奈良の夕日の良さ
タイトルのままですが、僕は奈良の良いところを他県や初対面の人と話す時は、夕日を挙げます。もちろんこれは、他所と比べて良いという話ではありません。そこまでいろんな土地に出向いているわけではないので。なので僕自身の中で見ると、すごく良いという意味です。
では何が良いという決め手となっているかというと、空の広さです。奈良は60m以上の高さの建築物がありません。さらに総じて低い建築物が多数を占めています。なので都市部でも空が広く感じます。
駅前でもこんな感じです。つまり高台に足を運ばなくてもあらゆる場所から広い空、夕日を眺めることができます。
大阪から奈良に引っ越してきて感じたのは、空が身近な事でした。家を出て少し歩くと広い空から降り注ぐ夕日を前進に浴びることができます。
奈良公園なんかは最適な場所です。
さらに興福寺周辺だと
このように広大な夕日を楽しむことができます。
それだけではありません。
空が広いと夕日のグラデーションがよりはっきりと見えます。また、都市部でも池や川などが身近なので、それに伴って下を向いても夕日が楽しめます。
いかがでしょうか。古代の日本人もこのような夕日を眺めていたのかなと思うと感慨深いものがあります。夕暮れ時は30分ほどしかありませんが、この30分で悠久の時の流れを感じることができるということは幸せなことだと思います。19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案したジャネーの法則で、「時間の心理的な長さは年齢に反比例する」とありますが、夕日を浴びて散歩をすることで、瞑想のような効果を得られるので、テクノロジーの進化で毎日目まぐるしく進んでいく時間の中で、このような体験は、自身の時間の流れに対する感覚をリセットすることができます。まだ奈良を訪れたことが無い方は是非、奈良の夕日を味わってみてはいかがでしょうか。きっと素晴らし体験ができると思います。
僕はよく”奈良時間”と表現するのですが、また奈良で感じた時間の流れに関しても詳しく別の投稿でお話しようと思います。
それでは次回の投稿でお会いしましょう。
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