マンスリー オオタニサン 7月号
大谷選手が高い確率で活躍する6月が終わりました。打率293、29安打、12本塁打、24打点と素晴らしい成績です。
振り返ると、2021年6月が打率309、25安打、13本塁打、23打点。2023年6月は打率394、41安打、15本塁打、29打点をたたきだし、この両6月で月間MVPも獲得しています。
6月の活躍について、大谷選手は「シーズンに慣れてくるのもそうですし、シーズンの中でいいところ、悪いところ、いろいろ改善しながらちょうどそういう波が来やすいのかなとは思う」とコメントしています。
大谷選手の活躍も嬉しいですが、6月は大谷選手を痛烈ファウルボールから救ったバットボーイのエピソードも心温まるものでした。
6月26日のホワイトソックス戦において、強烈なファウルボールがベンチに飛んできて、バットボーイのハビエル・ヘレラさんは素手でもって両手でキャッチ。背後にいた大谷選手は避けたものの、キャッチしたヘレラさんに気付くと、感謝を伝えました。
このエピソードですっかり有名になったヘレラさんは、20歳から18年、ドジャーズの用具係とバットボーイを務め、背番号94のユニフォームを着用しています。私たちファンは、ついつい選手のプレーのみに目を奪われてしまいますが、私たちが見ていないところ、気づかないところにおいて、ヘレラさんのようなスタッフがチームを支えている事実を再確認することができました。
大谷選手はヘレラさんがマスコミから取材を受けている様子を自身のインスタグラムのストーリーに「MY HERO!!」と投稿。今後のテレビ観戦、少し視野を広げて観察しようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?