みなさん、こんにちは、こんばんは。
そして明けましておめでとうございます。
新年早々、北陸を襲った大地震や飛行機の衝突炎上事故など、厳しいニュースが続きますが、本年も仕事に配信にと頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のnote記事は僕の𝕏配信スペース「#EDDIEのかく語りき」19回目の配信まとめです。
トピックとしては、AppleTV+最前線で映画『ファミリー・プラン』をご紹介。
EDDIEのピックアップ映画では『笑いのカイブツ』をご紹介します。
さらに、「2024年期待の新作を追え!」と題して、2024年公開予定の新作を簡単に予習していこうと思います。
そして、1月7日が「消救車の日」ということで、𝕏で募集したハッシュタグ「#あなたの好きな人命救助映画」の特集をいたします。
2024年1月7日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第19回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
①AppleTV+最前線『ファミリー・プラン』
今回のAppleTV+最前線では、映画『ファミリー・プラン』を取り上げます。
■映画『ファミリー・プラン』
配信で気軽に自宅で観るにはちょうど良い。
舐めてたあいつがすげーやつだった系スパイアクション映画です。
何よりも家族第一な父親が実は超一流の元殺し屋だったという設定。
マーク・ウォールバーグ主演のコメディということでかなりゆるい作品だと予想していましたが、これが意外に掘り出し物でした。
子煩悩な家庭第一パパという前半と中盤以降からかつて世界を旅していた超一流エージェントの片鱗を見せていきます。
とはいえ序盤からきちんと巧みな編集で見せながら、「実は只者じゃないんじゃないか?」と思わせる見せ方も良かったです。
ウォールバーグ演じる夫ダンと、ミシェル・モナハン演じる妻のジェシカを軸に、長女、長男、赤ん坊の次男という家族構成。
家族に隠し事をしている父親の対比として、子供たちも親とはギクシャクしており彼らも隠し事をしている様子を見せます。
夫婦は円満だけど、子供とはあまりうまくいっていないような感じです。
そしてあることをきっかけに家族に危険が及ぶようになると、通信機器も全て排除して家族で車でラスベガスに向かって走り出します。
ロードムービーとしても楽しめるので、米国横断を通じて家族の絆が徐々に深まっていく様子も良いですね。
後半は直接的に殺し屋から狙われ、アクション具合も増えていきます。ただ家族を守るために元殺し屋の父親が本領発揮、というだけではありません。
家族も戦います。ミシェル・モナハンがここまでコメディリリーフを請け負っているのもなかなか面白いです。
敵側にはマギーQ演じる殺し屋グウェンもいるのですが、この女同士の対決が見もの。だいぶ笑わせられました。
新年初笑い、この映画に託してみてはいかがでしょうか。
②EDDIEのピックアップ映画/映画『笑いのカイブツ』
◆『笑いのカイブツ』
2024年一発目の新作劇場鑑賞が衝撃的でした。
X(Twitter)のTLを眺めていると、賛否は真っ二つという感覚ですが、この作品は主人公に対する共感を求めているようだとちょっときついかもしれません。
一部ネタバレに繋がる表現があるので、未鑑賞の方はお気をつけください。
というのも僕も前半部分は岡田天音演じる主人公のツチヤタカユキを見ながら、「この子大丈夫なのかな?」と心配になったレベル。
ただ、そんな中で映画を観ていくと、確実にこの人は周りに合わせられるような人間ではないと感じました。
すると、松本穂香演じるミカコや菅田将暉演じるピンクとの出会いがあり、彼らとの邂逅をきっかけに人に恵まれている境遇に巡り合います。
とはいえ、そんなチャンスすら潰してしまうのが人間関係不得意なツチヤです。
もうラジオのハガキ職人としてどんどんネタを作ることしか生きがいにないんです。そして”レジェンド”といった称号を与えられることで認められた気になるわけです。
称号を得ることはわかりやすい評価のされ方ですが、結局のところ番組MCが面白いと評価しているに過ぎません。
お笑いの根本である「人を笑わせると嬉しい」のような行動基準が彼にはないのです。
しかし、一つ彼が成し遂げているのはとにかく数をこなすということ。
頭を壁に打ち付けるぐらい、彼の生きがいが同時に苦しみでもあると思うのですが、それでも彼はほんの一瞬の”評価”の喜びを味わうために行動をやめません。
これは仕事でもそうですが、たとえば営業なんかも勝ち方を知るまでは経験則を養うために”量質転化”といってとにかく数をこなせという時期があったりします。
勝ち方を知れば、次に安定した営業成績を残したり、昇進して別の目標がついたり、部下がついたりしていくわけです。
一方、ツチヤの場合はそれでも同じことしかできないので、数をやり続けることしかできません。
ツチヤと対照的な存在として前原滉演じる氏家が登場します。彼はスタッフとの潤滑油としての役割を果たし、ツチヤと同じ構成作家という職業ではありますがスキル以上にその人間関係の構築の上手さで重宝されるわけです。日本のような資本主義社会において生き残るのは氏家のような人間でしょう。
だから、映画などでは主人公の成長が一つのカタルシスにつながったりもするのですが、本作ではそのような成長はありません。だから、観ていると彼のできなさ加減にイライラしてしまう人も出てくるのです。
そんな彼にも光を当ててくれる人がいて、それが仲野太賀演じるベーコンズの西寺です。彼はハガキ職人として活躍するツチヤの存在を知り、自分に連絡をするようにラジオ番組から声をかけます。
この出会いが彼を変える…かというとそんな単純な話にはならないのが本作の面白いところ。
とにかく最後の最後まで”人間関係不得意”でいき続けるからこそ、なかなか大成を果たせないわけです。
そんな夢破れて大阪に戻ってから再会したピンクのセリフが素晴らしいんです。ここに感情の動く瞬間があります。
ツチヤという人間に共感する映画ではありません。しかし、彼のような人間にも信じてくれる人がいるというある意味希望を見せられたわけです。
ここで涙が止まりませんでした。ベーコンズ西寺の存在も同様です。
日本の資本主義社会に淘汰されるしかない彼のような人間でも、人との出会いで生かされている。僕自身も人との出会いで人生が大きく変わったこともあるからこそ、この映画の信じてくれる人との出会いには感情が揺れ動かないわけがありませんでした。
③2024年期待の新作を追え!
改めまして2024年、明けましておめでとうございます!
昨年はハリウッドでストライキが起こるなど、今後の新作映画の不安がよぎりましたがなんとかストライキが終了。
2024年も邦画、洋画などの海外作品と期待作が目白押しです。
このコーナーでは予習がてら、EDDIE的に2024年の年間ベスト級ならびに上半期・下半期ベスト級の期待作品を紹介してまいります。
※なお、2024年1月7日時点の情報のため、あらすじや予告動画など有る/無しの差がある点はご了承くださいませ。
●『アクアマン 失われた王国』/2024年1月12日公開
●『ダム・マネー ウォール街を狙え!』/2024年2月2日公開
●『ネクスト・ゴール・ウィンズ』/2024年2月23日公開
●『コヴェナント 約束の救出』/2024年2月23日公開
●『52ヘルツのクジラたち』/2024年3月1日公開
●『アイアンクロー』/2024年4月5日公開
●『悪は存在しない』/2024年4月26日公開
●『松居大悟監督最新作(タイトル未定)』/2024年5月10日公開
●『ミッシング』/2024年5月17日公開
●『キングダム 大将軍の帰還』/2024年7月2日公開
●『ラストマイル』/2024年夏公開
●『フォールガイ』/2024年夏公開
●『ベイビーわるきゅーれ3(仮題)』/2024年秋公開
●『オッペンハイマー』/2024年公開
●『ジョーカー フォリアドゥ(原題)』/2024年公開
●『スパイダーマン ビヨンド・ザ・スパイダーバース』/2024年公開
●『チャレンジャーズ(原題)』/2024年公開
●『マッドマックス フュリオサ』/2024年公開
●『ミッキー17(原題)』/2024年公開
●『ロード・オブ・ザ・リング ザ・ウォー・オブ・ザ・ロヒアリム(原題)』/2024年公開
●『わたくしどもは。』/2024年公開
●『ドリーム・シナリオ(原題)』/2024年公開
④特集コーナー/#あなたの好きな人命救助映画
さて、年明けから悲しい出来事が立て続けに起こっていますが、僕たちには映画があるということで、今回の特集をやるに至りました。
配信日の1月7日が「消救車の日」ということで、「#あなたの好きな人命救助映画」を企画したというのが経緯です。
さて、あとは具体的にX(Twitter)ユーザーの方々から投稿された作品を見ていきましょう。
●『デイライト』/8票
●『13人の命』/4票
『タワーリング・インフェルノ』/4票
●『バックドラフト』/4票
●『スピード』/4票
●『ワールド・トレード・センター』/4票
●『スパイダーマン2』/3票
●『ポセイドン・アドベンチャー』/3票
●『ハクソーリッジ』/2票
●『ランボー2/怒りの脱出』/2票
●『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』/2票
●『プレデター』/2票
●『ティアーズ・オブ・ザ・サン』/2票
●『プライベート・ライアン』/2票
●『ブラックホーク・ダウン』/2票
●『ボルケーノ』/2票
●『エグゼクティブ・デシジョン』/2票
●『オンリー・ザ・ブレイブ』/2票
●『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE -2人の英雄-』/1票
●『シンドラーのリスト』/1票
●『サンダーバード 劇場版』/1票
●『キャプテン・フィリップス』/1票
●『地獄の英雄』/1票
●『十二人の怒れる男』/1票
●『救命艇』/1票
●『レスキュー』/1票
●『ハドソン川の奇跡』/1票
●『震える舌』/1票
●『インサイド・マン』/1票
●『パウ・パトロール ザ・ムービー』/1票
●『トゥルー・クライム』/1票
●『ハード・ソルジャー/炎の奪還』/1票
●『バーティカル・リミット』/1票
●『エイリアン2』/1票
●『ホット・ショット2』/1票
●『SOS北極... 赤いテント』/1票
●『海猿』シリーズ/1票
●『スパイ・ゲーム』/1票
●『アルマゲドン』/1票
●『戦火の勇気』/1票
●『炎のメモリアル』/1票
●『ロスト・フライト』/1票
●『ラン・ローラ・ラン』/1票
●『アルゴ』/1票
●『ホテル・ルワンダ』/1票
●『ルパン三世 カリオストロの城』/1票
●『デイ・アフター・トゥモロー』/1票
●『ジュラシック・パーク III』/1票
●『ザ・ロック』/1票
●『サンダーバード(実写版)』/1票
●『アシャンティ』/1票
●『パーフェクト・サークル』/1票
●『グロリア』/1票
●『ジャグラー ニューヨーク25時』/1票
●『ミッション:8ミニッツ』/1票
●『スーパーマン』/1票
●『サウンド・オブ・ミュージック』/1票
●『メル・ブルックスの大脱走』/1票
●『ブラックマジック M-66』/1票
●『15時17分、パリ行き』/1票
●『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』/1票
●『ホテル・ムンバイ』/1票
●『ソハの地下水道』/1票
●『守護神』/1票
●『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』/1票
●『マトリックス』/1票
●『ジャガーノート』/1票
●『捜索者』/1票
●『地下水道』/1票
●『大地震』/1票
●『モンタナの目撃者』/1票
●『救命士』/1票
●『トゥルー・グリット』/1票
●『猿人ジョー・ヤング』/1票
●『羊たちの沈黙』/1票
●『クリフハンガー』ほかシルベスター・スタローン出演
◆まとめ
以上、今回も盛りだくさんでお届けしました。
配信の模様は下記のアーカイブにてご視聴ください!
次回配信は2024年1月21日(日)22時〜を予定しています。
次回はゲストをお招きして、翌日の1月22日の「カレーの日」にちなんで「カレー映画」特集です。
どうぞお楽しみに!