがとうございました。
▼配信アーカイブはこちらから。