マンスリー オオタニサン 11月号
ワールドシリーズ制覇!今シーズンを最高のフィナーレで締めくくってくれました。昨シーズンまで所属していたエンゼルスでは、いくらホームランを打って、安打を重ねてもチームの勝利が遠く、投手で好投しても後続が打たれて勝ちを消されたり・・・。
それが強豪、ドジャーズに入り「勝つこと」が宿命のようなチームでプレーしている大谷選手は、今まで以上に輝いていました。それだけ「勝利」というものに飢えていたのかも知れません。シリーズ制覇した後の会見時、ベッツとフリーマンについてどう思うか聞かれた際
「今までもすばらしい選手の皆さんと野球をやらせてもらって本当に野球観というか、自分の野球の技術も上げてくれるようなすばらしい選手たちと野球をやらせてもらって、フレディとムーキーはもちろんそうですけど、1番から9番までオフェンス面で言えば自分の仕事をプロフェッショナルにこなしていく、そういう選手たちが集まっていたと今考えてもそう思います」
とコメントしています。
大谷選手が所属チームでチャンピオンに輝いたのは、2016年の北海道日本ハムファイターズでの日本一。2023年のWBC。そして今回のワールドシリーズ制覇。これから勝ちを重ねて、連覇を続けてドジャーズの黄金時代を築いてくれる。そんなことを予感させるようなシーズンでした。
まずはケガを治し、腕のケアもして、来季また素晴らしいプレーで世界の野球ファンを魅了してくれるのを楽しみにしています。