上京したらネットワークビジネス(マルチ商法)に誘われた話。
みなさん、こんにちは、こんばんは。
初めましての方は初めまして坂井と申します。
題名にもある通り、今回は私の体験談を話してみようと思います。
「まだ、勧誘を受けたことないよ!」
っていう人もこういうこともあるんだなと頭の隅に置いていただければと思います。
まず初めに
ネットワークビジネス(マルチ商法)とは、
健康食品などの商品やサービスを契約して、その組織の勧誘者となり、別の人に商品を売って紹介料などの報酬を得るビジネス手法だ。
似たようなビジネス手法としては、ネズミ講がある。
違いとしては、ネズミ講は違法だが、ネットワークビジネス(マルチ商法)は合法。
ただし、ネットワークビジネス(マルチ商法)は、目的を隠して勧誘してくることが多く、実際に儲かるのは一部の人だけ。
ほとんどの人が借金をかかえ、友人も失う。
これだけ聞いたら、普通やらないでしょ?と思ったあなた。
次章から、実際に勧誘を受けた私の体験談を述べていきます。
フットサルサークルの勧誘を受けた
上京して間もないころ、会社の同僚から、
「土日にフットサルしてるから来る?」と誘われた。
当時は、関西から上京して間もないこともあり、会社以外に友人や知り合いもいなく、”フットサルを通じて誰かと仲良くなりたいな”と思い、そんな気持ちで参加した。
いざ参加すると、好印象な人が多く、年齢も比較的若い人が多かったため、フットサルが終わり次第、飲み会をしたりして、話が盛り上がって楽しかった。
そんな楽しいフットサルにほぼ毎月顔を出した。
もちろん、当時の私は、それがネットワークビジネス(マルチ商法)の
勧誘であることを微塵も思っていなかった。
(会社の同僚から誘われたこともあって安心していた)
勧誘のきっかけは一つの本から
毎月フットサルに顔を出していると、いつも絡んでくれる人から、
「この本面白いよ、読んでみなよ?」と勧められた。
勧められたのがこの本、「金持ち父さん貧乏父さん」である。
Amazonのレビューを見てもわかる通り、ネットワークビジネス(マルチ商法)の入門本として勧められることが多いようだ。
もちろん、その当時の私はそんなことをつゆとも知らずに読み、タメになる本だなと思って読んだ記憶がある。
テーブルゲームの誘いも受けた
本を読んだことを報告すると、今度は、”テーブルゲームをするけど参加しないか”と誘いを受けた。
その時にはすでに、フットサル以外にプライベートでも付き合う仲だったため、その延長線上かなと思い、何の疑いもなく参加した。
(もちろん、無料ではなく参加費は、3000円~4000円ぐらいだった)
実際にプレイしたゲームはこちら。「キャッシュフロー101」である。
このゲームは、ラットレース(働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態)から抜け出すためにはどうすればよいか学ぶためのゲームで、ゲーム内でラットレースを抜け出すと、参加者全員で「おめでとう!!」など言いあって、会場は異様な雰囲気だったのを覚えている。
スゴイ人の紹介
テーブルゲーム参加後に、スゴイ人に会えるんだけど、興味ない?と、誘われたため、どんな人だろうと素直に思い、会うことになった。
某都内のマンションの一室に招かれて、そのスゴイ人と話すことになったが、ラットレースを抜け出しビジネスも成功しているという。
ビジネスに興味ないかと誘われたが、詳しいビジネスの内容は教えてくれない。それに、稼いでいるという割に、住まいのマンションはかなり狭いものだった。
その当時の私は、大口叩いてる割にそんなものなのかと思い、正直にそのことを言ったら、勧誘されなくなった。
それ以降、フットサルで絡んでいた人とも疎遠となり、なんだったんだろうとその後自分でネットで調べたら、ネットワークビジネス(マルチ商法)だったことに気づき、関係を断ち切った。
勧誘してくる人に言いたいこと
まず、言いたい。「勧誘してくるな!」と。
それに、最近は別の手法でビジネス勧誘してくることもある。
このケースだと、宗教勧誘とあるが、同じようなケースでビジネス勧誘を受けることもある。
素直に人と仲良くしたいと思っている人に対して、失礼だと思わないのだろうか。
また、一部の喫茶店で、ビジネス勧誘が温床となり、注意の張り紙がされるところもあった。
ネットワークビジネス(マルチ商法)をやりたいなら人を巻き込まずに勝手にやってくれと思う。
最後に
私の場合は、ビジネスに誘わる前に関係を断つことができたが、ビジネスにかかわると、多額の借金を負わされることもあるようだ。
勧誘者は、好印象な人が多く、年齢も比較的若い人が多いので、何も知らずにイベントに参加しがちだが、例の本を紹介されたら、ヤバいと思うようにしたほうがいい。
関係も躊躇わず切るようにしたほうがよいと個人的には思う。
みなさんもこのような勧誘があれば、ぜひとも気を付けていただきたい。
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