みなさん、こんにちは、こんばんは。
まず映画とは関係ないですが、横浜DeNAベイスターズ日本一おめでとうございます!!!
セ・リーグではベイスターズ、パ・リーグではホークスのファンである自分としては推しチーム同士の日本シリーズ対決ということで、少々複雑な気持ちで試合の行方を見守っていましたが、ベイスターズの猛攻が始まると興奮している自分がいました。ということで今回のベイスターズの日本一は心から嬉しいし、祝福の気持ちでいっぱいです。
とはいえ地元福岡の僕としてはホークスも好きであることは変わらないので、来年再びリベンジをしてもらえたらと思います。
さて、前回配信以降では、10月23日にX相互のSAKAさんと地上波秋ドラマに関する配信スペースを実施しました。
『海に眠るダイヤモンド』や『あのクズを殴ってやりたいんだ』など、話題作が目白押しですが、視聴の参考にでも聴いていただけますと幸いです。
あとは10月27日には定期的に開催している映画を観て街ぶらをする「#映画好き大食ブラザーズ」の日でした。この日は立川シネマシティで映画『トラップ』を鑑賞し、その後立川の爆盛り店「PiaPia」にて大盛りスパゲティを堪能しました。
映画『トラップ』については後ほどピックアップ映画にて触れていきます。
続きまして、僕も映画好きアカウントとして活動(?)し始めてはや5年ほどでしょうか。決してシネフィルでもインフルエンサーでもありませんが、初めて自分で応募するタイプでない招待されるタイプの試写会のお声がかかりました。
この度はカルチュアルライフさんありがとうございました。
現地にお伺いする試写会は時間や仕事の都合上参加が難しかったのですが、今回はオンライン試写会とDVDを送ってもらうタイプと選択肢が色々とあったので、オンライン試写会にて協力させていただきました。
鑑賞した作品はルーマニア映画の『おんどりの鳴く前に』です。
上記のXの投稿は公開日を誤ってしまっておりますが、正確には2025年1月24日(金)公開でございます。ルーマニア映画という稀有な作品でもありますので、ぜひご興味ある方は劇場にて。
そして、劇場公開から1周年が経過して横浜のジャック&ベティにて再上映が決定した『女優は泣かない』。昨年の僕の年間ベスト1位の作品でもありましたが、今回劇場で3回目の鑑賞に行ってまいりました。
▼下記は昨年1回目鑑賞時の感想
▼ジャック&ベティでの鑑賞後
オープニングトーク最後の話題は東京国際映画祭、通称TIFFですね。
といっても僕は全然TIFFには参戦しておらず、11月3日に有楽町よみうりホールで上映されたペドロ・アルモドバル監督最新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア(原題)』だけを観てきました。
▼鑑賞後の感想はこちら
ペドロ・アルモドバル監督作品は網羅しているというほど観ていないのですが、『パラレル・マザーズ』が年ベス級にハマったこともあり、最新作をいち早く観られるということで、本作だけ前のめりでTIFFにて参戦してきた次第です。本当に笑えるシーンも多く、会場全体が一体感を持った感覚もあり、日本で再び新作映画として上映されるとなったら絶対に観に行こうと思っております。
2024年11月3日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第36回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
①AppleTV最前線
今回のAppleTV最前線では、近日配信予定のドラマをご紹介します。
【近日配信の新作】
■ドラマ『バッド・シスターズ』シーズン2/2024年11月13日配信開始
▼シーズン1の感想ポスト
■ドラマ『サイロ』シーズン2/2024年11月15日配信開始
▼シーズン1の感想ポスト
■映画『ブリッツ ロンドン大空襲』/2024年11月22日配信開始
■映画『ブレッド&ローズ』/2024年11月22日配信開始
②EDDIEのピックアップ俳優/駿河太郎
続きまして、ピックアップ俳優のコーナー。
僕の好きな俳優・気になる俳優をピックアップしてご紹介。スターからあまり話題にのぼらない方まで、そのときの気分やトレンドなどに応じた俳優をご紹介します。
■駿河太郎
今月は駿河太郎をご紹介。
いやぁ長くバイプレイヤーとして活躍している俳優さんですが、改めて最近の活躍っぷりはすごいなと取り上げさせていただきました。笑福亭鶴瓶さんの息子さんということは有名ですが、芸人や落語家としてではなく、俳優として確固たる地位を築いている駿河太郎さんは以前から気になって仕方がない存在でした。
ここ最近で言うと、最新作『十一人の賊軍』にて米沢藩士の憎たらしい参謀の斉藤主計役として存在感は放ちました。それだけでなく今年2024年は『あまろっく』で主人公を導いていく親友役として個人的に同作のMVP級の印象が残りましたし、『朽ちないサクラ』では森田想の上司の新聞記者・兵藤洋役として出演、そして11月29日に公開予定の『正体』にも出演予定と日本映画界になくてはならない存在として活躍をされています。
2024年の活躍でいうと、Netflixオリジナルドラマ『地面師たち』も無視できません。Netflixのテレビ部門日本トップ1位を6週連続で記録する快挙、そして週間グローバルTOP10でも2位を記録するなど全世界でも話題になった作品です。
豊川悦司演じるハリソン山中が地面師詐欺グループを結成し、超大手不動産会社「石洋ハウス」から100億円もの金を騙し取るというもの。実際に世間を騒がせた2017年の被害額約55億円に上る「積水ハウス地面師詐欺事件」をモデルにしています。
駿河太郎さんはその中でも最初の詐欺のターゲットとなるマイクホームズの真木悠輔社長を演じています。この地面師事件の恐ろしさを語るにあたり、彼の存在はかなり重要でした。
なぜならば、彼は会社の命運を変えるほどの大取引に意気揚々となる一方で、警戒心を解かずにギリギリまで疑ってかかったからです。それぐらい慎重になってもあの土壇場では人間としての欲が出るというものでしょう。駿河太郎さんはそんなビジネスの取引をリアルに見せるのが実に上手く素晴らしい演技でした。
彼は超有名人の息子でありながら、実は若い頃はかなり苦労しました。というのもイギリスでの2年間の音楽留学を経て、20代は売れないバンドマンとして音楽活動を行っていたんです。紆余曲折ある中でもメジャーデビューを果たし、27歳頃に「俳優をやりませんか?」と声をかけ続けてくれたマネージャーの存在があって今があるとのことです。
34歳ぐらいまでは週6~7日バイトを掛け持ちしながら働いており、酒屋、日雇いバイト、コールセンター、イタリアンレストラン、などなど。
今思えばこの経験が、現在のバイプレイヤーとしての表現力の礎になっているんだと思うと納得がいきますね。
▼参考記事
映画やドラマでの活躍はもちろん、彼はテレビCMでもよく見かける俳優なので、今後も幅広い活躍を楽しみに見守っていきたいと思います。
②EDDIEのピックアップ映画/映画『トラップ』『STRANGERS』
◆『トラップ』
手放しで面白いシチュエーションスリラーでしたね!
シャマラン映画は大概好きですが、『ヴィレッジ』以前は停滞期とか言われていたぐらいなのと、近年も出来不出来の差が激しかったりとなかなか評価が安定していませんでした。
しかし、今作については手放しで褒めてあげても良いのではないでしょうか。『シックス・センス』で受けてしまったどんでん返しばかりを期待されるようではシャマラン監督も辛いでしょう。
今作は決してどんでん返しなどで評価を高めるタイプではなく、スリラーとしてのストーリー進行が実に見応えがあり、ずっと楽しく観られました。
なんといってもジョシュ・ハートネットですよね。
一見娘にも慕われる優しいパパという様相ながら、実は連続殺人犯のサイコキラーであるという真実。そこまでがあらすじで明かされた状態で始まるので、我々鑑賞者は殺人鬼であるヴィランの視点で映画を観ることになるんです。
娘のご褒美に超有名アーティストのライブ会場の良い席のチケットを取って来てみたものの、なんだか厳かな警備が張り巡らされていて、どういうことだ?と。
情報収集してみると、このライブ会場に殺人犯ブッチャーが潜んでいる!だから警察はこのライブで殺人犯を捕まえようと重警備しているのだと。
さぁ主人公の殺人鬼クーパーは大ピンチ。もはやライブどころではありません。しかし、娘の同行で来ているという成約がある中で、いかにこのライブ会場から安全に脱出するかというミッションを実行していくわけです。
次から次に差し迫る危機。この危機が殺人犯が捕まってしまうという危機なので、ぶっちゃけ捕まってしまえと思ってしまうと終わりなんですが、不思議と殺人鬼であるクーパーがどうやって脱出するのだろうかって方に興味が行ってしまうんですね。これがエンタメマジックですよ。
倫理的・道徳的にアウトでも映画だから許される。映画の中では面白いものを見せてくれ、と。そんな期待に今回はシャマラン監督がバッチリと応えてくれています。
もちろんお決まりのようにシャマラン監督自身も出演しているので、未鑑賞の方はどこで出てくるかはお楽しみに。今回はかなりわかりやすいので、シャマラン監督の顔がわからないという人以外は誰でもわかると思います。
そして、今回キーパーソンがライブを開催する有名アーティストのレディ・レイヴンを演じるサレカ・ナイト・シャマランです。さすが本業歌手ということもあり、ライブパフォーマンスといい、映画の中でのスター性といい素晴らしい存在感でした。
父シャマランが娘とともに何かを作り上げたい一心で思いついた企画を2人でともに作り上げたというエピソードも良いんですが、それが実にエンタメ映画として抜群に面白いものに仕上がっているというのがたまりません。
ちなみに僕は観ていませんが、シャマラン次女のイシャナ・ナイト・シャマランの『ザ・ウォッチャーズ』はかなり不評なので、やや不憫でもありますが、今回の『トラップ』に出演しているのは長女のサレカ・ナイト・シャマランの方なので勘違いしないようにご注意を。
次は次女イシャナで良作リベンジを果たしてほしいものですね。
▼前回配信コラムではシャマラン特集をしています
◆『STRANGERS』
”strange”=奇妙な、不思議な
”stranger”=他人、よそ者、見知らぬ人
黒沢清監督が「現代ホラーのスタンダード」だと絶賛したという触れ込みと、僕の大好きな佐藤玲が出演しているということで鑑賞しに行った本作。
想像以上に見応えのあるサスペンススリラーに仕上がっていました。
人間、誰しも一度はなりたい誰かになりきる、という意識をしたことがあるのではないでしょうか。一時的にでも憧れの俳優の仕草を真似してみたり、仕事で憧れの先輩を真似してみたり、一体本当の自分とは何なのでしょうか?
今作はそんな”自分”というアイデンティティを問う作品になっています。
主人公の直子は婚約者がいながらも、倦怠期でしかも派遣で働く低収入労働者という設定。生活にはかなり苦労をしてそうで、なかなか満足いく生活を送れているとはいいづらい。
彼女の勤める会社に、遅刻や無断欠席の常習犯で不思議な魅力を持つ山口紗季という女性がおり、彼女はひょんなことから彼女と親しくなっていきます。
そして突然彼女はある出来事を境に、山口紗季になりきって彼女の代わりにマッチングアプリでいろんな男性と出会いを重ねていくという日常を手に入れていきます。山口紗季になりきるという状況を少しずつ受け入れていき、徐々に彼女は見た目や服装、化粧など、全てが山口紗季化していくのです。
間違いなく日常が輝き出した彼女、しかし彼女には不穏な無言電話が繰り返しかかってきたり、謎のアザが腕にできたり、上から突如植木鉢が落ちて来たりと不思議な出来事が次々と巻き起こっていくのです。
さて、本当の自分って一体何?自分の幸せって何?そして我々が目にしている彼女は一体何者なのか?と謎が謎を呼ぶミステリーのような構成になっています。
不穏な撮影や、劇中に出てくる不快な音など、それが最終的に伏線として回収されていき、最初と最後が繋がった時不思議な達成感を味わえるような仕掛けにもなっていて、なかなか面白いです。
2024年11月3日現在は東京・渋谷のシアターイメージフォーラム1館のみの上映。ただ1館だけでは勿体無いぐらいに出来の良い作品だと思うので、気になる方は是非とも今作を鑑賞して盛り上げていただき、全国に広げていっていただければと思います。
④「#あなたの好きなトム・ハーディ映画」特集
さて、今回のメイン企画「#あなたの好きなトム・ハーディ映画」特集です。
まずは俳優トム・ハーディについて簡単にご紹介しましょう。
まずは企画のきっかけとなったトム・ハーディ主演最新作『ヴェノム ザ・ラストダンス』のご紹介です!
■映画『ヴェノム ザ・ラストダンス』/2024年11月1日公開(一部10/25より先行上映)
さて、ここからは投票の集計結果の発表です。
今回、Xで「#あなたの好きなトム・ハーディ映画」というタグを作って募集をしたところ、合計 投稿をいただきました。みなさんありがとうございました!
1作品これぞというトム・ハーディ映画を選出いただいた作品には3点、順位をつけて複数作品を選出いただいた場合は1位の作品に3点、2位に2点、3位に1点、複数の好きなトムハ映画を順不同で選出いただいた作品にはそれぞれに1点とポイントを割り振ってランキングを作ってみました。
では、ランキングを発表していきます!
■同率9位『ダークナイト ライジング』/7点
■同率9位『クライム・ヒート』/7点
■8位『ダンケルク』/9点
■同率6位『欲望のバージニア』/10点
■同率6位『インセプション』/10点
■5位『レジェンド 狂気の美学』/14点
■4位『ウォーリアー』/16点
■同率2位『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』/18点
■同率2位『ブロンソン』/18点
👑1位『マッドマックス 怒りのデスロード』/26点
◆まとめ
配信コラムは以上です。
改めて皆さんの熱いトム・ハーディ愛が確認できてとても楽しい企画になりました。
さて、次回配信は11月17日(日)。11月15日に『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』が公開されるので、それに関連した企画でも考えようかなと思っています。企画は発案したらまたXにてポストしますのでよろしくお願いします。
下記にアーカイブを残しておきますので、リアルタイムで聴けなかった方は是非とも聴いてください。