音楽は楽曲購入してデータファイルにタグ付けして管理するのが良いよね

近年では音楽ストリーミングサービスが盛り上がりを見せており、そちらで聞く人が増えているようですね。世界中の多くの楽曲を聞くことができ、レコメンド機能の精度も上がっているようで、その利便性はここに書くまでもないです。

それでも、楽曲を購入してローカルで管理されている人もまだまだ多いと思います。私もその一人です。

私は『Spotify』も使用しておりますがあくまでサブ利用で、メインはCDで楽曲を購入し、FLACファイルとしてデータ変換して曲を聴いています。

サブスクは購入するために利用するサービス

安くてたくさん聴けるサブスクだけで完結させず、なぜわざわざ楽曲を購入するのか?

それは、アーティストを応援するためです。

嘘です。嘘ではありませんが、サブスクしてそのアーティストの再生回数に貢献することでも応援自体はできると考えているので、それが理由ではありません。

ストリーミングサービスでは、マイナーな楽曲が取り扱われていないことや、プレイリスト管理が煩雑になることが主な理由です。特に、利用サービスを変更した際に面倒そうなので、ローカル管理するのが安定です。(音質に関しては自己満だと考えているので割愛します)

なので、ストリーミングサービスは新たな楽曲との出会いや、購入を検討している楽曲の試聴の場と言う位置付けにしております。

ストリーミングサービスで「出会い」「試聴」

楽曲購入して「好きな曲のみ」をオートプレイリストで「聴く」


近年では、アニメのサントラなんかも無料で聞くことができるので、購入前の試聴として Spotify は使い勝手が良いです。

(『ゆるキャン△ SEASON2』が始まりましたね。サントラが待ち遠しい)

↑こちらの『ゆるキャン△』1期のサントラは、Spotify では40トラックとなっていますが、CDではオリジナルドラマが9トラック入っており全49トラックありますので、気に入った場合はやはり購入をオススメします。

ただ、オートプレイリストを作成してシャッフル再生する際にはドラマのトラックは省きたいですよね。

とはいえ「ジャンル」や「評価」などを使用するだけでは、多くの楽曲を管理する上でどうしても自由度が下がってしまいます。

楽曲管理には音楽データの「コメント」を利用

これまで色々試してきましたが、現在の管理方法について簡単にまとめていきます。

まず、私の利用環境についてですが、2つの異なるソフトウェアを使用しております。

【MusicBee】
 ・Windows用(家庭内の据え置きPC)
 ・CDからの楽曲取り込み
 ・FLACデータの管理・再生
 ・MP3データへの書き出し及びデータの同期
【HF Player (iTunes)】
 ・iOS用(モバイル)
 ・iTunesで管理
  ※PC側の管理としてはiTunesを用いているので、以下iTunes。
 ・MP3データの再生

本来であれば、OS間でシームレスに利用可能なソフトウェアを使うべきでしょうが、楽曲管理のメインとして MusicBee を長年愛用しており、他に気に入ったものに出会えていないので、未だ MusicBee を使用しています。ただ、このソフトは Mac 及び iOS に対応していません。

そのため、iTunes でも管理する必要があるのですが、最低限に留めたいものです。となると、特にプレイリストは条件をいじるだけで抽出されるオートプレイリストに頼りたい!となってくる訳です。

結論から言うと、管理には楽曲データの「コメント」タグを使用します。

(過去に試した際、MusicBee と iTunes 間の共通項目である「グループ」というタグファイルでは同期できませんでした。この項目は、ファイル側ではなく、ソフト側で利用されている項目なのか、あるいはFLAC→MP3変換時に削除されてしまうのか。いずれにせよダメなようだったので同期可能な「コメント」タグを使用するようにしました。)

具体的には、自分がオートプレイリストで使用するであろう項目の頭にスラッシュを付けて羅列しています。

(例1)邦楽バンドの楽曲
  /Domestic/Band
(例2)ゲームのBGMでアコースティックな楽曲
  /Inst/Game/Acoustic
(例3)ラジオ音源
  番組名/Radio

何曲もタグ付していくと、自分の好みの傾向が見えてくるので、さらに容易になっていきます。

ただ、今自分がやっている羅列式では、管理タグを変更する際の書き換えがやや面倒なので、引き続き良い管理方法を探っているところです。

デジタルデータはタグ管理

音楽に限らず、デジタルデータはファイルの種類毎にタグで管理していく方が楽になっていくでしょう。

iOSで写真を撮ると、場所や人物を自動でタグ付してくれたりしますね。(私は勝手にタグ付けされるのはキライなので、無効化していますが。)これを自動ではなく、簡単に純正アプリで手動でタグ付できれば管理に利用したいです。

また、Mac の Finder にはタグ機能が存在します。昔はフォルダ構成や階層に拘っていましたが、フォルダやファイル自身にタグ付して管理できるようになっていくと色々と捗りそうです。

そして最近では異なるデバイス間でシームレスに利用できるサービスが増えてきました。よくお世話になっている Google Spreadsheet や、この note の記事もそうです。ファイルの場所が何処かを問う方がナンセンスで、URLやファイル名で直接管理するのが当たり前の時代になってきました。そこにタグ管理も機能するようになってくると、もはやフォルダという概念は薄れて行くのでしょうね。


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(追記)ポッドキャストでも話しております。いつもどおり前談長めです。

【#131】音楽に限らずローカルクラウド全てのデータファイルをタグで管理できるようになると良さげですね。

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